2013年7月24日 (水)

出羽三山講中~月山登拝

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今日は未明から、出羽三山講中の先達として月山に行ってきました。

「講中」というのは、地域や特定の集団において、出羽三山の参拝を目的として組織された人の集まりです。

出羽三山講中は、東北一円はもとより、北関東、千葉、北陸地方など、東日本の広い地域に古くから広がっています。

その出羽三山講中が出羽三山を訪れた際に、山の案内や祈祷、供養のお世話をするのが「先達」です。

 

今回、私が案内したのは、宮城県の「仙台市荒井出羽三山講」の皆さんです。

こちらは、多聞館が多聞坊という宿坊であった頃(50年以上前)からお世話させていただいている講中です。

月山登拝に先立ち、昨日は羽黒山でご祈祷と、供養を行いました。

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そして今日は、朝4時にバスで出発し、月山八合目へ。

バスを降りると、、月山山頂を目指す方々は、弥陀ヶ原の中の宮での参拝に留める方々と別れて、先達の私を先頭に出発しました。

心配していた天気も良好で、弥陀ヶ原の中の宮での道中安全祈願、一の岳での休息、仏生池(九合目)小屋での朝食、行者返しと呼ばれる難所、頂上付近の大雪渓などを経て、無事、頂上の月山神社に到着しました。

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途中には雪渓が2箇所。

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一つ目は九合目手前の一の岳。

50メートルほどで、ロープに添って歩けばすぐに渡りきれます。 

 

 

 

 

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もうひとつは頂上手前の大雪渓です。

2~300m続きますが、傾斜が少なく、難なく歩けます。

雪上を歩くのが苦手な方は、少し上を歩けば雪渓を完全に避けられます。  

 

 

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月山山頂では、大江禰宜のご奉仕によるご祈祷、塔婆を供えての先祖供養を行い、講員の皆さんは万感を胸に留めながら帰路につきました。

月山神社を出たところでは、昨日多聞館に同宿されていたお客様と出くわし、記念撮影をご一緒しました。こんなところにも強いご縁を感じました。

 

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山を下る途中では、先達に導かれて次々に上ってくる講中や、登山・トレッキングツアーの一行、さらには学校行事で月山登山に来ていた地元の羽黒第一小学校の児童たちとも行き会いました。

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天候に恵まれたおかげもあってか、行き会う皆さんは一様に明るい表情で挨拶を交わしてくれました。

終盤、小雨も降りましたが、終始レインウェアーは着ずに済みました。

下で待っていてくれた講員の皆さんに出迎えられて、無事参拝を報告。

道中での四方山話に花を咲かせながら、バスで月山を下りました。

 

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このような講中の多くは、毎年出羽三山参拝に訪れ、決まった宿坊・旅館などに宿をとって出羽三山を参拝されます。

そのため、講員と宿は親戚以上の付き合いだともいわれます。

東日本大震災の影響や講中の高齢化などのために、多くの講中で継続が困難になっているのは否めません。

しかし、「講中的」な人の結びつきや心の拠り所としての山と神仏、そしてその仲立ちを請け負う「宿坊的」な存在は、今の世の中でもなお重要な役割を果たせるのではないだろうか、と日頃から感じています。

今日はそんな思いを新たにした一日でした。 

 

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2013年7月18日 (木)

山形県も梅雨明けまぢか

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今日の未明から朝にかけ、庄内地方では雷を伴った激しい雨が降り続きました。

各地で浸水や土砂災害があった模様です。

多聞館の脇を流れている堰は、今年の春までに改修工事を行ったおかげで氾濫することはありませんでしたが、一時は上限すれすれまで増水し、ものすごい勢いで流れていました。

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例年、梅雨の明ける直前にはこういった豪雨がつきものです。

山形県を含む東北南部の梅雨明けは平年で7月25日頃。

今年は各地で平年より1~2週間も早く梅雨が明けていることからも、この雨が上がる今夜には、山形県も梅雨明けとなるような予感がします。

いよいよ月山夏山のベストシーズン到来です!

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2013年7月16日 (火)

羽黒山 花まつり

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7月15日(月)、羽黒山山頂において、「花まつり」が行われ、私も「若者」として奉仕してきました。

この祭りは、五穀豊穣や家内安全を祈念する出羽三山神社の例祭です。

午前9時から、山頂の各所で、黒川能高寺八講などの芸能が奉納されました。

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Cimg3408 同じ頃、祭りに奉仕する若者達は補屋(しつらえや)に集まり、「刺し串」という料理と御神酒で気合を入れていきます。

 

 

 

Cimg3414 三神合祭殿での神事に引き続き、正午頃から月山、羽黒山、湯殿山それぞれの大神を移した三基の神輿と、稲の花の造花で飾られた献燈(花梵天)が境内を廻りました。

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この献燈の花には五穀豊穣や家内安全に格別のご利益があると言い伝えられており、境内にはこの花を手に入れようと待ち構えるお客様が大勢集まっています。

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若者達がこの献燈をゆっくりと倒すと、観客は我先に花を奪い合います。

境内を廻り終わった献燈はすっかり丸裸にされています。

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花まつりが終わると梅雨明けもまじか。

出羽三山は夏山参拝シーズンの盛りを迎えます。

 

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2013年7月14日 (日)

羽黒山花まつり 子供みこし巡行

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明日の羽黒山例大祭「花まつり」を前に、今日は門前町手向(とうげ)の小中学生による子供みこし巡行が行われました。

五穀豊穣を祈願する祭りということで、各集落のみこしは稲の花を模した造花で飾られています。

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みこしのパレードは羽黒山参道入り口の随神門から手向のまちを下ります。

その後各集落に戻り、家々を「わっしょいわっしょい!」と飛び跳ねて回ります。

その際に頂く「お礼」は、子供達にとっての楽しみなお小遣いとなるのは昔からの風習です。

 

明日は花まつり本番。

羽黒山山頂において、午前中から伝統芸能などの奉納が行われ、正午頃からは、出羽三山の神々をそれぞれ移した三基の神輿と、花で飾られた祭燈(花ぼんでん)が境内を巡行します。

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2013年7月 9日 (火)

国宝羽黒山五重塔ライトアップ 7月13日(土)~

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この夏、羽黒山参道の谷間に凛とそびえる国宝羽黒山五重塔が、ライトアップされ夜間一般公開されることになりました。

これは来年に開催される「山形デスティネーションキャンペーン」のプレイベントの一環として行われるものです。

先日の地元関係者への説明会に続き、今日は報道関係者への説明会が現地で行われました。

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参道入り口の「随神門」、そこから続く石段、途中の末社が柔らかな灯りに照らされ、懐中電灯を持たずに進めます。

300mほど進むと、正面に山内随一の巨木「爺杉」(国指定天然記念物)、そしてその奥には国宝の五重塔が浮かび上がります。

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暗闇の中に浮かび上がる塔の姿は日中のそれとは全く印象が変わります。

水の音、風の音、虫の声をBGMにしながら眺めていると、束の間の幻想の中に引き込まれていくようです。

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今年の羽黒山国宝五重塔夜間一般公開(ライトアップ)は、

7月13日(土)~9月16日(月) の 日没~21:30まで

高校生以上の入山者お一人に付き¥300の協力金をお願いいたします。

(集まった協力金の半分は震災復興のために寄付し、半分は事業費の一部に充てます)

 

ぜひ、多くの皆様にご覧頂きたいと思います!

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2013年6月25日 (火)

月山道路開通情報

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山形県のHPによると、羽黒山方面から月山8合目に至る「県道月山公園線(通称「月山道路」)」は、6月26日(水)午前10時に全面開通しました。

急なカーブが連続し、道幅の狭い箇所もありますので、どうぞお気をつけて通行してください。

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2013年6月17日 (月)

月山筍初採集

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今日は、早朝から月山に筍採りに行ってきました。

今年は残雪が多く、また、春先の低温続きも影響しているのか、巷では自生の月山筍の遅れが嘆かれていました。

実際、15,16日の「鶴岡ふうど駅スポ2013」に私達の「出羽三山精進プロジェクト」が提供した仕出し弁当でも、かねてから決まっていたメニューの「月山筍の素焼き」と「月山筍ごはん」を担当してくれていた「食事処いしい」さんでは、食材となる自生の月山筍の確保にたいへんご苦労されたようです。

そんなこんなの話を聞いていたので、今年初めての月山筍採りとなる今日は、山の様子を見ながら少しでも採れればもうけもの、くらいの気持ちで山に入りました。

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案の定、例年よりかなり多い残雪でした。

その分、採集できるエリアも限られます。

それでも、例年の今頃よりも強い日差しを受けながら、なんとか大小取り混ぜながら3貫目(約12キロ)ほどの月山筍を背負うことが出来ました。

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収穫した月山筍はさっそく今夜お泊りのお客様にお出しするとともに、家族の食卓にも、素焼きや天ぷらにして上りました。

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やはり、栽培物とは一段、味と香りが違います。

自生の月山筍のシーズンはごく短く、例年7月上旬までです。

その後は、瓶詰めや缶詰めで採れたてを保存したものを、通年使います。

まさに「今が旬」の貴重な食材の自生の月山筍です。

多聞館ではこの時期、羽黒の食文化ご堪能プランでご宿泊のお客様に、月山筍の素焼きや天ぷらなどをお出ししております。

どうぞ、ご利用くださいませ。

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2013年6月15日 (土)

鶴岡ふうど駅スポ2013~精進料理の仕出し弁当提供

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本日、鶴岡駅前の広場で開催された食のイベント「鶴岡ふうど駅スポ2013」に、私達の「出羽三山精進料理プロジェクト」から「仕出し弁当」を提供いたしました。

当館と各宿坊、食事処のメンバーがそれぞれ用意した一品を持ち寄り、手際よくパックに詰めていきました。

やっと採れ始めたばかりの自生の月山筍、アカミズ、フキ、ワラビなどの山菜料理に、ごまどうふや巻き油揚げ、湊揚げなどの伝統料理、デザートには羽黒産のさくらんぼも添え、彩りよくまとめ上げました。

 

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運び入れた駅前の会場には、特設のステージが設けられ、様々な伝統芸能が賑やかに披露されていました。

その周囲に張られたテントやビル内では、地元の食材を使った様々な飲食物が販売され、多くのお客さんで賑わっていました。

用意した仕出し弁当は完全予約制で、ほどなく受け渡しは完了しました。

明日は、荘内神社で開催されるイベントに同様の仕出し弁当を提供いたします(こちらも完全予約制です)。

今回の「鶴岡ふうど駅スポ2013」で提供した仕出し弁当には、「出羽三山精進料理プロジェクト」に参画している各施設でご利用いただけるクーポン券もお付けしております(有効期限本年11月末)。

ぜひ、ご利用ください。

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2013年6月 7日 (金)

「鶴岡ふうど駅スポ2013」参加~精進料理仕出し弁当の試作会

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6月15(土)と16(日)に開催される「鶴岡ふうど駅スポ2013」に、私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」精進料理の仕出し弁当で参加します。

参加を決めてから、これまで何度か話し合いを重ねて準備してきましたが、5日(水)夜には実際に弁当のサンプルを作って試食会を行いました。

それぞれのメンバーが担当する料理を持って多聞館に集まり、料理の性質や味、色合いなどを話し合いながら、容器に詰めていきました。

このような過程が、メンバー相互の学び合いともなり、よい刺激にもなります。

結局、若干の変更を加えて、「これでいこう!」という献立が最終決定しました。

 

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その後は、メンバーみんなで試食会。

メンバーが丹精籠めて用意してくれた料理に箸も進み、夕食を済ませてきたという方々も含めて、皆さんほぼ完食でした。

シーズンが始まったばかりの天然の月山筍をはじめ、出羽三山精進料理の伝統の一品一品を、心を籠めて調理するし出し弁当を自信を持ってお勧めいたします。

今回の「鶴岡ふうど駅スポ」での精進料理仕出し弁当の提供は、完全事前注文とさせていただきます。

15日(土)は鶴岡駅前のマリカ広場特設会場ブースでの受け渡し 11:30~13:30(限定50食)

16日(日)は荘内神社でのイベント参加者の昼食としてのお届け  11:30頃~   (限定50食)

料金は¥1500(税込み)です。

 ご予約は ⇒ TEL 0235-29-1287 鶴岡食文化産業創造センター まで

 

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2013年5月21日 (火)

ガラス磨き&網戸の掃除

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厄介なスギ花粉や黄砂の時期はできるだけ窓を開けないように、と心掛けていましたが、当地でもようやくおさまってきたようです。

そうなると急に窓ガラスや網戸の汚れが気になってきます。

というわけで先日から、多聞館ではこの時期恒例のガラス磨きと網戸の掃除を行っています。

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業者さんに頼めば一気に済むのでしょうが、連休後の比較的落ち着いた時期なので、空いた時間を利用して自分達でやっています。

きれいになった窓ガラスには木の影がきれいに映り、網戸からは爽やかな初夏の風が入ってきます。

残りは半分ほど。

今週中には館内全ての窓ガラスと網戸がきれいになる予定です。

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