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2012年4月29日 (日)

祓川普請

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今日4月29日は、毎年恒例の「祓川普請」です。

これは出羽三山神社の氏子である手向地区の住民が総出で、羽黒山参道の清掃と、地元の道路、水路の整備を行う昔からの行事です。

早朝から竹ほうきや熊手などの道具を手に、各集落ごとに定められている羽黒山参道の区域に向かいます。

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この冬は大雪だったため、国宝五重塔の周辺や参道には残雪もありました。

また、倒木や石段の損壊、土砂崩れなど、羽黒山山中にも大きな被害を及ぼしていました。

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私の住む下長屋町の受け持ちは、二の坂の上から三の坂の下までの、平坦ながら距離の長い区域です。

清掃作業に加え、道具を持っての行き返りも一苦労です。

杉などの枝葉が例年よりも多く落ちており、一部には雪も残っていましたが、3時間ほどの作業できれいになりました。

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羽黒山内では、ところどころに冬の名残をとどめながらも、草木には新芽や若葉も見られるなど、遅い春の到来が感じられます。

祓川普請を終えて、一年でもっともきれいになった参道を、みなさんもぜひ歩いてみませんか。

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コメント

横浜屋さん

ゴールデンウィーク前半はお天気に恵まれましたが、後半初日の今日は、荒れた天気になっています。
羽黒を訪れるお客様の出足もちょっと鈍いようです。

この地域の人口減少や高齢化は深刻ですが、その分、高齢の皆さんが元気に地域社会を担っています。
まさに「定年のない青年部」です。

祓川普請、ご苦労様でした。

いつもならば、遅い春から一気に初夏に向かう節目の日なのに、残雪があるとはびっくりですね。
若旦那の云う様に、一年で最もきれいな参道で、新緑と残雪の両方楽しめるGWの羽黒山ですね。

下長屋町は戸数も少なくなり、高齢世帯も多く、作業は一層大変だったと思います。ご苦労様でした。
それで、思い出した第一生命のサラリーマン川柳。

「定年後 田舎に帰れば 青年部」

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