報告
本日(6月2日)、わたくし土岐彰は櫻田由紀との婚姻届を提出してまいりました。
今後は女将と力をあわせて、多聞館の業務に励んでまいります。
お客様、地域の皆様、親族の皆様、日頃からお付き合いいただいております全ての
皆様には、今後もかわらぬご指導、ご助力のほど、よろしくお願い申し上げます。
多聞館 土岐彰
本日(6月2日)、わたくし土岐彰は櫻田由紀との婚姻届を提出してまいりました。
今後は女将と力をあわせて、多聞館の業務に励んでまいります。
お客様、地域の皆様、親族の皆様、日頃からお付き合いいただいております全ての
皆様には、今後もかわらぬご指導、ご助力のほど、よろしくお願い申し上げます。
多聞館 土岐彰
駐車場では2年前に植樹した八重桜、紅白の花桃が10輪ほどずつ花を咲かせています。
そんな春の花と同時に、庭先では初夏の花たちが咲き始めました。
スズラン、ツツジ、オダマキ、ドウタンツツジ・・・
ギボウシは葉を茂らせ、山椒は若葉が芳香を放っています。
今年の春の訪れは遅く、歩みもゆっくりとしていたので、とうとう夏に追いつかれたようです。
羽黒にも、生命力に満ちたいい季節が到来です。
訪れも歩みも遅い今年の春ですが、このところようやく気温も上がってきました。
多聞館にはご近所さんたちが採ってくる春の山菜が集まってきています。
早かったのはアザミ。
雪の消え際から採ってくる柔らかい葉はケンチンにぴったりです。
次は赤コゴミに青コゴミ。
赤コゴミは胡麻和えなどに、青コゴミはお浸しや天ぷらと相性がいい山菜です。
それからコシアブラ。
こちらは最近人気の山菜で、天ぷらやお浸しがいいようです。
最近はたらの芽も届きます。
まだ蕾のものは天ぷらに、開いた葉はお浸し等にも使います。
ほかにもワラビ、ゼンマイ、ウルイ、笹竹・・・・。
春はまさに山菜の季節。
比較的お宿もすいているこの時期はお客様に特にお勧めの季節です。
山頂から下り、鍛冶小屋跡で拝し、ちょうどお昼には牛首に至りました。
その頃には風も弱まり、時折青空ものぞく天気になり、同行者皆で弁当を広げての昼食となりました。
付近には、スキーヤーの方たちの姿も見受けられました。
その後は最終目的地の湯殿山に向けての下りです。
山先達さんが判断したルートで山、谷を下っていきました。
途中では今にも崩れそうな雪庇があったり、雪崩の痕が見受けられたり・・・
ハラハラドキドキしながらの谷下りになりました。
慎重に最後の澤を渡り、開山準備に忙しそうな湯殿山に着いたのが午後2時。
ちょうど10時間の行程でした。
湯殿山本宮で登拝者全員でご祈祷し、参籠所にて御神酒をいただいて、出羽三山神社が用意してくださったバスで一路羽黒山へ。
羽黒山山頂では行者全員で記念撮影を行い、本日の参籠所である羽黒山斎館に到着しました。
翌朝、斎館でおにぎりを頂いた後、6時半には参籠者全員が三神合祭殿前に集まり、神官によるご祈祷を受けました。
その後、行人一行は羽黒山の参道を下り、社務所で宮司さんの出迎えを受けたのち、氏子達が待つ各集落へと帰っていきました。
昔は、各集落で月山を望める高台(坂迎え場)で行われたのが「坂迎え」でしたが、今でもその伝統が続いているのは、ごくわずかな集落のようです。
私の集落では、氏子さんたちと共に烏崎稲荷神社に集い、春山行の報告とご祈祷を行い、その後は「直会」となりました。
氏子皆が、無事に神を迎えたことを率直に喜んでいたようでした。
各地で遅れ気味だった農作業も、ようやく本格的に始まってきたようです。
出羽三山の神々に見守られながら、豊かな収穫に恵まれますように祈念しております。
5月4日未明から、手向地区の恒例の行事「春山代参」に参加し、月山~湯殿山、そして羽黒山を参拝してきました。
「御行様」と呼ばれる各集落を代表する行人達10名ほどに、地元の山岳救助隊の隊員達10名ほども訓練として同行しました。
例年よりも残雪が多く、除雪作業が遅れているため、登山道の3合目から上り始めることになりました。
天候は穏やかで上々の出だしでした。
雪が多いため、登山道に関係なく、雪の上をまっすぐに上っていくので、時間はかかりませんが、足には結構応えました。
途中、5合目あたりでご来光を拝み、6合目の避難小屋では小休止。
そこからは急坂が続き、いっぱいいっぱいの状態で7:00に8合目の参籠所に到着。
ここでは昨日から神社職員の方々が出迎えの準備をしていてくださいました。
中の宮を参拝後、御神酒と温かいお汁をいただきながらの朝食で、体力も回復して出発しました。
その後も雪の急坂を、弥陀ヶ原、一の岳、仏生池、大峰・・・と上り続けました。
9合目を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなり、風が強まってきました。
顔には冷たいあられが吹き付けてきました。
視界も悪く、ときには立ち止まることもありましたが、11時過ぎには頂上に到着できました。
屋根だけが出ている月山本宮に灯明と酒を供え、行人一同でご祈祷しました。
(つづく)
手向(とうげ)地区に古くから伝わる行事に「春山代参」というものがあります。
これは手向の各集落の代表者がまだ雪の多く残る早春の月山に上り、山の神を里に迎えるという行事です。
集落を代表して登拝する人たちは「御行様(おんぎょうさま)」とよばれ、山行きの数日前からは身を清め、穢れを慎み、肉魚を口にしないなど、精進潔斎してのぞみます。
また、その間朝夕には出羽三山の神々に見立てた御幣や掛け軸に向かって祈願します。
今年は、私も春山代参者の一行に加わることになっています。
明日の登拝をまえに、今日は代参者全員(21名)が早朝の三神合祭殿に集まり、祈願をした後、団長や山先達などの役員を選出し、明日の登拝についての打ち合わせを行いました。
今年は例年よりも残雪が多く、厳しい春山行になりそうですが、代参者全員が無事に務めを果たしてくるように気をつけて行って参ります。
今日は冷たい雨が降る中、ここ手向(とうげ)の氏子が総出で羽黒山参道の掃除と道路・水路などの改修をする「祓川普請」が行われました。
早朝から氏子達は羽黒山に向かい、10に分けられたそれぞれの受け持ち区域を掃除しました。
途中の五重塔周辺にはまだ残雪がありましたが、思っていたよりは少なかったです。
私の地区(下長屋町)の受け持つ二の坂上から三の坂下には全くありませんでした。
杉や雑木の落ち葉、枯れ枝を熊手や竹ホウキなどで掃除すること約2時間。
参道は見違えるようにきれいになりました。
帰る頃には雨も上がり、石段は洗われたように光っていました。
二の坂の茶屋も営業が始まっていました。
一の坂の上の桜は今が見頃です。
きれいになった羽黒山にぜひお参りにいらっしゃいませんか?
『出羽三山』ー羽黒山・月山・湯殿山を総称する出羽三山は御開山より1400余年。
今なお多くの人々の信仰を集める山岳信仰の聖地です。
多聞館は出羽三山の主峰・月山の麓、羽黒山の門前でお客様をお迎えして11代300年。
今までもこれからも、多聞館は出羽三山と共にあゆむお宿です。
多聞館はもとは『宿坊 多聞坊』でした。
先々代(9代目)の土岐多聞が、広く一般のお客様に開かれた宿にしたいと願って『旅館 多聞亭』とし、その後『旅館 多聞館』と改めました。
宿坊多聞坊から旅館多聞館へ、その名を変えても、出羽三山を訪れるお客様をお迎えする『おもてなしの心』は変わりません。
多聞館の建物は大正時代の純和風建築です。
お出しするお料理は地元の食材・伝統の調理法を大切にした郷土料理です。
長い年月、多くのお客様と刻み続けてきた宿の記憶に、みなさまとの新たな思い出が加えられますように・・・。
ご予約・お問い合わせはお電話で⇒0235-62-2201
出羽三山・羽黒山門前 旅館 多聞館(たもんかん)
〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向(とうげ)115
鶴岡公園内にある桜の基準木(ソメイヨシノ)で昨日(18日)、開花が確認されました。
平年より5日遅いそうです。
鶴岡公園はかつて歴代の庄内藩主が居城を構えた場所で、「日本さくら名所百選」にも名を連ねています。
最近では映画「花のあと」のロケも行われました。
先週辺りから、公園内ではぼんぼりや露店の準備も進んでいました。
一方、植樹から2年経った多聞館の桜はというと・・・
ようやく周囲の雪がとけたとはいえ、まだ雪囲いも外されていません。
少ない花芽も固く閉じています。
八重桜でもともとソメイヨシノよりは開花が遅いですから、ゴールデンウィーク明けにやっと咲き始めるかな?といった感じです。
日本全国で場所を変え、種類を変えながら次々に咲いていく桜の花は、きっと人々の気持ちを和ませ、元気付けてくれることでしょうね。
昨秋、時期を間違って芽吹いたふきのとうを鉢植えにしていただきましたが、花を咲かせること無くそのまま冬を越していました。
それが今、多聞館の玄関先で次々に花を咲かせています。
大震災以来、時間が止まってしまったような感覚があるのですが、季節は確実に移っています。
記録的な大雪だったこの冬の記憶も、大震災の衝撃ではるか遠くに追いやられましたが、雪解けの後に見えてくる雪囲いの損傷は、間違いなくこの冬のものです。
雪囲いの撤去作業は例年より1ヶ月近く遅れそうです。
玄関の脇や裏口など、屋根の雪を下ろした場所にはまだ多くの雪が残っていますが、このところの陽気に目に見えて減っていきます。
秋に植えておいたチューリップも芽をそろえながら日々成長しています。
ユキノシタも花芽をつけています。
悲しみや辛さをじっとこらえている方々にも、困難な作業に尽力されている方々にも、同じく季節は巡っていきます。
次に巡り来る季節への希望が、今を生きる力になってほしいと祈っています。
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