水道工事など
今週、多聞館ではお客さまの受け入れをお断りして、水道工事を行っております。
主にお風呂に給水している水道管は敷設から40年以上経っており、破損の心配が大きく、鉄管から錆が出ることもあることから今回の工事となりました。
もともと既存の建物に苦労して風呂の増設を行ったようで、床下や壁の中を通っている配管は実に複雑怪奇。大昔の今は使っていない配管も残っていたりして、設備屋さんも苦労しているようです。
大工さんには、水道工事のために床や壁を剥がしていただいたついでに、傷んでいた二階トイレの天井の張り替えもお願いしました。
多聞館は半分が築百年、もう半分が築六十年の建物ですので、日常的に大小の修繕を重ねていないとすぐに古ぼけてしまいます。
ご利用頂くお客様には、そのような営みも含めて宿の歴史を味わって頂ければ幸いです。
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