羽黒山松例祭~大松明まるき練習と付き合い
年の暮れに羽黒山山頂でおこなわれる「松例祭(しょうれいさい)」では、ツツガムシを模った大松明を造り、これを焼き払います。
きょうは本番に備えて大松明を造る「練習」が行われました。
羽黒山の門前町「手向(とうげ)」のうち、上四町の若者達30名ほどが、多聞館の駐車場に集まり、今年の問う番町の古墓町の采配の下、ワラや縄、綱、網、簾などを使って、本番のほぼ2分の1の大きさの大松明(ツツガムシ)を造り上げました。
初めて参加する若者などは経験者から仕事を教わりながら作業にあたりました。
完成後には大松明に向かって、一同で松例祭の安全を祈願しました。
夕方からは、若者一同が集い、松例祭での役割を決めたり、親睦を深めたりする「付き合い=土洗い」という行事が泊りがけで行われます。
このような行事を重ねながら、暮れの松例祭に向けて若者達の気持ちが徐々に高まっていきます。
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