初雪
昨日は日本上空に真冬並みの寒気が流れ込んだということで、全国的に急に冷え込みました。
ここ羽黒でも外に出ると身を刺すような寒風が吹き荒れ、交通機関にも影響が出たようです。
蔵王や鳥海山での初雪のニュースも伝えられましたが、今朝までに羽黒でも初雪が降りました。
去年は11月3日に初雪のブログを書いていましたから、1週間ほど早いことになります。
まだ根雪になるような積雪ではありませんが、これからは農作物の穫り入れや雪囲いなど、冬支度を急かされることになりそうです。
昨日は日本上空に真冬並みの寒気が流れ込んだということで、全国的に急に冷え込みました。
ここ羽黒でも外に出ると身を刺すような寒風が吹き荒れ、交通機関にも影響が出たようです。
蔵王や鳥海山での初雪のニュースも伝えられましたが、今朝までに羽黒でも初雪が降りました。
去年は11月3日に初雪のブログを書いていましたから、1週間ほど早いことになります。
まだ根雪になるような積雪ではありませんが、これからは農作物の穫り入れや雪囲いなど、冬支度を急かされることになりそうです。
観光協会のHPによると、羽黒山方面から月山八合目にいたる県道「月山公園線」(月山高原ライン)は10月20日(水)10:00をもって閉鎖されたとのことです。
来年6月下旬の開通まで、通行が出来ませんのでご注意ください。
この県道「月山公園線」の開通・閉鎖の情報については、事前に確定した日時を告知していただきたいと当局にお願いしておりますが、実現していません(今日現在も県のHPに閉鎖の情報は見当たらず、唯一リンク先の「山形への旅」の中の「ホットニュース」(15日更新)に記述があるのみです)。
これでは登山や参拝、観光のお客様が計画を立てるのにも不便ですし、直前の情報に接するか否かで不公平も生じます。
現に、当館にご宿泊いただいたお客様で閉鎖後の22日、23日に月山に向かわれた方が数組いらっしゃったはずで、こちらの情報不足をお詫びするしかありません。
「交通」というもっとも基本的な観光情報を効果的に提供できていないことを恥ずかしく思います。
第10回目となる「羽黒山石段マラソン全国大会」がきのう(10月17日)開催されました。
大鳥居を出発して門前町手向(とうげ)を走り抜け、さらに羽黒山参道の2446段の石段を駆け上るという過酷なコースです。
今年は276人が参加したそうです。
私も多聞館前で観察係りをしながら、近所の皆さんと共に声援を送りました。
トップはスタートから10分ほどで多聞館前を通過していきました。
最後の選手の通過を見届けた後、参道でも応援しようと思い立ち、随神門までバイクを走らせました。
門前では羽黒太鼓による力強い応援も行われていました。
随神門から石段を駆け下り、国宝五重塔前まで移動して声援を送りました。
この辺まで来るとかなりきつそうな表情をする選手が多くなり、歩いてしまう方も・・・。
国宝の五重塔に目を向ける余裕もなさそうです。
観光客の方々もコースを開けてくれていましたが、そこを駆け上がっていく、とはなかなかいかないようでした。
それでもトップの方は30分もかからずにゴールしたそうです。
大会の結果は後日、出羽商工会のHPで報告されるそうです。
選手の皆さん、大会スタッフの皆さん、ご苦労様でした。
ここ羽黒では秋真っ盛り。
月山の紅葉もだいぶ下の方までおりてきたのが里からも観て取れます。
多聞館では、つい最近まで活躍していた扇風機は収納され、替わりに石油ファンヒーターが稼動しはじめました。
お客さんによって体感温度はまちまちですが、不思議なことに北国の方のほうが敏感に寒さを感じられて、早めに暖房を入れていらっしゃるようです。
暖房器具に対する距離感の違いかもしれませんね。
そんな中、今日は大晦日に行われる「松例祭」に参加する、上四町の会計担当者の集まりがありました。
祭りを前にして行われる「大松明まるき」の練習や、その後の親睦会である「付合い(=土洗い)」などについての打ち合わせを行いました。
あさってには、上下八町の若者頭と関係各位が一同に会する会議も開催されます。
先日(9月24日)の「幣立祭」以来、松聖のおふたりは行を続けられていますが、若者にとっても松例祭が近付いてきました。
「秋来たりなば松例祭遠からじ」です。
ここ手向地区でも10月1日からNTTのフレッツ光の供用が開始されました。
夏ごろから手向のあちこちで電話線の工事が急ピッチで進められていました。
そして10月には入ってからは光を申し込んだ各家庭に電話線を引き込む作業もあちこちで見受けられました。
多聞館でも昨日、ISDN回線から光回線への切り替え工事を行いました。
NTTのフレッツ光と光電話の供用が開始されました。
インターネットを使っていて少しは早くなったかなあという感じはします。
ただ、うちのパソコンの遅さの原因がパソコン自体にあることには薄々気付いているので、あとはこちらの問題ですね。
今回の工事後にあらためて気付いたのは、家の中に電話回線を利用する機器がいくつもあったことです。
パソコンやファックスは当然認識していましたが、それ以外にも警報装置や通信カラオケ、決済端末等々。
旅館ゆえのものかもしれませんが、これらひとつひとつに対応しなければならないのは結構な手間でした。
中にはあらたなコストが発生するものもあり誤算でした。
これから光回線への変更を考えていらっしゃる皆さんも、どうぞ事前の調査と準備を怠りませんように・・・。
三池崇史監督の映画「十三人の刺客」が本日(9月25日)より公開になりました。
「十三人の刺客」といえば昔の片岡千恵蔵の映画を思い出す方もいらっしゃるでしょうが、今回のリメーク版も負けず劣らずの豪華俳優陣です。
役所広司、市村正親、内野聖陽、平幹二郎、松本幸四郎、古田新太、沢村一樹・・・・
私の大好きな役者さんがずらり勢揃いです。
ストーリーやキャストなど詳しくは⇒公式ホームページでご覧ください。
この映画は庄内映画村のオープンセットで大々的に撮影が行われました。
オープンセットを訪れたことのある方なら、「あそこだ!」というシーンもきっとあるでしょうね。
特に50分間にも渡って繰り広げられる宿場での死闘は広大なオープンセットの持ち味を存分に活かして撮影されたと聞いています。
ぜひ、多くの皆さんにご覧頂きたい映画です。
9月17日は地元のお稲荷様である「烏崎稲荷神社」の例大祭(秋祭り)でした。
この神社は、その昔出羽三山の開祖となる蜂子皇子がこの地で迷った際に現れて皇子を導いたとされる三本足の大烏に所縁があるとされています。
早朝に氏子総出で境内を掃除し、若者衆が幟(のぼり)を立てました。
神事は午後3時から瀧本宮司により執り行われ、その後は多聞館に移動しての「直会(なおらい)」です。
直会は毎年替わる4件の当屋によって運営されますが、今年はうちもその当屋に当たっています。
煮しめをはじめ、決められている料理の準備したり,赤飯を炊いたり・・・。
神社の中を掃除したりと大忙しです。
神社の例祭はこのあと、
・12月17日の御歳夜
・1月17日の初祈祷
・2月上旬の初午
・4月17日の春祭り・・・と続き、その都度当屋が準備に当たります。
そのほか、雪囲いの設置・撤去、雪下ろしや参道の除雪なども担います。
夜には幟を仕舞うために町内の若者衆が神社に集い、酒を酌み交わしました。
今回は季節柄、「庄内風芋煮」を食べながら、様々な話し合いや情報交換、とりわけもう足音が聞こえてきた今年の松例祭について語り合いました。
秋祭りが過ぎると羽黒の秋は駆け足で深まっていきます。
出羽三山神社主催の「羽黒派古修験・秋の峰入り 」は今日で終わり、行に参加された160数名の山伏たちが手向の里に帰ってきました。
これに先立ち、昨日の深夜には羽黒山山頂の蜂子社前において、行のクライマックスとも言える「柴燈祭」が挙行されました。
多くの信者や関係者が見守る中、護摩壇で赤々と燃え上がる柴燈の前で様々な神事が執り行われました。
山伏たちが繰り広げる勇壮な「火祭り」に、ご案内したお客様たちも一様に感銘を受けていらっしゃったご様子でした。
秋の峰入り(峰中)が終わると、例年ならここ手向には秋の気配が漂うのですが、今年はまだまだ残暑が居座っています。
それだけに今年の峰入りの修行も厳しかったとうかがいました。
参加された皆様、たいへんご苦労様でした。
羽黒山正善院荒澤寺が主催する「羽黒派修験道・秋の峰入り」が今日で終わりました。
七日間の修行を終えられた山伏の皆さんが手向の里に帰ってきました。
今年の峰入り中は、連日猛暑でしたので修行も格別の厳しさだったことでしょう。
一行は羽黒山参道を駆け下り(出生の意味とか)、黄金堂前で赤々と燃え盛る「場柴燈」を飛び越え(産湯の意味とか)、最後に黄金堂で行の無事を報告していました。
明日は出羽三山神社主催の「羽黒派古修験道・秋の峰入り」に参加されていた一行が帰ってきます。
今夜はそのクライマックスとも言える「柴燈祭」が羽黒山山頂の蜂子神社前で行われます。
私も多聞館にご宿泊のお客様を案内して行ってくる予定です。
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