お雛様を飾りました
2月27日(日)、多聞館では恒例の雛飾りを行いました。
明治の押絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛、あわせて様々な人形・玩具、錦絵の屏風も展示しています。
新型コロナウィルス感染症の流行がいまだ収まらず、ご宿泊のお客様も例年になく少なくなっている状況下、取りやめや規模縮小も考えましたが、逆に、このようなときこそ、気持ちを明るくし、お越しのお客様にもできるだけ喜んで頂きたいと言うことで、例年通りの雛飾りを行いました。
そういえば昔から、家で不幸があった年でも雛人形を収めてある箱を空け、人形を外に出しなさい、といわれていましたが、それは単に人形の保存のためだけでなく、人の心持ちにも思いを致した教訓だったのかもしれません。
知り合いの方にお願いして都合して頂いた啓翁櫻も雰囲気を盛り立ててくれています。
本年の多聞館の雛飾りは4月3日(日)まで無料公開しております。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。
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