2026年5月 6日 (水)

春山代参・坂迎え

5月4日から5日にかけて、「春山代参」に参加してきました。これは羽黒山の門前町手向(とうげ)の各集落の代表ら(行人)が、雪深い月山に詣で、山の神を里へと迎える伝統行事です。行人たちは各自、七日間程度の精進潔斎をした上で、白装束を纏い、竹の杖、持鈴を持って月山山頂をめざします。

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行人は各集落において、家並みの順またはくじで選出されます。

私の住む下長屋町では、家並みの順に2名が選ばれます。私は今回が4度目、前回から7年目の行人です。4回とも先輩の山本秀幸さんと一緒です。また今回団長を務められた小林庸高さんとは今回を含めて3度ご一緒させていただないただはじいており、御縁を感じます。

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行人は総勢19名。氏子会が用意してくれたマイクロバスで、除雪の済んだ六合目まで行きましたが、そこは暴風雨で視界も数メートル。しかも予報ではさらに天気が悪化する見込みとのこと。皆の合議で登拝は断念し、そこで遙拝することにしました。

その後、下山しましたが、参籠までには時間がたっぷりあるので、叶宮と湯殿山を参拝することに決まりました。

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湯殿山は開山前でしたが、開山の準備に当たっていた太田禰宜、中野権禰宜のご厚意により、正式参拝を取り計らって頂きました。不思議と、神拝の間には風雨が弱まり、このときだけは雨具無しでいられました。

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その後羽黒山に戻り、末社、本殿を拝し、記念撮影を行ってから参籠所の「斎館」に入りました。夕食までの時間は皆が車座になって、様々な話に花を咲かせました。

夕食は斎館の「精進料理」。心づくしの料理と御神酒を頂き、早々に就寝しました。

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翌朝、斎館のおにぎりを食べて出発。

合祭殿の濡れ縁に整列して、日供祭に参列して春山行の報告を行い、神札を受けました。

その後、皆で石段を下り、社務所で報告と神拝を行った後、それぞれの集落に帰りました。

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かつては各集落に月山を見晴らせる「坂迎え場」があり、そこで住民たちが行人を迎え、神事や直会を行っていたそうですが、その形式を保っている集落は1つになったようです。私の下長屋町では烏崎稲荷神社に集まって、春山行の報告と神事を行っています。

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悪天候のため、過去3回の春山代参とは大きく異なった行になりましたが、小林団長を始め、素晴らしいメンバーに恵まれて、楽しく、学びの多い春山代参となりました。

行人の皆様、お世話になった神社関係者と手向氏子会の役員の方々に心より感謝申し上げます。

※天気に恵まれ、登拝の叶った前回(2019年)の春山代参・坂迎えの記事は⇒こちら

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2026年4月16日 (木)

いでは観光ガイド研修会

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午年は羽黒山の御縁年です。

古来より、御縁年にはより多くの参拝者が羽黒山に詣でたといいます。

今年はその午年御縁年。去年から羽黒町観光協会はもちろん、行政や観光事業者も協力してそのPRに励んでいます。

その中で、羽黒町観光協会では、羽黒山の魅力についてより深く知っていただこうという事業を企画しました。

六,七,九,十月の午の日に、いでは観光ガイドの会所属のガイドさんに羽黒山山頂境内をじっくりと案内していただくという企画です。お一人様500円で各日25名限定です(事前予約優先)。

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これまでも、いでは観光ガイドの会では羽黒山山頂のガイド事業を行ってきましたが、団体ツアーが中心でした。そこで今年は個人のお客様へ対象を広げ、内容も深めながら来年度以降の活動に生かしていこうという企画です。

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今日はその準備として、いでは観光ガイドの会会員の皆さんと一緒に、現地での研修会を開催しました。始めに、いでは観光ガイドの会会長の田村さんを案内役として、ポイントごとの説明を確認しました。

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その後、出羽三山神社学芸員の渡部さんに、これまで案内する機会の少なかった「霊祭殿」と「千佛堂」を案内していただきました。

田村会長のガイドでは、通り一遍の話だけでなく、個人的な知識や体験も織り交ぜた話を聞くことができ、お客様も喜ばれるだろうなと感じました。また、渡部学芸員のお話は内容が濃く、とてもすべてをお客様に話すことは出来ないものの、その中からガイドさん各自がかいつまんでお話しされれば、お客様の満足度が高まるだろうと感じました。

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羽黒町観光協会では、午年御縁年に多くのお客様にお越し頂くと共に、羽黒山の魅力を十分に味わって頂きたいと願っております。

このガイド企画が、そのきっかけになれば嬉しいです。観光で羽黒山を訪れるお客様はもちろん、羽黒山に興味のある地域の方々もぜひご参加ください。

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この企画についてのお問い合わせ・お申し込みは

羽黒町観光協会⇒ TEL 0235-62-4727

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2026年3月30日 (月)

雪囲い外す

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3月30日(月)、多聞館では雪囲いを外す作業を行いました。

作業に当たってくれたのは月山仏生池小屋の主人の工藤さんです。

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雪囲いの設置には2人で3日かかりましたが、外す作業は2人で1日で完了しました。

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雪囲いを外した後は、外周りの掃除やガラス磨き、花壇・鉢植えの管理など、様々な仕事が目白押しです。

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比較的に宿泊されるお客様の少ない今の時期、春先特有の作業に追われる日々が続きそうです。

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2026年2月13日 (金)

観光PRイベントのお知らせ

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2月17日(火)に、東京駅丸の内南口のKITTE地下1階 「東京シティアイパフォーマンスゾーン」において、鶴岡市・出羽三山の観光PR イベントを開催します。

詳しくは⇒こちら

本年午年が羽黒山の御縁年に当たることから、これを契機に、出羽三山を含めた鶴岡市の魅力を知って頂き、多くの方にお越し頂くきっかけにして頂く事を目的としたPRイベントです。

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当日は午前11:00から17:00頃まで、会場内のブースにおいて観光PRや特産品の販売を行うほか、11:30~12:10には羽黒町観光協会と鶴岡市、出羽三山神社、正善院がステージに並び、それぞれPRを行います。ちなみに、出羽三山神社からは羽黒派古修験道の山伏が、正善院からは羽黒派修験道の山伏(大先達)が登壇しますが、この両派の山伏が揃って登壇するというのは極めて珍しい機会です。

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(羽黒派修験道)

近時、出羽三山や鶴岡市は多くの国内外のメディアに取り上げられ、旅行先として高い評価・感心を頂いております。まだ訪れたことのない方の中にも、ぜひ訪れたいと思っていらっしゃる方や、なんとなく気になっているという方も多いのではないでしょうか。

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(羽黒派古修験道)

そのような方には今回のイベントは情報収集のいい機会になるかと思います。個人的な旅のご相談などにもできる限りお対応したいと思っております。ぜひ会場に足をお運び頂きますようご案内申し上げます。

なお、15:00~16:00は旅行関係の業者様を中心としたステージを予定しておりますので、ご了承ください。

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2026年2月 7日 (土)

立春、雪下ろし

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2月4日(水)、多聞館では雪下ろしを行いました。

近年は降雪量が少なかったので、4年ぶりの雪下ろしです。

月山佛生池小屋主人の工藤さんを中心に、これまでにも何度か来ていただいている方たち4人で作業を行っていただきました。

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この冬は厳しい冷え込みがなかったので、氷のような固い層はなかったようですが、雨が入ったりしたので、下のほうには重い層が厚くあったようでした。また、ここ3日ほどに振った新雪もかなりのボリュームがありました。下ろし終わってみれば相当な積雪量だったことに改めて驚きました。

工藤さんたちとの話では、ここにきて急に雪下ろしの依頼の連絡が立て込んできたため、なかなか回り切れない状況だそうです。この地域で雪下ろし作業に当たれる人が減ってきていることも拍車をかけているようです。そういえば今時点で雪下ろしを終えた家はそれほど多くないように感じます

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この日はちょうど立春。母は、「立春に猫の足がくぐるほど雪が降ると大雪になる」ということをよく言いますが、そろそろ春の兆しが見えてきてほしいものです。

雪下ろしに当たってくださった皆様、ご苦労様でした。

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2026年1月 2日 (金)

明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。

令和8年(2026年)の年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸を心より祈念申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 (多聞館館主)

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ここ羽黒山の門前町手向(とうげ)ではこれまで雪のない12月でしたが、大晦日の未明から激しく降り続き、ほんの数時間で景色が一変した、

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あわてて、除雪のために駐車場の半分をロープを張って閉鎖したり、カラーコーンを片付けたり、雪の重みで建具がきつくなる場所に補助柱を立てたり・・・。ただでさえ忙しい年末なのに急な仕事が増え、さらには日に二度三度の除雪作業もあって、大忙しの大晦日となりました。

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今年は午年、羽黒山の御縁年です。古来より、参拝の御利益が格別の年といわれております。

多くの皆様にお越し頂きますよう、心よりお待ち申し上げております。

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2025年12月12日 (金)

羽黒山スキー場安全祈願祭

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12月12日(金)、羽黒山スキー場の安全祈願祭が行われました。

前夜からの降雪で、ゲレンデにはうっすらと雪に覆われていました。

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祈願祭は、佐藤鶴岡市長、五十嵐議会議長を始め、多くの来賓・関係者の参列のもと、出羽三山神社の佐藤権禰宜を祭主として行われました。

私も、羽黒町観光協会、出羽商工会を代表して玉串を奉納し、シーズン中の安全を祈念して参りました。

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羽黒山スキー場のオープンは12月20日(土)です(詳細は⇒こちら)。

多くの皆様のご来場をお待ちしております。

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2025年11月23日 (日)

出羽三山神社新嘗祭

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小春日和に恵まれた11月23日(日)、羽黒山山頂の三神合祭殿において開催された新嘗祭に参列してきました。祭殿には多くの関係者や、篤信者が参列していました。

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新嘗祭は、その年の収穫を祝うとともに翌年の豊作を祈願する神事であり、出羽三山神社では5月8日の祈年祭、7月15日の花祭と並んで例大祭とされています。

11時の祭典に先立ち、参列者の代表として、佐藤聡新市長が挨拶をされました。

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祭典では、阿部宮司による祝詞奏上のあと、倭舞(やまとまい)も厳かに奉じられました。

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神事の後の直会が開催された斎館の門前には、「冬の峰」で百日の行に入られている手塚・高城両名の名前を記した梵天が立てられていました。

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その斎館をはじめ、羽黒山山頂では冬支度がだいぶ進んでいました。

全山雪に閉ざされる日がそこまで近づいている羽黒山の、穏やかな新嘗祭の一日でした。

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2025年11月15日 (土)

松の勧進始まる

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こここ羽黒山の門前町手向(とうげ)をかわきりに、本日より「松の勧進」が始まりました。

これは、大晦日に羽黒山山頂で開催される松例祭の費用を勧進するために、羽黒山伏たちが庄内一円に出向いて寄進を募るものです。

松例祭に向けて百日の行に入っている位上・先途ふたりの「松聖」の命を受けた羽黒山伏たちは、法螺を吹き鳴らしながら家々を回り、お札を配りながら寄進を募ります。この松の勧進の法螺貝の音は、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。

松の勧進が始まると、年末の松例祭に向けてかけ足で時間が過ぎていきます。

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2025年10月20日 (月)

月山道路冬季閉鎖

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羽黒山方面から月山八合目(弥陀ヶ原)に至る県道211号月山公園線(通称月山道路)は、10月20日(月)15:00に冬季閉鎖されました。

通行の再開は例年、6月下旬です。

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