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2016年7月

2016年7月29日 (金)

東北地方も梅雨が明けました!

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気象庁がようやく今日(7月29日)、東北地方の梅雨明けを発表しました。

山形県を含む南東北としては、去年よりは3日、平年よりは4日遅い梅雨明けだそうです。

今年の梅雨入りは6月13日。平年よりも13日も早かったので、ずいぶん長い梅雨だった感があります。とはいえ、全国各地で被害をもたらしたような豪雨はほとんど降らず、どちらかといえば空梅雨気味だったようです。農作物も順調に育っているようです。

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これからお盆休み明け頃までの約3週間がまさに月山夏山シーズンの最盛期

梅雨明けを待っていた参拝者、登山者、観光客が一気に動き出すことでしょう。

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多聞館も1年で一番賑わう時期に入ります。

週末やお盆時期には満室の日も多くなっておりますが、平日には空室もございます。

また、各種インターネット予約サイトからは予約ができない場合でも、直接ご連絡いただければ予約が可能な場合もございます。

どうぞ、お問い合わせください。

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2016年7月22日 (金)

月山仏生池小屋水汲み体験

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昨日フェイスブックで、月山9合目の「仏生池小屋」の水を汲み上げるポンプが壊れてしまった!との記事を見て、これは大変!ということで、今朝からにわかに水汲みのお手伝いに押しかけました。

昔から、月山の山小屋は水の重要性から、清流(沢)の近くに小屋を構えているところが多かったのですが、頂上や9合目などでは地理的にそれが難しく、夏の遅い時期まで雪渓が残る場所の近くに小屋を構えてきました。

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近年は、雪解けの清流を(軽油を利用した)ポンプで小屋まで汲み上げて日常の用に当てているのですが、そのポンプが故障したとなると人力で水を運び上げるしかありません。夏山のピークにあっては一大事です。

月山仏生小屋の水場は、小屋から少し離れたところから、急峻な雪渓を200メートルほど下った岩場です。

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そこで20リットルのポリタンクに水を汲み、背負って運び上げます。

小屋主の工藤君はそのポリタンクを2つ積み重ねて運んでいます。

私は1個だけ。それでも20キロの水はずっしりとした重さです。

一度の運搬におよそ30分。途中に休憩も入れながら、10往復200キロの水を運びました。

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工藤君は40キロの水を同じくらいの回数(それ以上に?)運んでいました。

彼はその合間に山小屋の通常営業や公衆トイレの管理もこなしているのですから、本当に大変です。

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運び上げた水は小屋裏にある2000リットル(!)のタンクに入れていきますが、工藤君と私の一日がかりの仕事でも、まだ8割ほどまでしかたまっていません。週末の使用に間に合うか、工藤君がいつまで、あの辛い雪渓を毎日何往復もしなければならないのか、気がかりです。
もちろん、仏生池小屋は通常通りの営業を行っていますが。

日の傾きかけたころ、一日いい汗をかいた心地よさとともに、これから最盛期を迎える山小屋の水の心配を引きずりながら仏生池小屋をあとにしました。

背後からは工藤君の習いたての法螺貝の音が見送ってくれました。

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※私の背負子とスパイク付長靴(L)を小屋に預けてきました。
ポンプ再稼働までの間、水汲みのボランティアの可能な方、仏生池小屋(工藤純平君)にご連絡をお願いします。

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2016年7月20日 (水)

羽黒山石段マラソン~参加者募集中!

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今年で第16回目となる「羽黒山石段マラソン全国大会」は、10月9日(日)に開催されます。

大鳥居をスタートし、門前町手向(とうげ)を駆け抜け、羽黒山参道の石段2446段を駆け上がる全長6キロの過酷なコースです。

その参加者募集が昨日(7月19日)から始まりました。

申込期間は8月19日(金)までですが、募集定員になり次第締め切りとなります(先着300名)。

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ゆっくりと羽黒山参道の石段または手向宿坊街をガイドとともに歩く「石段ウォーキング」も同時募集中です(先着50名)

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申し込み、お問い合わせは実行委員会事務局の出羽商工会羽黒支所まで。

TEL 0235-62-4252 / FAX 0235-62-4251

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2016年7月15日 (金)

出羽三山神社~花祭

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今日7月15日は出羽三山神社の「花祭」

羽黒山の門前町手向(とうげ)では早朝、祭りの訪れを知らせる花火が打ち上げられ、祭りムードが高まりました。

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私たち若者らも午前中から羽黒山に参集し、まずは腹ごしらえ。

「刺し串」やなす・きゅうりの漬物を肴に、地酒の「竹の露」をたっぷりと頂きました。

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その後、若者一同でお祓いを受けたのち、、花で飾られた「献灯」を台に固定するなど、巡行するための準備を行いました。

境内では地元の羽黒1小児童による御神楽も奉納されていました。

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3基の献灯、神輿などがゆっくりと境内を回るあいだに、詰めかけたお客様が献灯からの花を奪い合います。手に入れた花は田んぼの水口や神棚に飾るなどすると五穀豊穣や家内安全のご利益があるとされています。

露曇りの空は、祭りの終わるころには青空に変わり、祭りの無事、祈願の成就を祝うかのようでした。

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若者らは斎館での「直会」や、石段の御坂を下る途中の二の坂茶屋、羽黒山門前の茶屋などでの2次会、3次会・・・を経て、長い一日を終えました(?)。

明日からは3連休。

出羽三山は今年一番の賑わいを迎えることでしょう。

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2016年7月14日 (木)

花祭り~子供みこし

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明日7月15日の出羽三山神社の花祭を前に、今日は午後から子供みこしの巡行が行われました。

稲の花を模った造花などで飾り付けられた各集落の神輿が随神門前に勢ぞろいし、法螺を鳴らす山伏を先頭に、小中学生によって担がれて手向(とうげ)の町を巡行していきました。

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その後、各集落に帰った子供たちは神輿を担いで家々を回り、「おきもち」をいただきます。

それが昔も今も、手向の子供たちにとっての楽しみです。

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明日は花祭本番。

羽黒山山頂では早朝から様々な芸能の奉納が行われ、11時からの神事に引き続き、最も盛り上がりを見せる神輿と献灯の巡行が行われます。

優雅と勇壮が混在する珍しい祭りです。
ぜひ、見学にお越しください。

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