つい昨日も各地から厳しい残暑のニュースが伝えられていましたが、今日は寒気がググッと南下したため、全国的に涼しくなっているようです。
ここ羽黒は連日の雨で、朝夕は日に日に肌寒く感じられるようになりました。
ということで、館内も夏仕様から秋仕様に変え始めています。
夏の間大活躍だった扇風機を隅に追いやり、欄間には外してあった障子をはめ込みました。
座布団はござから綿入れに替え、浴衣の上に重ねる羽織も出しました。
掛け布団も今夜から少し厚手のものに替えます。
食材も夏野菜などの涼味をきかせたものから秋らしいきのこや温かみのある料理にシフトです。
稲刈りが進む中、多聞館では早々に新米に切り替えました。
ここ羽黒はもうすっかり秋です。
9月17日は地元のお稲荷様である「烏崎稲荷神社」の例大祭(秋祭り)でした。
この神社は、その昔出羽三山の開祖となる蜂子皇子がこの地で迷った際に現れて皇子を導いたとされる三本足の大烏に所縁があるとされています。
早朝に氏子総出で境内を掃除し、若者衆が幟(のぼり)を立てました。
神事は午後3時から瀧本宮司により執り行われ、その後は多聞館に移動しての「直会(なおらい)」です。
直会は毎年替わる4件の当屋によって運営されますが、今年はうちもその当屋に当たっています。
煮しめをはじめ、決められている料理の準備したり,赤飯を炊いたり・・・。
神社の中を掃除したりと大忙しです。
神社の例祭はこのあと、
・12月17日の御歳夜
・1月17日の初祈祷
・2月上旬の初午
・4月17日の春祭り・・・と続き、その都度当屋が準備に当たります。
そのほか、雪囲いの設置・撤去、雪下ろしや参道の除雪なども担います。
夜には幟を仕舞うために町内の若者衆が神社に集い、酒を酌み交わしました。
今回は季節柄、「庄内風芋煮」を食べながら、様々な話し合いや情報交換、とりわけもう足音が聞こえてきた今年の松例祭について語り合いました。
秋祭りが過ぎると羽黒の秋は駆け足で深まっていきます。
多聞館ゆかりの写真画家「又三郎」の個展が本日より開催されております。
会場は奥多摩の「澤之井ガーデンギャラリー」です。
JR青梅線澤井駅から徒歩5分。多摩川の清流のほとりのすばらしい庭園の中にあるギャラリーです。
今回の個展のテーマは「冬の日本海を彩る」。冬の西津軽を描く作品を中心に展示しています。
期間は本日より10月11日【月】まで(月曜定休)、午前10時から午後4時30分(最終日は2時30分)までの開催です。
詳しくは又三郎ホームページ⇒ http://www.matasaburou.com でご確認ください。
今回も素敵な作品との出会いが待っていることでしょう。
ぜひ、お出かけください。

出羽三山神社主催の「羽黒派古修験・秋の峰入り 」は今日で終わり、行に参加された160数名の山伏たちが手向の里に帰ってきました。
これに先立ち、昨日の深夜には羽黒山山頂の蜂子社前において、行のクライマックスとも言える「柴燈祭」が挙行されました。
多くの信者や関係者が見守る中、護摩壇で赤々と燃え上がる柴燈の前で様々な神事が執り行われました。
山伏たちが繰り広げる勇壮な「火祭り」に、ご案内したお客様たちも一様に感銘を受けていらっしゃったご様子でした。
秋の峰入り(峰中)が終わると、例年ならここ手向には秋の気配が漂うのですが、今年はまだまだ残暑が居座っています。
それだけに今年の峰入りの修行も厳しかったとうかがいました。
参加された皆様、たいへんご苦労様でした。
羽黒山正善院荒澤寺が主催する「羽黒派修験道・秋の峰入り」が今日で終わりました。
七日間の修行を終えられた山伏の皆さんが手向の里に帰ってきました。
今年の峰入り中は、連日猛暑でしたので修行も格別の厳しさだったことでしょう。
一行は羽黒山参道を駆け下り(出生の意味とか)、黄金堂前で赤々と燃え盛る「場柴燈」を飛び越え(産湯の意味とか)、最後に黄金堂で行の無事を報告していました。
明日は出羽三山神社主催の「羽黒派古修験道・秋の峰入り」に参加されていた一行が帰ってきます。
今夜はそのクライマックスとも言える「柴燈祭」が羽黒山山頂の蜂子神社前で行われます。
私も多聞館にご宿泊のお客様を案内して行ってくる予定です。
昨日の正善院荒澤寺に続き、今日からは出羽三山神社が主催する『秋の峰入り』が始まりました。
今年も全国からの応募者の中から抽選で選ばれた160人ほどの方が参加され、今日から7日間『羽黒派古修験道』の厳しい山伏修行に臨まれます。
大先達が峰薬師神社で梵天を投じて、笈の中に新たな生命を宿した後、一行は手向の町を上り、羽黒の山中へと入っていきました。
多聞館からも三名の行者を送り出しました。
例年に無く残暑の厳しい峰中となりそうです。
皆さんが無事に満願成就されますように手向の里から祈念しております。
羽黒山荒澤寺正善院が主催する7日間の山伏修行『秋の峰入り』が今日(8月25日)から始まりました。
入峰者たちは『十界修行』を通して『擬死再生』を果たし、『即身成仏』の山伏となることをめざします。
正善院での勤行を終えた一行は向かいの黄金堂において、梵天をお堂に投げ入れることで笈(おい)に新たな生命を宿すとされる重要な儀式、『梵天作法(奉納)』に臨みました。
その後「お立ちー!」の掛け声を合図に、法螺の音と共に手向の町を羽黒山に向けて上っていきました。
一行は今日から七日間、羽黒山中の「荒澤寺(こうたくじ)」に籠り、読経や山掛けなどの修行を行います。
期間中お天気に恵まれ、行者の皆さんが無事満願成就されることを祈っております。
先週はTさんから、そして今日はOさんから「トビタケ(=トンビマイタケ)」をいただきました。
トビタケは夏の暑い盛りに出るきのこ。
ここではお盆の代表的な食材のひとつです。
去年は冷夏で出が悪かったようですが、今年はこの暑さのおかげでよく出ているようです。
トビタケはシャキッとした食感と芳醇な味と香り、三拍子そろった高級食材です。
炊き込みご飯などにも用いますが、この地域ではナスと一緒に油炒め(炒め煮)にするのが一般的です。
調理をするうちにトビ色に変ったトビタケは一見地味ですが、くせになる美味しさです。
※多聞館では「羽黒の食文化ご堪能プラン」でご宿泊のお客様にお出ししています。
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