« 終わり初物~トビタケ | メイン | 「出羽三山精進料理に出会う ― 山と人と祈りの食」 開催 »

2012年9月17日 (月)

烏崎稲荷神社秋祭り

S-100CIMG2457

今日9月17日は、多聞館の氏神様である「烏崎稲荷神社(からすざきいなりじんじゃ)」の例大祭、秋祭りです。

烏崎稲荷神社は、出羽三山の開祖蜂子皇子に縁の深い由緒ある神社です。

早朝に氏子達が境内を掃除し、若者達がのぼりを立て、4件の当屋の人たちはお宮の内部を掃除します。

午後3時、氏子達がお宮に集まり、瀧本宮司のご奉仕の下、神事が執り行われました。

 

その後は、座を多聞館に移しての直会(なおらい)です。

直会の献立は、

・煮しめ ・からどりの胡麻和え ・枝豆  ・お吸い物 

です。

新嘗の祭りにしては質素かとも感じられますが、これが昔からのしきたりです。

もちろん、たくさんの御神酒もいただきました。

S-200CIMG2476

夜には、のぼりを下げるためにお宮に集まった若者達が、よろずの話に花を咲かせながら、お神酒を酌み交わしました。

今日は同じような秋祭りが、手向(とうげ)の各お宮で行われていました。

庄内地方で最高気温が30度を超えるとの予報は明日まで。

お稲荷様の秋祭りが終わると、手向の空気も秋色に覆われます。

S-500IMG_0826 

 

 

人気ブログランキング ←〈ポチッ〉とクリックのご協力をお願いします。

多聞館ホームページ トップへ

コメント

名古屋さん

今年の夏と秋の境目ほどはっきりしていた年はなかったですね。
秋祭りの翌日、鶴岡、酒田でこの夏一番の最高気温を記録したかと思ったら、翌日にはグッと気温が下がり、その後も30度を越えるような日はなくなりました。
まさに「暑さ寒さも彼岸まで」ですね。

烏崎稲荷神社の秋祭りも、昔に比べれば寂しいものです。かろうじて、夜店が一件、毎年出しているだけです。
父が若者頭だった頃が奉納相撲の最後でしょうか。
今ではその若者すら存続の危機です。

手向の中には多くのお稲荷様がありますから、合同の勧進相撲なんてあったら、子供達の楽しみも増えるかもしれませんね。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに、秋の気配が感じられます。
お稲荷様の秋祭りは、子供の頃は夜店も出たり、奉納相撲もあったりで、秋の楽しみの代表でした。相撲に勝つとプラモデルとかの賞品がもらえて・・。こち亀の両さんの世界だなぁ。

この記事へのコメントは終了しました。