2010年5月18日 (火)

烏崎稲荷神社

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羽黒山の門前町手向(とうげ)には、各集落ごとに祀っているお稲荷様があります。

多聞館のある下長屋町のお稲荷様は『烏崎稲荷神社』といいます。

出羽三山の開祖蜂子皇子が道に迷っていたときに三本足の大烏が現れ、皇子を導いてくれたため、その烏を祀ったとの言い伝えもある由緒ある神社です。

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現在の社殿は戦後まもなく地元の菅原初太郎棟梁のもとで改修されたもので、神社の神事のみならず、地域の集会などにも利用されています。

このお稲荷様の例祭の運営等は四軒の「当屋」があたります。

・春の大祭(4月17日)

・秋の大祭(9月17日)

・お歳夜(12月17日)

・初祈祷(1月17日)

・初午(一または二の午の日)

以上が例祭で、瀧本宮司により催行されていますが、当屋では例祭以外にも毎月17日に赤飯と油揚げをお供えすることになっています。

多聞館も今年の当屋に当たっているので、今朝早くに赤飯を炊いてお供えしてきました。

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昔はお供えしたものを神社の裏手の祠に納めてきたそうですが(次の時にはかならずなくなっていたとか)、 近年はお参りした後に持ち帰るようにしています。

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お稲荷様のすぐ脇には、芭蕉が出羽三山を訪れた際に仲介役・案内役を務めた図司呂丸の追悼句碑も立てられており、こちらも烏崎稲荷神社の氏子達によって守られています。

機会がありましたら神社とあわせてぜひお参りください。



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2010年5月15日 (土)

地物の孟宗竹出ました。

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春先の不安定な気候のためか、生育が遅れていた地物の孟宗竹がようやく出始めました。

庄内では「孟宗竹」とはいわず単に「孟宗」といい、「田川孟宗」や「谷定孟宗」が高級ブランドとして知られていますが、そのほかにも知る人ぞ知る、というプチ・ブランドの孟宗も数々あります。

昨日はその一つ「高寺孟宗」を頂きました。

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農家の小林さんが丁寧に掘りあげた初物を、竹林からまっすぐ多聞館に運んできてくれました。

土だらけで切り口がまだ濡れているほど新鮮な孟宗です。

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孟宗は鮮度が命。

時間が経てば経つほどエグミが強くなり味が落ちます。

ですから届けられた孟宗はすぐに皮を剥き、適当に切って大釜で茹で上げます。

その後は、料理に応じて使い分けられることになります。

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昨日は初物の高寺孟宗をシンプルにワサビ醤油で頂きました。

孟宗特有の香気がいっぱいで、お酒も進みました。

これから続々と地物孟宗が届くことでしょう。

お客様もどうぞご期待ください。

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2010年5月11日 (火)

♪咲いた咲いた♪

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ちょうど1年ほど前に、多聞館の車庫兼物置の完成と駐車場の整備を記念して植樹した八重桜に、三輪の花が咲きました。思っていたよりも赤の薄い小さな花です。

その両脇に植樹した紅白の花桃にもそれぞれ花が咲いています。

しっかりと根付き、花を咲かせてくれるのは嬉しいものです。

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玄関先や駐車場ではチューリップが満開です。 

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玄関先の庭ではドウタンツツジ、ツツジ、スズラン、オダマキetc・・・が花を咲かせる準備をしています。

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また、ムラサキケマンやヒメオドリコソウ、ニリンソウなども控えめに花を咲かせています。

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館内ではシンピジウムやクンシランが咲き始め、屋外に出されるのを待っているようです。

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これから夏に向かっては、いろいろな花たちが次々に咲いていき、日々違った姿を楽しませてくれるよい季節です。

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春の山菜本番!

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昨日は全国的に夏のような暑さでした。

ここ羽黒も例外ではなく 、日中の気温は26度ほどにまで上がっていました。

そのおかげで、遅れていた春の山菜も一気に成長したようです。

上の写真は栽培の月山筍。

協力農家の高橋さんが初物を届けてくれました。

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こちらは「青コゴミ」。この地域では「コゴメ 」と呼びます。

まだ雪の多く残る山から採ってきたものです。

天ぷらやお浸しの定番です。

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他にも連休中から、たらの芽、ウルイ、コシアブラ、アザミ、ウドなどが次々に旬を迎えています。

春の膳は山の香りがいっぱいです。

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2010年5月 5日 (水)

春山代参~坂迎え

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今朝、、春山代参で月山~湯殿山に登拝してきた氏子の代表の人たち(=御行様)が手向(とうげ)に帰ってきました。

御行様たち一行は5月4日の未明に手向を出発し、残雪のまだ深い月山に上り、山頂の神社を参拝した後に湯殿山へと下り、その後は羽黒山の三神合祭殿を参拝して羽黒山斎館に参籠して、5日の早朝に手向に帰ってきます。

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この過酷で危険な「行」は昔から手向の氏子達によって行われてきたもので、かつては犠牲者も出ています。

それでも絶えることなくこの行事が続いているのは、山の神々と共に生きる手向の人々の信心の深さの表れではないでしょうか。

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各集落に帰ってきた御行様は、それぞれの集落で代参の報告をし、酒宴を催します。

それが『坂迎え』です。

昔は各集落ごとに月山を望める「坂迎え場」という広場があり、そこで この坂迎えの行事が行われていましたが、しだいに神社など屋内で行われるようになりました。

今ではひとつの集落だけが坂向かえ場での行事を続けているようです。

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私の集落、下長屋町からは坂本さんと小関さんが春山代参に参加し、無事代参の任を果たされて帰ってこられました。

坂迎えの会場は烏崎稲荷神社です。

お二人の報告によれば、初めこそ曇り空だったものの、しだいに雨風が強まり、時には前の人が見えないくらいの濃霧や、立っていられないほどの強風にも見舞われ、相当大変だったそうです。

※今回掲載した春山代参の画像は、小関さんに提供していただいたものです。

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下長屋町では、坂迎えの準備を二件の当屋で行うのですが、 今年はうちも当屋に当たっており、早朝から料理などの準備に追われました。

昔から決められた質素な献立ですが、春の香りただよう料理です。

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午後からは、御行様たちが再び集まっての反省会が、多聞館にて行われました。

大役を果たされた開放感からか、皆さん大いに盛り上がっていました。

皆様、どうもご苦労様でした。

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2010年4月29日 (木)

羽黒山参道清掃~祓川普請

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毎年、4月29日は『祓川普請』。

手向(とうげ)地区に住む出羽三山神社の氏子達が総出で、羽黒山参道の掃除と、地域の道普請・水普請を行なう恒例の行事です。

早朝、氏子達は各地域ごとに定められた清掃分担区域に向けて出発します。

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私の住む『下長屋町』の受け持ち区域は二の坂の上から三の坂の下までの平坦but長いエリアです。

年配の方などにとっては、受け持ち区域までたどり着くのも一苦労という場所です。

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熊手・レーキ・竹箒・・・

参道にたまっている杉や雑木の枯葉・枯れ枝を、それぞれ持参の掃除道具で黙々と 片付けていきます。

途中、雨も降り出し、どうなることかと心配されましたが、なんとか昼前までにはやり終えました。

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ゴールデンウィークは晴れの天気が続く予報です。

綺麗に清掃された羽黒山の参道を多くのお客様に歩いていただきたいと思います。

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2010年4月25日 (日)

鶴岡の桜~満開です

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今年の春は寒暖の差が激しく、桜の咲き具合も遅れていましたが、ここに来てようやく鶴岡の桜も満開に近付いてきました。

日本桜の名所百選にも選ばれている鶴岡公園でもほぼ満開の桜がいっぱいに咲き誇っています。

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ここ鶴岡公園は公開中の映画『花のあと』のロケも行われたところです。

 ご覧になった方なら、映画のシーンと重ね合わせながら桜を楽しめることでしょう。

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私も用事の合間に、公園内をぐるっとひと回りしてきました。

公園内には、4月29日(木 )にオープンを控えた『藤沢周平記念館』も静かにたたずんでいました。

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早朝にもかかわらず、公園のあちらこちらには花見の場所取りのブルーシートも。

今日は絶好のお花見日和となり、大いに賑わうことでしょう。

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鶴岡のもうひとつの桜の名所『赤川土手』では、七分咲きほどになった桜が、数百メートルにわたって回廊を作っていました。

ここからは月山・鳥海山も望めて、おすすめのビュー・ポイントです。

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ゆっくりと咲いた桜ですから、ゴールデンウィーク頃までゆっくりと咲き続けて、多くの人たちを楽しませてくれるといいですね。

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2010年4月22日 (木)

孟宗汁

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筍の美味しい季節です。

テレビや雑誌でも連日、各地の「名物筍」が紹介されています。

ここ庄内にも「湯田川孟宗」や「谷定孟宗」をはじめ、美味しい孟宗筍がありますが、まだ旬には早いようです。

でも、筍好きの庄内人は地物を待ちきれずに、九州や静岡、金沢など各地の筍を食しているようです。

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孟宗竹(庄内では単に孟宗とよびます)の料理はいろいろありますが、ここ庄内でもっともポピュラーなのが味噌仕立ての『孟宗汁』です。

水煮した孟宗と厚揚げ、椎茸を味噌煮にするのですが、酒粕を入れるのが特徴です。 

同じ山形県でも、内陸地方ではこういう食べ方はあまりしないそうなので、庄内地方独特の食文化といえるでしょう。

最近では若い世代で、豚肉も一緒に煮込むことも多くなっているようです。

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多聞館でも今日は喜寿のお祝いでお越しの皆さんの昼食に孟宗汁をお出ししました。

長年地元を離れて暮らしていらっしゃる方々も多くいらっしゃり、懐かしい味覚を喜んでくださいました。

この『庄内名物孟宗汁』は、地元の孟宗が終わる5月末頃までご賞味いただけます。

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烏崎稲荷神社 『春祭り』

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今日は地元の氏神様である『烏崎稲荷神社』 の例大祭『春祭り』です。

早朝から氏子総出で境内を掃除し、若者衆が幟を立てました。


神事は10時から。

瀧本宮司により執り行われました。


神事の後は多聞館に移動して『直会』です。

春祭りの献立は昔から決まっていて、にしんの焼き物、ニラと鱒のあんかけ、うどよごし、それに孟宗の味噌煮です。

どの料理にも春の香りがいっぱいです。

神事の準備や直会の運営は四件の『当屋』が共同で当たります。

過疎化が進んだ昨今では、5~6年に一度当屋が回ってくるようになっています。

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夜には幟を下げるために若者衆が神社に集まり、ここでもまた酒が酌み交わされます。

近所に住んでいながら、なかなか顔をあわせる機会のない面々が集まって様々なことを語り合う、貴重な場です。

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過疎化、高齢化が急速に進む中にあっても、由緒ある神社を 氏子皆で支えているところに、地域社会の結びつきの深さを感じます。

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2010年4月 9日 (金)

雪囲いはずし

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ここ数日、ようやく気温が上がってきて、家の周りの雪もほとんど消えました。

そこで今日から雪囲いの撤去(=雪囲いはずし)に取り掛かりました。

去年よりは1週間ほど遅れています。

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長木と竹、それにタキロンという波板で設置された雪囲いを順々に外していく地道な作業です。

設置には3人の職人さんで2日間かかりましたが、撤去は私ひとりで丸2日間もあれば出来ます(もっとも中断することが多く、毎年足掛け1週間ほどかかっていますが)。

解体した材料はどこの場所のものかが分かるようにしながら積み上げていきます。

雪囲いはずしが完了すれば、ようやく多聞館も春本番を迎えます。

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