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2009年11月15日 - 2009年11月21日

2009年11月18日 (水)

栃餅(とちもち)

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先日、多聞館ではお客様からのリクエストで『とち餅』を作りました。

手向(とうげ)の宿坊の中には、とち餅や草餅でお客様をおもてなしするのが恒例というところもあるそうですが、多聞館では珍しいことです。

栃の実のストックも無かったので急遽手配して入手できたのはアク抜きされた栃の実です。

(栃の実はとてもアクが強く、食材として用いるまでの『アク抜き』にたいへんな手間ひまがかかるのです。)

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加熱して柔らかく色よくなった栃の実を蒸しあがった餅米に混ぜ込みながらついていきます。

(今回はもち米1升に600グラムの栃の実を使用しました。)

米の粒が無くなめらかになり、ムラ無く栃色になればつきあがりです。

厨房には栃の芳香がいっぱいに広がっています。

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つきたてのとち餅を適当な大きさにちぎって、あらかじめ練り上げておいたあんこをつければ出来上がりです。

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リクエストいただいたお客様にも、昔を思い出しながらとても喜んでお召し上がりいただきました。

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      栃の風味いっぱいのとち餅です!

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2009年11月15日 (日)

羽黒山『松の勧進』はじまりました。

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羽黒山の門前町手向(とうげ)に法螺貝の音が響き渡り、『松の勧進』がはじまりました。

『松の勧進』は、大晦日に羽黒山の山頂で行われる『松例祭』をまかなう浄財を募るために、祭りの主役となるふたりの松聖(まつひじり)が、小聖(こひじり)とよばれる山伏たちを従えて庄内一円の家々を回るものです。

松聖のおふたりは大晦日までの百日間の修行(『冬の峰』)に入っていますが、この松の勧進も大切な修行のひとつとされています。

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各家では浄財として、あらかじめ用意しておいたお金やお米を寄進し、代わりにお札を頂きます。

お札は二枚。おふたりの松聖の位に応じて『位上』・『先途』と記されています。

百日の行を通じてひたすらに衆生の家内安全や災難消滅を祈念されている松聖の願いが籠められています。

この松の勧進は、今日(11月15日)の手向をかわきりに、年末まで庄内一円で行われます。

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