地域情報 Feed

2020年6月11日 (木)

梅雨入り

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気象庁は11日、九州北部、関東甲信、北陸、山形県を含む東北南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。

東北南部の梅雨入りは、平年より1日早く、昨年より4日遅いとのことです。

羽黒では、ここしばらく雨らしい雨が降った記憶がありません。週間天気予報でも雨マークは少なめです。災害にはならない程度の天の惠が欲しいところです。

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2020年6月 1日 (月)

出羽三山の受け入れ状況(6月1日現在)

本日6月1日は湯殿山の開山祭。
例年、信者・篤信家の方々で賑わいますが、今般の事情に鑑みて、今年は神職の方々のみにより斎行されたそうです。

また、本日、出羽三山神社より届いたご案内によれば、月山の夏山の受け入れ態勢も、今年は大きく変わるようですので、関連の情報も加えてここにまとめてお伝えします。

[令和2年度 出羽三山の受け入れ状況] 

  (6月1日現在の情報)

[羽黒山]

7月15日(水) 花祭り 祭典のみ

8月31日(月) 八朔祭 祭典のみ

※御朱印は書き置きのみ。

※峰入(山伏修行)・神子修行・錬成修行・回峰行は中止。

※羽黒山斎館  宿泊は6月いっぱい受け入れ自粛。

        食事は規模を縮小して受け入れ。

※羽黒山山頂茶屋・レストハウス、二の坂茶屋、門前(随神門周辺)の茶屋は営業中

 

[月山]

開山祭 7月 1日(水)(神職のみにて斎行)

柴燈祭 8月13日(木)(神職のみにて斎行)

本宮祭 8月14日(金)(神職のみにて斎行)

閉山祭 8月31日(月)(神職のみにて斎行)

※原則として随時の祈祷・供養は受け付けません。

※御朱印は書き置きのみ。

※弥陀ヶ原参籠所 宿泊・食事とも営業中止。

※九合目仏生池小屋 6月下旬から9月末の営業予定

 

[湯殿山]

開山祭 6月1日(月)

閉山祭 11月1日(火)

湯殿山参籠所 ~11月3日(木)まで宿泊・食事とも営業

今後の状況により変わることも考えられます。

当方で確認できたものについては多聞館ホームページのトップページでお知らせしますが、ご利用の際には関係施設に直接ご確認いただきますようにお願いいたします。

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2020年4月 6日 (月)

新型コロナウィルス対応

[新型コロナウィルス感染者報告]

ほんの1週間前までは数少ない「感染者のいない県」だった山形県でしたが、残念ながらここ6日間連続で感染者が報告されました。そしてついに昨夜、鶴岡市でも始めての感染者が報告されました。6日までの山形県での感染者は13名になりました。

「緊急事態宣言」の発令が取りざたされているのに何をいまさら、といわれるかもしれませんが、正直言って、東京での100人の感染よりも、鶴岡での1人の感染のほうが身に迫る恐怖を感じます。

鶴岡市内の対応

初の感染者の報告を受け、昨夜から今朝にかけ、鶴岡市内でも小中学校の始期延期、市有施設の休止などの対応が取られています。(詳しくは→鶴岡市ホームページ

 

[観光に関する対応]今現在、私が確認しているものを以下に列挙します。

鶴岡市の観光施設)

加茂水族館:当面の間、臨時休館

致道博物館:当面の間、臨時休館

松ヶ丘開墾記念館:当面の間、臨時休館

いでは文化記念館:4月19日(日)まで臨時休館

・出羽三山歴史博物館:5月末まで臨時休館

・出羽三山神社斎館:4月30日(木)まで飲食及び宿泊業務の自粛

国見山玉川寺:当面の間、拝観休止(御朱印を含む)

・やまぶし温泉ゆぽか:4月19日(日)まで臨時休業

 

酒田市の観光施設)※酒田観光物産協会「酒田さんぽ」より転載

・庄内米歴史資料館:当面の間休館

・初孫酒造資料館 蔵探訪館:当面の間休館

・山形県酒田海洋センター:当面の間休館

・酒田北港緑地展望台:当面の間休館

・本間美術館:4月21日(火)まで休館

・舞娘茶屋相馬樓/竹久夢二美術館:4月1日(水)~4月30日(木)休館

・本間家旧本邸:4月27日(月)まで休館

※今後の感染状況によっては休館の延長もありうると思います。お出かけの際にはご確認いただくようにお願いします。

[当館の対応]

感染予防の対応をとりつつ、通常通り営業しております。

お客様におかれましては、お住まいの自治体からの要請やお出かけになろうとする山形県、鶴岡市などの各自治体からの要請の趣旨を十分にご理解いただき、ご対応くださいますようにお願いいたします。

また、いったんご予約いただいた宿泊を取りやめる際には、できるだけお早めにご連絡・お手続きくださいますようにお願いします。直前のキャンセル・連絡なしの不泊の場合はキャンセル料が発生しますので、ご注意ください。

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2020年4月 3日 (金)

桜開花

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「日本さくら名所100選」にも選ばれている鶴岡公園の桜の開花が宣言されました。

去年より7日、平年よりは9日早い開花だそうです。

お隣の酒田ではひと足早く1日に、平年よりも13日早い開花が宣言されていました。

多聞館の周囲でも、クロッカスやユキノシタが花を咲かせ、八重桜やツツジが花芽をふくらませています。

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記録的に雪の少ない不安な冬に続き、新型ウィルスにおびえながら過ごさざるを得ない春ですが、自然界は悠々と生の営みを繋いでいます。

時節柄、わざわざ遠くまで足を運ぶことははばかられると思いますが、身近な自然の生命力を感じることで、少しでも憂さを晴らし、明るく過ごしていきたいものですね。

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2020年2月 7日 (金)

余寒の雪

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立春を過ぎ、暦の上では「春」。

もうこのまま雪のない冬が終わるのかな・・・と思っていたら、しっかりと降りました。

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昨日から強い風雪に見舞われ、水道も凍結しそうな寒気に覆われていました。

未明には除雪車の重厚音が行き交っており、やっぱり降ったんだなあと思っていましたが、およそ30センチほどの積雪の朝を迎えました。

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多聞館ではこの冬初めての除雪機の出動です。

数日前、除雪機のメンテナンスをお願いしている整備屋さんから、「雪が積もりそうなので、バッテリーを確認しておいてください」との連絡をいただきで、あらかじめアイドリングで充電しておいたおかげで、氷点下でも快調に始動しました。

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ふわふわの新雪なので、駐車場もあっという間に除雪完了です。さらにこれから積もりそうな気配は感じられませんでした。

それでも、雪に覆われた風景には何となく安心感をいだきます。

例年ならありえないことですが、あと少しの降雪を期待したい気分です。

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2020年1月27日 (月)

暖冬

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この冬は間違いなく暖冬です。

ここ手向では例年ならたっぷりの雪に閉ざされて、雪下ろしのピークを迎えている頃なのに、積雪はゼロ。大寒頃には真冬日が続いているはずなのに、最低気温も0度そこそこと例年よりかなり高めで、日中には青空や陽射しがのぞくことも珍しくないこの頃です。

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今日は出番のない除雪器具を横目に、竹箒で家の周りを掃除しました。

そこで見つけたのが、ばんけ(=ふきのとう)。たった一つですが、道端の落ち葉の中からしっかりと芽を出していました。その回りにはユキノシタの新芽もたくさん出ていました。例年よりおよそ2ヶ月以上も早い状況です。

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冬に雪がないのは一生活者としては楽なことに違いないのですが、いろんなところに弊害が出ています。

除雪に関わる仕事、雪のレジャー、防寒衣料や除雪グッズ・燃料の販売・・・。

経済全体としては相殺されうる事情かもしれませんが、当事者にとっては深刻な問題です。

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さらに心配なのは、このような異常な暖冬が、これからの植物の生育、農作業に悪影響を与えないか、ということです。
間違いなく歴史に残るこの暖冬をしっかりと見つめ、しっかりと学んでいかなければならないと思います。

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2020年1月 4日 (土)

明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます
令和二年・2020年が皆様にとって災いなく、幸多き一年となりますように祈念申し上げます

多聞館 スタッフ一同

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多聞館の年末年始は、例年通り多くの客様をお迎えして賑やかな日々となりました。

ご宿泊のお客様に加え、年末・年始のツアー、地元の祝宴、仕出しなどで、帰省中の兄家族にも応援してもらいながら忙しく過ごしました。
もっとも、ほとんど積雪がない状況が続いており、除雪作業の必要がなかったのには助かりました。

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大晦日にお泊りの国内外からお越しのお客様は全員、松例祭に出かけられ、それぞれに思い出深い一夜を過ごされたご様子でした。

元旦には雑煮をはじめ、地域伝統の正月料理をお召し上がりいただき、喜んでいただきました。

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私は大晦日の夜だけ羽黒山山頂で松例祭に奉仕して、ちょっとだけ「若者」の雰囲気を懐かしんできました。

今年は先途方だった上町の若者たちが思いのほか、段取りよく仕事を進めていて嬉しく感じました。補屋(しつらえや)もいつも以上にきちんと整頓されていたのが印象的でした。

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元日には松例祭で受けた引き綱を畳んで飾る「綱のし」に参加し、無事、町内のお宅の軒に飾ることができました。毎年の事ながら、清々しい気持ちになりました。

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四日になり忙しさも一段落、ようやく頂いた年賀状を読んだり、たまった新聞に目を通したりしています。

そんな中、今年がどんな一年になるのだろう、と思いを巡らせたりしていました。

観光の面では、昨年のようなゴールデンウィークの10連休はなく、地域的にもDCキャンペーンや国宝五重塔の公開などといった目玉も予定されておらず、来年の丑年御縁年をまえにちょっと一服、という感じになるのだろうと予想しています。

ただ、そういう時期こそ、足元を固め、将来に備えることも肝要だと考えています。

多聞館でも、閑散期を有効に活用しながら業務全般を再点検し、設備やサービスの一層の向上を図っていきたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年11月15日 (金)

羽黒山松例祭~松の勧進

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11月15日、朝方までの雨も上がった頃、羽黒山の門前町手向(とうげ)に山伏の吹く法螺の音が響き渡りました。

大晦日に行われる羽黒山松例祭の浄財の寄進を募る「松の勧進」の始まりです。

位上・先途の両松聖が小聖と呼ばれる山伏を従えて、手向内の末社などを回り、そのほかの小聖たちが家々を回って浄財の寄進を集めます。

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当館に立ち寄った小聖さんと、ちょうど通りがかった小聖さんが写真撮影に応じてくださいました。
ありがとうございました!

ここ数年で、小聖さんたちの顔ぶれもガラッと変わっています。

もちろん、祭りを支える若者衆の顔ぶれも同様です。

難儀なことも多いでしょうが、松聖様の満願成就と松例祭の無事成功を心より祈念しております。

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「鶴岡・羽黒・出羽三山へのいざない 」開催しました

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11月12日(火)、東京都江戸川区のタワーホール船堀において、「鶴岡・羽黒・出羽三山へのいざない」を開催しました。
このイベントは、鶴岡・出羽三山地域の観光PRと、移住促進を目的として、羽黒町観光協会が主催し、私たち出羽三山精進料理プロジェクトが共催、鶴岡市東京事務所の協力の下に行われたものです。
当プロジェクトからは9名のメンバーが参加しました。

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第一部では、出羽三山地域の観光PRを中心に、そこに暮すパネラー達の生活を紹介しながら、出羽三山に暮すことに意味について考えてみました。

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続く第二部では、パネラーとして移住者、移住候補者(?)、行政担当者それぞれの話を伺いながら、鶴岡・出羽三山地域への移住への期待と不安、現実、行政によるサポート制度などについて話を繰り広げました。

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会場には60名ほどのお客様にお越しいただき、郷土の味覚や美酒を召し上がっていただきながら、和やかな雰囲気の中で進めることができました。

会場内では地元名産品の試食販売も行われ、大変な人気を博していました。

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私たち出羽三山精進料理プロジェクトとしては、観光だけでなく移住というテーマに取り組んだ始めてのイベントでしたが、地域の現状と将来について考えるいい機会になりました。

ご参加いただいた皆様と開催にあたりお世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。

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2019年11月 3日 (日)

羽黒山松例祭~大松明まるき練習

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今年も例年通りのこの時期に、暮れの羽黒山松例祭で造られるツツガムシを模った大松明を造る練習が、当館の駐車場で行われました。

参加したのは羽黒山の門前町手向(とうげ)の上四町の若者達。(私は若者OBとして、旅館の中で仕事をしながら、作業を見守っていました。)

2時間足らずで、本番のツツガムシの縮小版を造り上げました。

祭りに参加する若者の数は年々減少していますが、祭りの根幹を成す技や知恵はしっかりと伝承されているようで、頼もしく感じました。
参加された若者の皆さん、ご苦労様でした。

羽黒山松例祭の詳細については⇒「松例祭見学案内」

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