大晦日から元旦にかけて羽黒山山頂で行われる羽黒山松例祭。
そのクライマックスは、ツツガムシを模した大松明を位上・先途の二手に分かれて引き出して焚き上げる「大松明引き」です。この大松明に関わる一連の行事は国の重要無形民俗文化財にも指定されています(→文化庁)。
今日はその大松明作りの練習が行われました。
上町の若者達が当館の駐車場に集まり、藁、萱、縄などを用いて、長年にわたって伝えられてきた作法に従って大松明(本番の縮小版)を作り上げました。
完成後には当番町(桜小路)の若者頭の先導により、松例祭の作業の安全・無事成功が祈願されました。
祭りに参加できる若者は年々減少しており、今日集まった若者も例年になく少なかったように感じました。そんな中、今年からは、氏子会の尽力により手向地区以外から祭りの担い手を募っていくことが計画されています。祭りの本質は維持しつつも、やむを得ない変革を受け入れながら、祭りの存続が図られていくことになるのでしょう。
一OB、一氏子として松例祭の行く末を見守っていきたいと思います。
出羽三山精進料理プロジェクトがいよいよ中京圏に進出します!
10月23日(火)、名城公園tonarino「GARB CASTLLO」において、座談会を開催いたします。
「山形・羽黒・出羽三山へのいざない」
(第一部) 14:15~15:00
出演者&内容
・土岐彰(旅館多聞館11代目館主、出羽三山精進料理プロジェクト代表)
・早坂一広(宿坊大進坊後継者、羽黒山伏、山伏修行体験塾先達)
・工藤純平(月山仏生池小屋主、山形県自然公園保全整備促進協議会羽黒支部長)
出羽三山の各方面に関わる三人の山人が、出羽三山の自然、精神文化、食にまつわる魅力を語り合います。
(第二部)15:00~16:00
第一部の出演者に伊勢市市の長鈴木健一氏に加わっていただき、伊勢・出羽お互いの地域に抱く思い、観光振興に向けての「いせでわDMO」を通じた広域・遠隔連携への期待などについて語り合います。
※会場では、山形・庄内を代表する秋の味覚と美酒を用意してお待ちしております。
※参加は無料ですが、事前の申し込みをお願いいたします。
申し込み先:鶴岡市羽黒町観光協会
TEL 0235-62-4727(8:30~17:00)
また、同時開催として、伊勢・山形物産販売コーナーも開設いたします。
・東急ハンズGATESHOP
・東急ハンズANNEX店
・イオン熱田店東急ハンズ内
多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
第18回目となる「羽黒山石段マラソン全国大会2018」は10月21日(日)に開催されます。
エントリーはすでに始まっています。
羽黒山の門前町「手向(とうげ)」と2446段の急峻な石段の参道をあわせた全長約6キロの過酷なコースにぜひ、挑んでみませんか。
石段の参道または門前町(全長約1.9キロ)をガイドとともに巡るウォーキングの部も同時開催です。
いずれも募集期間は8月24日(金)までです。
詳しくは大会公式ホームページをご覧ください。
ここ羽黒では7月15日には例大祭の花祭り、その前日には子供神輿のパレードが行われました。
海の日を含む3連休の忙しさに追われていた間に、ここ東北南部も梅雨明けしていました。
気象庁の発表では梅雨明けは7月14日頃で、平年より11日も早かったようです。
集中豪雨が甚大な被害をもたらした西日本とは反対に、ここ羽黒では梅雨の間も雨らしい雨がほとんど降っておらず、今後の水不足が心配されます。
とはいえ、予報ではこれからしばらくは晴天の日が続き、夏山にとってはもってこいの気象条件となりそうです。熱中症対策に留意されながら、高山植物の咲き乱れる月山にどうぞお越しください。
昨年に引き続き、湯殿山と羽黒山、鶴岡駅を結ぶシャトルバスの運行がようやく発表されました。
運行日は、湯殿山開山時期(6月1日~11月3日)の土、日、祝日に加え、今年は7月30日~8月20日までの毎日運行されることになりました。
昨年、路線バスの廃止に伴い、急遽決まったシャトルバスの運行でしたが、予想以上に多くのお客様にご利用頂き、そのニーズの高さが実証されました。
「日本遺産・出羽三山生まれかわりの旅」にとってきわめて重要な交通手段の実現です。
今年も多くの皆様のご利用をお待ちしております!
湯殿山シャトルバスの詳細は → こちら
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