春山代参・坂迎え 2017
「春山代参」と称し、5月4日の未明から月山へ上り、山の神様を手向の里へと迎えに行った各集落代表の行人(御行様)たちの一行が今朝、手向に戻ってきました。
各集落では、これを出迎えてもてなす「坂迎え」という行事が行われました。
かつては各集落ごとに月山を見晴らす「坂向かえ場」があり、そこで坂迎えの行事が行われていましたが、今ではひとつの集落しか続けておらず、他の集落では神社や公民館などで行われています。
私の住む下長屋町でも「烏崎稲荷神社」で、御行様の報告を聞いた後、神拝、そして直会(なおらい=神様とともにする会食)を行いました。
今年の春山代参は晴天に恵まれたものの、月山には残雪が多く、御行様たちも結構苦労されたようです。
春山代参・坂迎えが終わると、手向では山の神様に見守られながら、農作業が本格化します。
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