月山道路開通情報
冬季閉鎖中の県道211号月山公園線(通称[月山道路」)が、6月24日(金)午後3時に開通すると発表がありました。 詳細は⇒こちら
ただし、6月26日(日)に開される「月山ヒルクライム」に伴う交通規制で、同日0時~14時までの間は通行止めとなりますのでご注意ください。
冬季閉鎖中の県道211号月山公園線(通称[月山道路」)が、6月24日(金)午後3時に開通すると発表がありました。 詳細は⇒こちら
ただし、6月26日(日)に開される「月山ヒルクライム」に伴う交通規制で、同日0時~14時までの間は通行止めとなりますのでご注意ください。
当館ご宿泊のお客様にもご利用いただけます!
月山への足として、ぜひご活用ください。
好評につき、2022年(令和4年)も実施します!
・7~9月の路線バス【月山線】の運行がない日(カレンダー黄色の日)に事前予約制で運行
・出羽三山精進料理プロジェクト参画施設に宿泊されるお客様が、宿泊施設を通じて前日18:00までに予約・支払い
・乗車区間は各宿泊施設⇔月山八合目の上り(7:30発)または下り(16:00発)(1泊につき1乗車)
・料金は@2500円(1人で申し込みの場合は@4000円)
・乗り合い・定時運行が原則。ただし乗車人数、乗車時刻については申し込み状況により可能な範囲で柔軟に対応
本事業についてのお問い合わせは、出羽三山精進料理プロジェクト事務局(土岐)まで
電話(090-1495-5571)かメール(toki-a@blue.plala.or.jp)にてお願いします。
梅雨明けの日以来のブログの更新となってしまいました。
本来なら今日は羽黒山山頂で八朔祭・柴燈祭が催行されるのですが、コロナ禍のため今年は静かなお山となっています。
ただ、羽黒派修験道の「秋の峰」を催行されていた正善院(荒澤寺)の住職様と副住職様が法螺をならしながら下っていきました。
7月1日に開山祭が行われた月山本宮は、今日8月31日で閉山となりました。
八合目の中の宮(御田ヶ原神社)は9月23日まで開いているそうです。
そのほか、
1.月山 頂上小屋 9月20日まで営業
2.月山 佛生池小屋(9合目) 9月26日まで営業
3.月山レストハウス 10月10日 15:30で営業終了
ということです(羽黒町観光協会HPより転記)。
これからの月山は一気に秋が深まり、紅葉が山頂からかけ下りてきます。
夏山とは違った魅力いっぱいの秋の月山にどうぞお越しください。
(月山の紅葉)
出羽三山精進料理プロジェクト参画の宿泊施設(下の地図参照)にご宿泊いただいたお客様を、宿から月山八合目(弥陀ヶ原)へ、または月山八合目(弥陀ヶ原)から宿まで運ぶ「相乗り・貸切りタクシー」を、多聞館ご宿泊のお客様にもご利用いただけます。
運行日は7・8・9月のうち、庄内交通の路線バス運行のない日(全40日間)です(上のチラシのカレンダーに黄色で示した日です)。
発着時間は、上りが当館(手向宿坊街)発7:30、下りが月山八合目発16:00です。
1泊につき1乗車(片道)をご利用いただけます。
料金は2名様以上でお申し込みの場合は1名様につき2,500円(税込み)、1名様でお申し込みの場合は4,000円(税込み)です。
相乗り・定刻での運行が原則ですが、お申し込み状況により、可能であれば柔軟に対応いたしますのでご相談ください。
当館スタッフに、ご利用前日の18:00まで乗車料金を添えてお申し込みください(現金のみ)。
当館と月山八合目(弥陀ヶ原)をつなぐ二次交通として、どうぞご利用ください。
2021年、令和3年の年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨夜、NHKの「行く年来る年」の冒頭、まさに比叡山延暦寺の除夜の鐘が撞かれたちょうどそのとき、「羽黒山冬の峰」の満願を迎えた先途松聖とその一行が、法螺の音と「勝った!勝った!」の掛け声とともに下っていきました。
コロナ禍のため、例年とはガラッと変わった松例祭となり、長年この祭りに関わってこられた位上・先途両松聖にとってはさぞ、感慨深いことだったろうと感じました。
新型コロナの感染状況は収まる気配がなく、まだしばらくは世界的な戦いが続くことは確実です。
その中でも、当館としては、社会の公器としての旅館の役割を果たすべく、精進して参る所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
爽やかな秋晴れのもと、恒例の羽黒山「松の勧進」がはじまりました。
これは、大晦日から元旦にかけて羽黒山山頂で行われる特殊神事「松例祭」の経費を山伏達が勧進して回る行事であり、「冬の峰」という山伏修行の一環です。
その年に選ばれた松聖(まつひじり)と呼ばれるふたりの山伏と、それに従う小聖(こひじり)と呼ばれる山伏達が今日から年末にかけて庄内一円を勧進して回ります。
勧進をする山伏が吹き鳴らすほら貝の音は、環境省の「残したい”日本の音風景100選”」にも選ばれています。
初日の今日は、松聖は羽黒山の門前町手向(とうげ)の各集落にある末社を参拝して回ります。
今年の松聖は位上(いじょう)が小林庸高さん(山伏名:良栄)、先途(せんど)が芳賀耕作さん(山伏名:月海)です。
同時に、小聖たちが手向内の家々を回り、寄進を受けて御神符を渡していきます。
コロナ禍に見舞われている今年は、松例祭自体、規模が大幅に縮小され、若者達による大松明引き行事などは全て中止となり、一般の見学も制限されることが決まっています。
それでも、永年途絶えることなく引き継がれてきた松聖による国家や人々の安寧の祈りは、しっかりと受け継がれていくことに、感謝したいと思います。
当社は頂いたご意見を踏まえ、総合的に判断した結果、計画を白紙撤回することとしました。
なお、環境影響評価法における廃止手続きについては、今後速やかに進めてまいります。
当社は、今後も地域の皆様に寄り添い、広く社会へ貢献できる企業を目指してまいります。(転載以上)
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ほっといたしました。
これまで短時間の中で一気呵成に反対運動を繰り広げられた皆様、各お立場からの反対の意見表明や情報提供、ご署名、そのほか有形無形の様々なご協力を頂きました多くの皆様に心より感謝申し上げます。
また、反対の意見に真摯に耳を傾けられ、早い段階での事業の白紙撤回をご決断された前田建設工業(株)様に対しても心より敬意を表したいと思います。
今回の騒動をとおして、健やかな住環境も、静謐な信仰環境も、多くの人々が支えあうことで成り立っているのだということを改めて実感いたしました。
これからも、地域として、個人として、その支えあいの精神を大切にしていかなければならないと思います。
山岳信仰、山岳修験の聖地である出羽三山が、危機に直面しています。
ゼネコン準大手の前田建設工業(株)が出羽三山地域に大規模な風力発電事業を計画しているもので、羽黒山を南北にはさむ形で、高さ180メートル級の風車を最大40基建設するというのです。
この計画が実現してしまえば、出羽三山の景観が致命的に損なわれるにとどまらず、出羽三山地域の森林は大量に伐採され、地盤は大規模に掘り崩され、羽黒山参道や門前町手向の宿坊街をはじめとして周辺地域は風車の騒音や超低周波に包まれることでしょう。土砂災害の多発や住民・来山者の健康被害も懸念されます。
この事業の無謀さを象徴するように、山形県知事、鶴岡市長、庄内町町長、さらには地元選出の代議士や地方議会議員の方々が事業への反対を表明されています。
この計画はほとんどの地元住民にまったく知らされないままに進められ、8月7日(金)から環境アセス手続きの第一段階となる「計画段階配慮書」の縦覧が行われていましたが、これも明日9月7日(月)で終了します。これに対する意見書提出期限も同日となっていましたが、多くの批判を反映してか、メールによる場合に限り9月14日(月)までに延長されています。
多くの方々の率直な意見を事業者に届けるために、ぜひ、この意見書の提出にご協力ください。
(意見書用紙のダウンロード、提出方法については ⇒こちら)
また、事の深刻さと危機感を共有する有志により、「出羽三山の風車建設に反対する会」が組織され、ネットを通じた情報の提供や反対の署名活動が行われています。事務局は地元の羽黒町観光協会が引き受けてくれています。⇒HPはこちら
手向地区では各集落の区長さんのご協力をいただき、全世帯への署名依頼が行われています。
庄内地方の多くの施設様にも署名活動へのご協力をいただいております。
用紙が手元にない方には、反対する会のHPからのダウンロードもできます⇒こちら
この署名は必ずしも法的拘束力を有するものではありませんが、反対の意思を行政や事業者に伝えるという大きな意味を有します。ぜひ、多くの皆様からのご協力をお願いいたします(9月16日(水)を第一次の集約期日といたします)。
ところで、反対の活動を行う中で、反対の意思を有しつつもそれを表明できないという方もいらっしゃいます。人が抱える事情はそれぞれですから、やむを得ないことだと思います。決して、それが地元住民の分断に繋がることがないように肝に銘じるべきです。
また、この風車問題に対する取組みを、それ以外の邪な目的(たとえば政治的な対立を煽ること)に利用することはあってはならないことです。問題の本質を見誤らないように心がけたいものです。
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