羽黒山全国俳句大会開催
今日9月27日(日)、羽黒山門前の「いでは文化記念館」において、「第57回『奥の細道』羽黒山全国俳句大会」が開催されました。
今日の本大会に先立ち、昨日は羽黒山山中の「斎館」の神前において前夜句会が開催されました。
中央俳壇より「駒草」主宰の西山睦先生と「小熊座」主宰の高野ムツオ先生を招き、地元の阿部月山子先生、三井量光先生、石井野洲子先生を加えた5名を選者とする俳句会が催されました。
また、句会終了後には選者の先生方を囲んでの懇親会も開催されました。
中央俳壇の先生方と親しくお話しできるということで、この前夜句会は根強い人気を誇っています。
今日の本大会では、受け付け開始と同時に発表された「鶺鴒」・「葛の花」を席題として参加者が投句を行い、前夜祭と同じ5人の選者による選考が行われました。
午後からは、事前投句の子供の部で入賞した児童・生徒たちも加わって、入選句の発表と講評、表彰などが行われました。
今回も例年同様、県外からの入選者も多数あり、「全国大会」の名にふさわしい賑やかな大会となりました。
出羽三山は俳聖・松尾芭蕉が奥の細道紀行で7日間も滞在し、多くの名句を残した地であり、今日においてもその足跡を訪ねる俳人が後を絶たない、文字通り「俳句の聖地」です。
その地に長きにわたり受け継がれてきた由緒ある俳句大会が、今後もますます隆盛を高めていってほしいと願っております。
今回の大会に参加された皆様、大会運営にかかわられた皆様、どうもご苦労様でした。
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