館内情報 Feed

2025年5月 2日 (金)

五月、ゴールデンウィーク

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日々の慌ただしさにかまけて、気がつけば五月。

こちらのブログの更新も三月一日の「雛人形の展示始めました」以来、滞っておりました。

食事処の飾りもお雛様から兜飾り・武者人形のタペストリーに替わっております。

あちらこちらでブログの更新を楽しみにしているというお声を頂いていながら、ご期待に添えずにいることをお詫び申し上げます。

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暑さと寒さを繰り返しながら夏へと向かって行くのがこの時期ですが、昨日は急に気温が上がり、当地でも20度以上になりました。その余韻が今日も続いています。多聞館の駐車場の遅咲きの八重桜も一気に花を殖やしました。

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また、阿部さんのサクラソウも花盛りを迎えています。クンシラン、シンビジウムも花芽を膨らませてきたので、あわてて表に出して水をたっぷり与えました。

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庭のユキノシタ、ギボウシ、スズランも一気に丈を伸ばしています。

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ツツジも花芽を膨らませ、ドウダンはすでにいくつか花を咲かせていました。

Imgp0156 羽黒山の門前町手向では、ゴールデンウィークの混雑緩和対策として、公共施設や宿坊などの駐車場を昼の時間帯に観光客の方々に開放する施策を講じています。

臨時駐車場のマップは→こちら

当館でも三カ所の駐車場を全面的に開放しています。混雑状況は天候にも左右されるので、今年はそれほどの混雑には至らないかと思いますが、羽黒山にお越し頂いたお客様には、これらの臨時駐車場をご活用いただき、門前町の散策などもお楽しみいただければと思います。

皆様、安全で楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

※なお、多聞館はゴールデンウィーク期間中、おかげさまで満室となっております。

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2025年3月 1日 (土)

雛人形の展示始めました

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多聞館では本日より、恒例の雛人形の展示を始めました。

当地でも珍しい明治時代の押し絵雛、大正時代の古今雛、昭和の現代雛、そのほか様々な人形やおもちゃ、錦絵の屏風に六曲一双の花鳥図屏風など、例年通り、賑やかに飾っております。

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ご宿泊のお客様にご覧頂くだけでなく、一般の方にも無料でご覧いただけます(事前にご連絡ください)。

展示は本日3月1日(土)から4月6日(日)までです。

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2025年1月 9日 (木)

大雪

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ここ羽黒では昨夜から雪が強く降り続き、多聞館の周辺では今朝までには30㎝ほど、その後、夜までにさらに20㎝ほど積もりました。

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つい昨日まで、北陸や東北北部の大雪のニュースを見ながら、どうしてこちらではそれほど降らないのだろう?などとのんきに話していたのですが、一夜にして景色が一変しました。

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午前中、玄関や駐車場の除雪の後、館内のあちらこちらに急いで「補助柱」を立てて回りました。これは雪の重みで襖がきつくなって開かなくなったり、ゆがんでしまったりするのを防ぐために柱と柱の間に立てる仮の柱です。長年住んでいると、どれくらいの積雪だとどこの襖がきつくなるとか、どこの戸が開かなくなったら雪おろしをしなければ、などということが経験で分かっています。補助柱も立てる場所が決まっているので、場所ごとに決まっている柱を10本ほど立てていきました。

ちょっと邪魔にも感じますが、それにまさる安心感です。

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急な大雪に少しだけ慌てましたが、積雪量は例年のこの時期にしてはまだまだ少ないでしょう。

冬はこれからが本番です。

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2024年12月 8日 (日)

雪の季節始まる

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今夜は路面が白くなるような降雪がありました。

いよいよ、雪の季節の到来のようです。

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多聞館では12月に入ってから、建物と庭木などの雪囲いを行いました。

いつも作業に当たってくれている月山佛生池小屋の工藤君といっしょに、3日間で終えました。

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その前には、玄関の鉢植えを屋内に移動したり、車のタイヤを交換したり、館内ではお客様の寝具を冬用に交換したり・・・。天気予報を睨みながら、バタバタしていましたが、降雪までにギリギリ間に合ったようです。

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この前の冬のように、暖冬で雪も極端に少なければ厳重な備えは不要なのでしょうが、そんな希望的観測にすがるわけにはいきません。毎年、想定される最大限の大雪・寒波を前提に準備をすることになります。そして、雪国の経済はそのような前提で回っているという側面もあります。

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今週末には羽黒山スキー場のスキー場開きも行われます。

年末の羽黒山松例祭にも雪は不可欠です。

除雪作業に当たる人たちも用意万端でしょう。

一生活者としては極端な大雪は勘弁願いたいですが、雪国の生活を潤す程度の雪が待ち望まれる時期になりました。

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2024年10月23日 (水)

庭木の剪定

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秋も深まった10月22日(火)、多聞館では庭木の剪定を行いました。

作業に当たってくれたのはいつもの野口造園さんの若いお二人。

降らず照らずの穏やかな天気の下、松や紅葉、そのほかの庭木を手際よく剪定してくれました。

夏の間、西日を防いでくれた紅葉もすっきりと整えられました。

野口造園さん、ご苦労様でした。

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〈 職人の空に足かけ松手入れ 〉(彰)

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2024年8月 2日 (金)

梅雨明け!

仙台管区気象台は8月1日(木)、山形県を含む東北南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。

平年より8日、去年よりは10日も遅いということです。

梅雨の終わりに東北地方を襲った集中豪雨では、ここ庄内地方にも甚大な被害をもたらし、今なお復興に至らず不自由な暮らしを余儀なくされている人も数多くいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げます。

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当館では、すぐ脇を流れる堰が溢れ、昼夜二度、床下浸水となりましたが、幸いその程度で済みました。

国内各地はもちろん、海外からも心配してくださった方々から多数ご連絡を頂き、本当にありがたかったです。

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この豪雨に前後して、宿泊予約のキャンセルが多数入りその対応に追われる一方、梅雨明けを見越した予約もにわかに増え、八月は客室のほぼ8割が予約で塞がりました。

大正時代の古い建物、襖や障子での仕切り、鍵は無し、エアコンも無し。

そんなタイムスリップしたような当館を、多くのお客が出羽三山への宿として選んでくださっていることに心から感謝申し上げます。お客様にとって満足のいくご宿泊となるよう精進して参ります。

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豪雨の影響でダメージを受けた月山~湯殿山の一部登山道も早急に復旧したとのことです。

夏空の下、月山・羽黒山・湯殿山、出羽三山にぜひお越しください。

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2024年4月 4日 (木)

雪囲い解く

4月4日(水)、多聞館では雪囲いを解く作業を行いました。

今回も、秋に雪囲い作業をしてくれた月山佛生池小屋の工藤さんと一緒です。

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雪が極端に少なかったこの冬なら、雪囲いが無くてもよかったかもしれませんが、それを予想して雪囲いをしないというわけにもいきません。雪囲いの設置・撤去は、雪国に住むものにとって当たり前の営みであり、次の季節を迎えるための儀式のようなものです。

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囲いの紐を解き、細竹をまとめ、長木を積み上げ・・・秋にまた雪囲いをするときに分かりやすいように目印をつけながら淡々と作業を行い、夕方までにすべての雪囲いを解き、通車場の看板を取り付けて作業を終えました。

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雪囲いを解くと、外回りの掃除やガラス戸・網戸の掃除、鉢植えなどの植物の管理など、この時期にすべき作業が目白押しです。

本格的な観光シーズンを前に、何かと気の急く季節です。

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2024年2月27日 (火)

お雛様展示中です

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2月24日(土)より、恒例の多聞館所蔵雛人形等の展示を行っております。

当地でも珍しい明治時代の押し絵雛、大正時代の古今雛や武者人形、先代女将手製の木目込み人形、錦絵の屏風、六曲一双の花鳥図屏風など、賑やかに飾っております。

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今年は、4月7日(日)までの展示となります。

ご宿泊のお客様はもちろん、一般にも公開しておりますので、ぜひ足をお運びください。

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2024年2月13日 (火)

水道工事など

Dsc06973 今週、多聞館ではお客さまの受け入れをお断りして、水道工事を行っております。

主にお風呂に給水している水道管は敷設から40年以上経っており、破損の心配が大きく、鉄管から錆が出ることもあることから今回の工事となりました。

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もともと既存の建物に苦労して風呂の増設を行ったようで、床下や壁の中を通っている配管は実に複雑怪奇。大昔の今は使っていない配管も残っていたりして、設備屋さんも苦労しているようです。

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大工さんには、水道工事のために床や壁を剥がしていただいたついでに、傷んでいた二階トイレの天井の張り替えもお願いしました。

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多聞館は半分が築百年、もう半分が築六十年の建物ですので、日常的に大小の修繕を重ねていないとすぐに古ぼけてしまいます。

ご利用頂くお客様には、そのような営みも含めて宿の歴史を味わって頂ければ幸いです。

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2023年11月26日 (日)

雪囲い

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昨日から今朝にかけて初雪がちらついたものの、「平地でも大雪になるかも」という天気予報は外れました。今朝は積雪もなく、穏やかに晴れました。

そんな中、月山佛生池小屋の主人の工藤さんと一緒に雪囲い作業を行いました。

先週2日間の作業で、3分の2ほどは終わっていたので、今日はその残りの部分です。

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夕方までかかって、建物の表側、庭木などを囲い、最後に駐車場の看板を外して終わりました。

この冬は暖冬傾向のようですが、この先のことは分かりません。雪囲いができて一安心です。

工藤さん、ご苦労様でした。

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