月山道路の通行は6月17日から
羽黒山方面から月山8合目駐車場に至る県道月山公園線は、冬期間閉鎖されていましたが、
6月17日10:00から通行が再開されます。
急なカーブが連続し、道幅の狭い個所もありますので、注意して通行してください。
なお、羽黒山山頂を経由する月山8合目行きの路線バスは7月1日の月山開山祭からの運行です。
「花の山月山」へぜひ、お越しください!
羽黒山方面から月山8合目駐車場に至る県道月山公園線は、冬期間閉鎖されていましたが、
6月17日10:00から通行が再開されます。
急なカーブが連続し、道幅の狭い個所もありますので、注意して通行してください。
なお、羽黒山山頂を経由する月山8合目行きの路線バスは7月1日の月山開山祭からの運行です。
「花の山月山」へぜひ、お越しください!
今年も鈴の音を鳴らしながら、白装束の一行が羽黒山の門前町手向(とうげ)に帰ってきました。
手向の各集落の代表者たちが月山に登り、山の神を里へと迎える恒例の行事「春山代参」が昨日5月4日に行われ、今日5日はその代表者(「御行様」=おんぎょうさま)を各集落で出迎える「坂迎え」が行われました。
昨日の月山は台風並みの強風が吹いていたとのこと、御行様たち、それに同行してサポートに当たった地元山岳捜索隊の皆さんのご苦労は大変なものだったことでしょう。
私たちの集落では住民総出で清水、大川の両御行様を出迎え、烏崎稲荷神社において春山代参の報告を受けた後、神前に祝詞を奏上していただきました。
その後は多聞館で用意させていただいた定番の料理とお神酒をいただきながら、御行様の労をねぎらいました。
午後からは御行様たちには春山代参の反省会(直会)で、多聞館をご利用いただきました。
昨日の身体的ダメージが残っている方も少なからずいらっしゃったようでしたが、皆さん大役を果たした安堵の酒に酔いしれていたようでした。
御行様たちによって迎えられた山の神に見守られながら、ここ羽黒の里でもしだいに農作業が忙しくなっていきます。
全国的な寒波の襲来が伝えられております。
ここ羽黒の里手向(とうげ)は、気温こそ例年よりも少し高めで推移していますが、ここにきて例年並みの積雪になってきました。今日も、手向の各所では風雪の中、雪下ろしをする光景が見られました。
多聞館でも日々、玄関や駐車場に除雪に追われています。
多い日には一晩で50センチ以上の積雪となることもあり、除雪機も用いて1~2時間の作業となります。
今日はかなりの積雪となった玄関の屋根の雪下ろしを行いました。
1メートル以上の積雪でしたが、凍ってはおらず、10分ほどで下せました。
手向では、正月が過ぎてもしばらくはさほど雪が降らなかったものの、ここ2週間ほどに集中して降り積もっています。
そのため、除排雪作業や雪下ろしが一気にピークを迎えた感があります。
雪下ろしを職人さんなどに委託しなければならない方々は、順番待ちにハラハラしているかもしれません。
多聞館でも、来週頃には雪下ろしを予定しなければならなそうです。
雪国の春を迎えるためには避けては通れない雪との「付き合い」が続きます。
今日12月27日(日)、羽黒山山中の斎館において、「網漉き行事」が斎行されました。
早朝、斎館に参集した上町・下町の若者頭たちは松聖による神事に臨んだのち、松例祭で造られるツツガムシを模った大松明の顔に当たる「網」と、胴体に当たる「簾(す)」を作り上げました。
網は縄だけで、簾は縄と萱だけで作り上げますが、各町に伝わる技を駆使しながら、外が真っ暗になるころまでかかって、上町・下町それぞれがようやく完成させました。
完成を神前に報告する神事と祝杯を経て、麓の手向(とうげ)に帰ってきたのは19:30過ぎ。
食事処「いしい」さんで直会を行って、ようやく長い一日の終了です。
12月30日(水)には、羽黒山山頂において、今日作った網や簾を用いながら、ツツガムシを模った大松明が造られます。そしてこの大松明が、31日には切り刻まれ、最後には燃やし上げられます。
松例祭のそれぞれの神事の詳細については ⇒こちら をご参照ください。
国の重要無形民俗文化財ににも指定されている「羽黒山松例祭大松明行事」。
ぜひ、見学にお越しください。
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