湯殿山本宮参拝開始(予定)のお知らせ
自然災害の発生のため延期となっておりました湯殿山本宮の参拝は、5月24日(土)から可能となる予定だそうです。
詳しくは出羽三山神社公式ホームページ ⇒ こちらにてご確認ください。
なお、湯殿山開山祭は6月1日(火)です。
自然災害の発生のため延期となっておりました湯殿山本宮の参拝は、5月24日(土)から可能となる予定だそうです。
詳しくは出羽三山神社公式ホームページ ⇒ こちらにてご確認ください。
なお、湯殿山開山祭は6月1日(火)です。
今日は所要で羽黒山山頂に行ってきました。
その際、念願の「蜂子皇子御尊像」を拝観することができました。
「蜂子皇子」は崇峻天皇の御子で、およそ1400年前に政争を逃れてこの出羽の地に渡り、苦行の末、羽黒山、月山、湯殿山の出羽三山をお開きになったと伝えられています。
場所は羽黒山山頂の三神合祭殿隣の「蜂子神社」内。かつては「開山堂」と呼ばれていた御社です。
御社の前にしつらえられたお祓い所でお祓い(¥500)を受け、いよいよ御尊像とのご対面です。
金色に光る厨子の中に安置された祀られた御尊像は・・・「何とも言えぬ形相」でした。
明治の神仏分離令ののち、人の目から遠ざけられ匿われた御尊像の御姿を前にして、ここで何を感じ、何を祈るかは、文字通り人それぞれなのだと感じました。
東日本大震災から三年、午年の御縁年を機に、出羽三山神社および関係者の特別な思いに支えられて公開に至った開祖御尊像のご加護が、広く衆生に行き渡ることをお祈り申し上げます。
「出羽三山開祖蜂子皇子御尊像拝観」は9月30日(火)までの期間
午前8:30~午後5時まで(お祓い料¥500)行われております。
羽黒山の門前町手向(とうげ)地区の各集落の代表者(=御行様(おんぎょうさま)))たちが早春の月山に上り、山の神を里に迎えるという行事「春山代参」が昨日(5月4日)行われました。
出発前の数日間、精進潔斎して春山代参にのぞんだ御行様たちは、雪深い月山に登拝し、湯殿山に下り、夜は羽黒山斎館に泊まります。
そして今日(5月5日)、早朝の三神合祭殿参拝ののち、羽黒山参道を下り、氏子たちに手渡すお札を携えて手向に帰ってきました。
今年はお天気に恵まれ、みなさん怪我もなく無事大役を務められたようです。
その後は各集落において御行様を出迎えてもてなす「坂迎え」という行事が行われました。
この行事は、昔はそれぞれの集落ごとに決められた月山を見晴らす丘(=坂迎え場)で行われたことから「坂迎え」と呼ばれたのだと思いますが、今は各集落の神社などで行われており、文字通りの「坂迎え」が行われているのは一つの集落だけだそうです。
昔とは形は変わってきても、手向の大切な行事として受け継がれている「春山代参、坂迎え」です。
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