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11月も下旬になり、朝晩の冷え込みが急に厳しく感じられるようになってきました。
自然は正直なもので、つい最近まで生き生きとしていた庭の擬宝珠の葉もすっかり散り萎れてしまいました。桜、モミジ、山椒などはもう落ちる葉もわずかになっています。
そんな落ち葉を片付け、車のタイヤとブレードを冬用に交換し、お客用の寝具も冬用に変え・・・
そして先週末には建物を雪から守る「雪囲い」を行いました。
例年だと、羽黒の里は1~2度の降雪にみまわれていてもおかしくはない時期ですが、今年の初雪はまだです。
それでもやがて確実に降る雪に備え、杉長木、細竹、ポリカの波板などを使って、建物をぐるっと覆うのが雪囲いです。一緒に庭木などの雪囲いも行います。
今年も手慣れた4人の職人さんに来てもらい、一日で作業を完了しました。
冬支度のうち、一番大がかりな雪囲いが終わってホッとしましたが、こまごまとした冬支度はまだまだたくさん残っています。
そんな仕事に追われながら、本格的な雪の季節の到来が一日でも遅ければいいなあ、と願っています。
出羽三山精進料理プロジェクトが全面的に協力し、出羽庄内地域デザインさんが実施する「羽黒山三大祭ツアー」の第3回「松例祭編」が大晦日に開催されます。
ツアーの詳細については ⇒こちら
松例祭はその複雑さのために、一度の見学ではなかなか把握しきれないといわれますが、このツアーでは事前の学習会やガイドの同行説明により、より分かりやすく、魅力を余すところなく見学できるように配慮されています。
また、宿泊を地元の宿坊・旅館とすることにより、深夜に及ぶ祭はもちろん、元旦に門前町で行われる松例祭にまつわる諸行事などもあわせて見学することができます。もちろん、伝統の出羽三山精進料理とともに。
出羽庄内地域デザインさんのHP上で、松例祭の概要と見どころを紹介されております。
こちらもぜひ、ご覧いただき、ツアーへのお申し込みをご検討ください。
松例祭の概要と見どころは ⇒こちらから
ツアーの申し込みは12月16日(火)までです。
お申込み・お問い合わせは ⇒こちらから
木枯らしの吹く中、今年も羽黒山松例祭の「松の勧進」が始まりました。
「松の勧進」は、大みそかから元旦にかけて羽黒山山頂で行われる「羽黒山松例祭」にかかる経費を集めるために、羽黒山の山伏たちが庄内一円を勧進して廻るものです。
「冬の峰」と呼ばれる百日行に入っている二名の「松聖」が「小聖」らを従えて、庄内各地の寺社などを廻るほか、何人もの山伏たちが家々を廻って勧進し、代わりに神札を渡していきます。
「松の勧進」初日の今日は、羽黒山の門前町手向地区に「松の勧進」を知らせる法螺貝の音が鳴り渡っていました。この音風景は「日本の音風景百選」にも選ばれているこの時期の風物詩です。
「松の勧進」が始まると羽黒の里には本格的な冬が駆け足で迫ってきます。
昨年開催して大好評だった「出羽三山精進料理 x 落語寄席」を今年も開催いたします!
羽黒山門前町の宿坊「大進坊」で伝統の出羽三山精進料理をご堪能いただいた後、新進気鋭の若手噺家、立川志らら・立川らく次お二人の笑いの世界をお楽しみください。
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日時 11月15日(土) 会場 17:30
食事 18:00~
寄席 19:00
終了 20:30
会場 宿坊「大進坊」 TEL 0235-62-2372
鶴岡市羽黒町手向(とうげ)字手向95
料金 ¥4000(料理・寄席込)
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※ お申込み、お問い合わせは・・・大進坊まで
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