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2010年7月21日 (水)

山の天気、里の天気~月山登山案内

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東北地方(南部)の梅雨は、平年よりも5日早く7月18日に開けました(ちなみに去年は「梅雨明けが確認できない」とされました)。

その後は、庄内地方でも気温30度以上になる日が続いています。

月山の麓にあたるここ手向(とうげ)でも気温の高い、晴れの天気が続いているのですが・・・、

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きのう月山から下りてこられたお客様によると、月山は濃い霧がかかっていて風も強かったとか。

また、同じくきのう鳥海山から下りてこられたお客様も、霧のためずっと雨具を身に付けなければならず、頂上付近では豪雨にも見舞われたとか。

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逆に、先日私が月山に上った16日は、小雨がぱらついた程度だったにもかかわらず、下界では土砂降りの雨だったようです。

これほど、山の天気と里の天気は違います。

よく、天気予報をご覧になって「雨が降りそうだから・・・」と予定を変更される方がいらっしゃいますが、予報はあくまで都市部のお天気。山の天気とは違います(予報自体あまりあてにならないかも・・・)。

ですから、多聞館ではお客様によほどの天気で無い限り、まず八合目まで行ってみるようにお勧めしています。

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実際に山の天気を見て上るか否かを判断していただきたいし、仮に登頂は無理でも、20分ほど歩けば中の宮の「御田ヶ原神社」があり参拝や供養ができますし、八合目の弥陀ヶ原周辺を1時間ほどで散策するコースもあるので、多少なりとも月山の雰囲気を味わっていただけるからです。

また、月山はお天気さえよければ初心者でも難なく上れるお山ですが、一旦天候が悪化すると相当厳しい環境になり危険も伴います。雨具など最低限の装備は天気に関わらず準備して上っていただきたいと思います。


月山9合目の「仏生池小屋」のブログが、日々の天気状況を伝えています。参考になさってください。

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