国宝羽黒山五重塔~雪下ろし
節分の今日、羽黒山山中の国宝羽黒山五重塔では雪下ろしが行われました。
当初は1月中の作業を予定していたそうですが、いったん寒気が緩んだために今日になったとか。
高い場所での作業なので足元が固く凍っていないとかえって危険なのでしょう。
作業は朝8時過ぎから。
塔のくぐり窓から屋根の上に出てきた出羽三山神社の職員たちは、相輪に命綱を結びつけ、足元を確かめながらそれぞれの道具を操って雪を下ろしていきました。
塔に積もった雪は相当固くしまっていたようで、スコップを2度3度と突き刺しながら作業をしていました。
7~8人ほどの人員が昼頃までかかって、各層の雪を下ろし、下ろした雪の片付けも終えました。
暦の上では明日が立春ですが、羽黒山の厳しい冬はもうしばらく続きそうです。
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