秋晴れの今日、多聞館では玄関先の松、もみじなど庭木の剪定を行いました。
木々には、一年の間に延びた枝葉がこんもり。
夏の日差しを遮るには都合がいいのですが、最近ではちょっとだらしなく感じられていました。
作業に当たっていただいたのは町内の野口造園さん。
毎年来ていただいているおなじみの職人さんふたりです。
時折爽やかな秋風が通り抜ける晴天の中、木々の枝葉がつぎつぎに刈られてさっぱりとなっていきました。
謡曲などでは長寿の代名詞のように使われる「松」。
今年も剪定が終わり、ひととせの命を長らえたことを実感した秋の夕暮れでした。