多聞館では今年も、おひな様を飾りました。
例年通り、明治の押し絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛、あわせて、錦絵(にしきえ)と花鳥図の屏風も飾りました。
コロナ禍で鬱屈とした世の中だからこそ、雛人形に明るい世の中や厄難消滅への願いを託したいと思います。
当館ご宿泊のお客様限らず、多くの方にご覧いただき、庄内の習わしに従い、お雛様に手を合わせていただければと思います。
ただ、諸般の事情により、見学に際しては、お電話、メール等により、事前のご連絡をお願いいたします。
お雛様見学と併せて、お食事の用意も承ります。
お雛御膳、精進料理いずれもお一人様2200円(税込み)、4名様以上にて承ります。ご利用の2日前までお申し込みください。
※なお、お雛様の展示は4月5日(月)までの予定です。
日本海側の広い範囲に記録的な大雪をもたらした発達した低気圧は、ようやく東の海上に抜けたようです。
ここ数日は、山形県内でも、連日のようにドカ雪が降り、除雪作業に追われる日々でした。電車や飛行機も多くが運休となり、まさに陸の孤島状態でした。
ようやく天気が落ち着き、屋根を見上げてみれば相当な積雪になっており、慌てて雪下ろしを依頼しましたが、すでに予定が詰まっていて、10日ほど先になるようです。連日の大雪のために、雪下ろしも一気に始まったようです。ここ手向の雪下ろしは職人さんたちが、基本的には山手(上)の方から、家の造りや家人の関われる程度などを考慮して順番を決めて作業してくれているので、あとはお任せしておくしかありません。
ただ、低い屋根やひさしなどは雪がたまりやすい上、雪下ろしの際には高い屋根の雪をそこに落とすことになるので、大屋根の雪下ろしの前にある程度落としておく必要があります。これが「プチ・雪下ろし」です。
多聞館の場合は、表玄関の屋根と増築した喫煙室、数カ所のひさしが「プチ・雪下ろし」の対象です。
「プチ」とはいえ、安全のため「かんじき」を履いての作業です。
昨シーズンはほとんど雪がなかったのでほぼ2年ぶりの作業でしたが、すぐにに感覚を取り戻し、雪質も下ろしやすかったこともあり、1時間ほどで作業を終えました。
明日からは気温が緩み、雨も入って雪のかさはぐっと減りそうですが、その分重たい雪になりそうです。
家屋や構築物などに被害が出ないように気をつけたいものです。

2021年、令和3年の年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨夜、NHKの「行く年来る年」の冒頭、まさに比叡山延暦寺の除夜の鐘が撞かれたちょうどそのとき、「羽黒山冬の峰」の満願を迎えた先途松聖とその一行が、法螺の音と「勝った!勝った!」の掛け声とともに下っていきました。
コロナ禍のため、例年とはガラッと変わった松例祭となり、長年この祭りに関わってこられた位上・先途両松聖にとってはさぞ、感慨深いことだったろうと感じました。

新型コロナの感染状況は収まる気配がなく、まだしばらくは世界的な戦いが続くことは確実です。
その中でも、当館としては、社会の公器としての旅館の役割を果たすべく、精進して参る所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

コロナウィルスに右往左往した2020年もあと2日。
例年よりは少なめの積雪でここまできましたが、予報によると、大晦日から元日にかけて数年に一度クラスの寒波が襲来し、日本海側では相当な降雪が見込まれるとか。
移動などの際にはくれぐれもご注意ください。
年末年始、Go To キャンペーンが全国で停止されたこともあり、多聞館でも昼食のツアーや宿泊予約のキャンセルが相次ぎました。
とはいえ、リピーター様を中心に大晦日は満室のご予約をいただくなど、おかげさまでそれなりに忙しく年の瀬を過ごしております。
そのような通常業務に加えて、今日30日は恒例の「餅つき」を行いました。
多聞館では正月飾りの鏡餅に加え、元旦のお客様に雑煮としてお出しする丸餅も自前で用意しています。

例年の半分ほどの量ですが、三度に分けて機械で撞き上げ、丸めました。
合わせて厨房では当地の正月料理の下準備も進められました。
また、玄関や館内の松飾や床の間の掛け軸の交換なども例年通りに行いました。
さらに明日からの降雪に備えて、館内各所に「補助柱」も設置しました。これは、雪の重みで建具が動かなくなるのを防ぐために建物の柱と柱の間に仮の柱を立てるものです。経験的に、雪の重みが影響すると分かっている場所を選んで立てますが、それでも建具がきつくなって開かなくなれば雪下ろしのハザードランプ点灯です。
こんなことをあれこれしている間に、外では予報どおり、暴風雪が吹き荒れ、羽黒の冬らしくなってきました。
今夜の「年取り」ではお客様と同じく、「納豆汁」で温まろうと思います。
岩手テレビの人気番組「夢・見る・ピノキオ」で多聞館を紹介してくださるということで、本日その撮影がありました。
当地の精進料理の取材を、ということでしたので、ちょうど入った舞茸やかのか、あけびやもって菊などを使った精進料理を用意して撮影していただきました。
番組では、戦国の上杉氏の武将、本庄繁長を取り上げると伺っていたので、庄内地方の支配を巡る戦国の武藤、最上、上杉などの関わりをかじってみたのですが、もともと基礎となる知識がなさすぎて、消化できませんでした。当館の取材とは直接関係なかったので、歴史の勉強は早々にあきらめて、藤沢周平の短編小説「残照十五里ヶ原」を読んでお茶を濁しました。
郷土の歴史はこれから少しずつ勉強して行きたいと思いました。
放送は10月25日(日)午後11:25~(再放送は10月30日(金)午後4:20~)とのことです。
岩手県の皆様、ぜひご覧ください!
お知らせしておりましたとおり、国の「Go To トラベルキャンペーン」について、多聞館では参画事業者として認定されたオンライン宿泊予約サイトと旅行業者の商品を経由した予約についてのみ割引対象となる宿泊業者として登録しております。(※お電話やホームページからのご予約は割引対象となりませんのでご注意ください。)
宿泊予約サイトのじゃらん、楽天トラベル、るるぶトラベルでは、本日(7月30日)よりキャンペーンの割引(宿泊代金の35%)がはじまり、当館のすべての宿泊プランが対象になっております。
当館の場合、プラン料金、割引率はどのサイトも同じです。それぞれのサイトによって、割引を受けるための手続きが異なっていますが、いずれのサイトでも、オンライン上の簡単な手続きで割引を受けられますので、対象となるお客様にはぜひ、ご利用をお勧めします。詳しくはご利用になるサイトでご確認ください。
(なお、ブッキング・ドットコムも今後、Go To キャンペーン参画を予定している旨、連絡がありました)
・じゃらん⇒こちら
・楽天トラベル⇒こちら
・るるぶトラベル⇒こちら
(玄関前も川になっていました)
昨日7月28日の山形県の集中豪雨は、最上川の氾濫をはじめ多くの被害をもたらしました。
鶴岡市内でも河川の氾濫で住宅地の浸水被害が生じました。
このような情報は全国ニュースでも報じられ、多くの方々にお見舞いのご連絡を頂きました。
心より感謝申し上げます。
当館ではすぐそばを流れる堰が昼過ぎから数時間に渡って溢れ、道路が冠水しました。
その濁流は当館の床下に激しく流れ込み、そして当たり前のように反対側に流れ出てていきました。
当館ではこのように床下浸水ですみましたが、近隣の床の低い住宅などでは被害が大きかったようです。
この堰は私が記憶にある範囲ではここ50年で、40年ほど前に一度氾濫しただけでしたが、ここ10年内には7~8回氾濫し、近隣住民にも毎回被害を与えています。
温暖化などで雨の降り方が変わったのか、上流の土地利用や雨水管理が変わったのか分かりませんが、数年前に市が改修工事を行ったにもかかわらず堰の氾濫は繰り返されています。ただ、その改修工事では不十分である旨は工事後に再三行政に伝えており、議会でも取り上げられましたが、根本的な対策は取られていません。同じように大雨のたびに水害を繰り返している箇所がここ手向には少なくとも3箇所はあります。景観整備などよりも優先されるべき問題ではないでしょうか。
梅雨時の大雨、秋の大雨、さらには雪解け時期の大水と、年がら年中水害の恐怖におびえていなければいけない、高齢者の多い過疎地域の人々の暮らしに、行政に携わる方々にはもっと想像力をもって関わっていただきたいと改めて感じました。
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