2010年7月16日 (金)

出羽三山神社『花祭り』

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きのう7月15日は出羽三山神社の『花祭り』でした。

これは五穀豊穣を祈願する出羽三山神社の例祭です。

羽黒山山頂では朝から各所で黒川能などの芸能の奉納が 行われました。

DSCN4835 DSCN4844 左・黒川能

右・御神楽 

 

 

 

 

また、地元手向(とうげ)の若者衆 は、『さし串』と赤飯で腹ごしらえをした後、花梵天をやぐらに取り付ける作業にいそしみました。

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そして正午。

月山・羽黒山・湯殿山それぞれの神様を祀った三基の神輿とともに、稲の花を模った造花で飾られた梵天が三基、境内をゆっくりとまわります。

梵天は観客の近くに来るとゆっくりと倒され、待ち構えていた観客が我先に花を取り合います。

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境内をふた廻りする間に、梵天はすっかり丸坊主になっています。

ちなみに、取った花は神棚などに祀り、五穀豊穣や家内安全を祈願するものとされています。

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花祭りが終わると、出羽三山もいよいよ本格的な賑わいを見せる季節を迎えます。

花祭りに奉仕された皆さん、どうもご苦労様でした。 

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2010年7月14日 (水)

花祭り子供みこし

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 (手向の沿道には注連縄がはられました)

 

 

 

 

明日7月15日は出羽三山神社の例祭『花祭り』です。

これに先立ち、今日は地元手向(とうげ)の小中学生による子供神輿の巡行が行われました。

山伏に先導された九台の神輿が、随神門から注連縄のはられた手向の町内を巡行していきました。

(私の住む地区では今年から小中学生が全くいなくなったため、参加しませんでした。残念です。)

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明日の花祭りは羽黒山山頂で行われます。

午前9時頃から山頂各所において黒川能や高寺八講などの芸能の奉納が行われます。

10時からの 例大祭に引き続き、12時頃からは祭りのクライマックスといえる『神幸式』です。

三台の神輿とともに境内をまわる造花で飾られた梵天から、観客が花を奪い合います。

お天気が心配ですが、多くのお客様のお越しをお待ちしております(私も若者衆の一員として奉仕しております)。

※『花取り』の際にはくれぐれも怪我をされませんように。

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2010年7月10日 (土)

映画「必死剣鳥刺し」本日公開!

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平山秀幸監督、豊川悦司主演の映画「必死剣鳥刺し」が本日7月10(土)に公開されました。 

 公式サイトは⇒こちら

原作は鶴岡出身の藤沢周平氏。

『隠し剣孤影抄』(文春文庫)に収められている短編です。

作品の舞台は江戸時代の架空の『海坂藩(うなさかはん)』で、これは庄内藩がモデルといわれています。

この映画も庄内各地でロケが行われました。

 

 

 

 

 

原作のストーリーは・・・

16719238  兼見三左ェ門(豊川悦司)は、藩政混乱の元凶であった藩主の愛妾を刺殺した。

しかし、兼見に対する処分は一年間の閉門と減禄、役の召し上げという寛大なものだった上、閉門が解かれると禄も戻され、藩主傍に仕える役にも取り立てられる。

亡き妻の姪・里尾(池脇千鶴)に身の回りの世話を受けながら平穏な日常を取り戻したかに見えた兼見だったが、ある日中老の津田(岸部一徳)からある密命を受けたことにより、不条理の渦中に飲み込まれていく・・・。

こんな感じです(あまり詳しく書くと映画の楽しみが失われますので)。 

 


過酷な運命に翻弄される兼見役が豊川悦司さんとは、まさにぴったりだと思います。

「自分だけの孤独な信念にしたがっただけ」だったはずの兼見を翻弄する理不尽な悪意の罠。

それに気付いたときの豊川さんの「表情」をスクリーンで観るのが今から楽しみです。

皆さんもぜひ、劇場でご覧ください。

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2010年7月 8日 (木)

GUESTS FROM FOREIGN COUNTORY(外国からのお客様)

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(GUESTS FROM HUNGARY ) 

 

 

 

昨日、多聞館ではハンガリーからのお客様ご一行をお迎えしました。

およそ2週間の日程で日本各地を回られる中で、ここ羽黒山にもお越しいただきました。

出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)が海外の著名なガイドブックで日本を代表する観光地として紹介されていることもあり、多くの外国からのお客様が当地にお越しになります。

私も拙い英語でご案内したり、自作の英語版周辺地図をお渡ししたりしています。

英語版 周辺マップ
多聞館でお迎えする外国のお客様はヨーロッパとアメリカ、オーストラリアからが多いのですが、皆さん、日本文化にとても興味をお持ちですし、マナーもとても紳士的ですので、お相手させていただいく私どもも楽しませていただいております。

外国からのお客様にとって日本を代表する観光地として、恥ずかしくないおもてなしを心掛けていきたいと思っております。

英語版案内カード(L版)  


 

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2010年7月 6日 (火)

リンク集、アップしました。

延ばし延ばしになっていたこのホームページの「リンク集」をアップしました。

地元観光協会関係と、交通関連、それにお付き合いいただいている方々のサイト(の一部)ですが、何とか様になりました。

少しでも多聞館のホームページをご覧になるお客様のお役に立てるように、今後も有益なリンク先を増やしていきたいと思います。

相互リンクも大歓迎ですので、希望される方はぜひご連絡ください。

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2010年6月30日 (水)

月山開山!

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 いよいよあす7月1日は月山開山祭です。

午前11時からは山頂の月山神社において神事が行われます。

開山に伴い、羽黒山方面から月山八合目に行く路線バスも明日から運行されます。

多聞館近くの羽黒センターからは
 6:35
 7:35
11:20
13:35
の4本があります。

下りの月山八合目発は、
 8:30
 9:30
13:10
16:00
の4本です。

詳しくは⇒庄内交通のサイトでご確認ください。


月山頂上、九合目(仏性池)、八合目(弥陀ヶ原)の各山小屋も営業を始めました。

多くの皆様の月山登拝をお待ちしております。

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2010年6月28日 (月)

図司呂丸と芭蕉

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図司呂丸(ずしろがん=俳号)は本名を近藤佐吉といい、現在の鶴岡市鳥居町の藩士の出であったといいます。

後に羽黒町手向の現在の羽黒第一小学校の傍に居宅を構え、山伏装束の染物を生業としつつ、妻と共に俳諧に親しんでいた人物と伝えられています。

奥の細道紀行で羽黒山を訪れた松尾芭蕉一行は、最初に呂丸の元を訪ねました。

そして呂丸の取り計らいにより、羽黒山の別当代であった会覚阿闍梨との面会を果たし、その後7日間にわたり当地に滞在し、出羽三山参拝をも果たしています。

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芭蕉は本坊宝前院若王寺で催された句会において

《有難や雪をかほらす南谷》

の句を残しました。

(←本坊跡)


羽黒の地でと呂丸と過ごした時間について芭蕉は後に呂丸に寄せた書簡の中で、

《誠不思義清談夢之心地仕候》(=今になってみると不思議なことですが、あなたとお会いしてお話した時間は夢の中の出来事だったように感じます)といい、

命候内には今一度と願申候》(=私の命のあるうちに今一度お会いしたくお願い申し上げます)

とまでしたためています。

呂丸と芭蕉との心の交流がうかがえます。

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(←南谷) 

 

 

 

 

芭蕉の招きに応じて江戸を目指した呂丸は、芭蕉との三年ぶりの再会を果たし、旧交を温めます。

まだ発表前だった「三日月日記」の稿本を貰い受けたりもしています。

その後、呂丸は西方への旅を続けましたが、京都において病に倒れ亡くなりました。

DSCN4666 辞世句  《消安し都の雪ぞ春の雪》

その知らせを聞いた芭蕉は

《当帰より哀れは塚のすみれ草》

追悼句を送っています。


 

上の写真は多聞館近くの『烏崎稲荷神社』境内に祀られている図司呂丸追悼句碑です。

野に埋もれていたものを多聞館の先々代(土岐多聞)をはじめとする地元有志があらためて祀ったものです。

先日紹介した『図司呂丸顕彰俳句大会』のルーツがここにあります。

ちなみに、上の由縁書は先々代の筆によるものです。

S-100CIMG5609 近年は、「奥の細道」を訪ねて当地を訪れるお客様も多くいらっしゃいます。

その折には、羽黒の地で芭蕉を迎え、心の交流を深めた図司呂丸という人物がいたことにも思いを馳せていただければ、と思います。

 

 

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2010年6月27日 (日)

月山筍ご飯~図司呂丸顕彰俳句大会

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今日は、羽黒山門前の「いでは文化記念館」において、「第28回図司呂丸顕彰俳句大会」が行われました。

奥の細道紀行で羽黒山を訪れた芭蕉一行を迎え、別当代との面会をとりなすなどした図司呂丸の功績を讃え、後世に語り継いでいこうとの趣旨で開催されてきた歴史ある俳句会です。

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(図司呂丸居宅跡←羽黒第一小学校のすぐ傍です。 )

 

 

 

多聞館では毎年、、この俳句大会に参加される皆様の昼食用に、『月山筍ご飯』とお汁のご注文をいただいております。

先日月山に行って採ってきた月山筍と油揚げなどの他の具をしっかりと煮込み、これをご飯に混ぜて炊き上げます。

毎年この筍ご飯を楽しみにしてくださっている参加者も少なからずいらっしゃり、当方にとってもありがたいことです。

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お客様のご要望により、炊き立てのご飯を釜ごと会場に運び入れ、熱々のままお皿に配膳しています。

この方法だと、お客様から直接感想をうかがうことが出来るというメリットもあります。

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次回は、図司呂丸と芭蕉との関わりについてもう少し詳しく紹介したいと思います。


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2010年6月24日 (木)

『県道月山公園線(月山高原ライン)』開通

DSCN4797羽黒山方面から月山8合目駐車場に至る『県道月山公園線(月山高原ライン)』は昨日(6月23日)までに4合目ゲートのバリケードが外され、全線開通しました。

 

 

 

DSCN4789  今朝の月山は大荒れの天気だったため、登山者の姿はほとんど見られませんでしたが、月山筍採りに向かう人たちの車が早朝からたくさん並んでいました。

8合目では濃霧の中、レストハウスの開業準備や飲料の自動販売機設置などの作業が行われていました。

ロープを張ったり案内板を設置したりの登山道整備も急ピッチで行われています。

山頂や弥陀ヶ原の神社や九合目・頂上の山小屋でも、7月1日の開山祭に向けて準備が進められていることでしょう。

DSCN4787 そんな中、私は明後日に多聞館で注文を受けている筍ご飯に使う月山筍を採りに 行ってきました。

強風と断続的に降る雨の中、なんとか必要なだけの月山筍を確保してきました。

 

 

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昼過ぎに月山を下ってくる頃には天気も回復し、青空ものぞいていました。

月山から望む庄内平野は去年の秋以来です。

月山の夏山シーズンがいよいよ始まります。


 

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2010年6月21日 (月)

月山筍初採り

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今年も自生の月山筍のシーズン到来です。

私も本日の精進料理の昼食のお客様にあわせて先日、月山筍採りに出かけてきました。

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春先の低温の影響でしょうか、この時期にしては 残雪が多かったように感じました。

それでも場所を選べば、立派な「根曲がり筍」がたくさん生えています。

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4時間ほどかけて、3貫目(約12キロ)を採ったところで雨が降り出したので帰ってきました。

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途中、イワカガミやチングルマの優美な姿に励まされながら、無事 戻ってきました。

今日の昼食のお客様には天ぷらにしてお出ししとところ、大変喜んでいただきました。

月山筍の旬は7月中ごろまで。

出来るだけ多くのお客様に召し上がっていただけるように「安定供給」に努めたいと思います。

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