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2016年12月

2016年12月31日 (土)

羽黒山松例祭~大松明まるき2016

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あす大晦日の羽黒山松例祭を前に、今日12月30日は大松明まるきが行われました。

早朝、上町、下町の若者たちが羽黒山の斎館に集まり、位上、先途の両松聖による神事の後、

大松明作りの作業を行いました。

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はじめに、斎館内に並べられた綱、網、簾など、大松明の部材を山上に担ぎ上げました。

それらの部材を用いながら、夕方までに、上町、下町それぞれに立派な大松明を作り上げました。

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その後、松聖を迎えて、松の礼、榊供養と呼ばれる神事も行われました。

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明日の松例祭の舞台となる羽黒山山頂は、程よい雪に覆われ、各所に照明も備えられて、絶好の条件が整いました。

若者たちが詰めている「補屋(しつらえや)」では、お酒やおにぎり(親玉)の振る舞いも行われます。

どうぞ、多くの皆様のお越しをお待ち申し上げております。

松例祭の詳細については→こちら

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2016年12月25日 (日)

羽黒山松例祭~網漉き行事2016

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今日12月25日、羽黒山山内の斎館において、羽黒山松例祭の網漉き行事が行われました。

早朝、上町・下町の若者頭たちが斎館に参集し、松聖による神事の後、網と簾を作る作業を行いました。

この網と簾は、12月30日に羽黒山山頂で作られるツツガムシを模った大松明の重要なパーツとなるものです。

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昼食をはさんだ一日がかりの作業で、上町、下町それぞれに伝承の技を駆使して、満足いく網と簾を完成させました。

羽黒山山頂にはまだ、ほとんど積雪がなくちょっと心配ですが、きっと松例祭本番までには不足ない雪が積もるのでしょう。

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国の重要無形民俗文化財にも指定されている羽黒山松例祭に、ぜひ、多くの多くの皆様のお越しをお待ちしております。

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2016年12月21日 (水)

冬至かぼちゃ

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きょう12月21日は冬至。

なぜか明日だとばかり思い込んでいたのですが、女将が冬至かぼちゃを煮ているのを見て、初めて今日だったのだと気づきました。

冬至は一年で一番日の短い日。そう聞くとなんだかパワーが落ちそうな感じもしますが、逆に考えれば、明日からは日一日と日が長くなっていくということ。今日はその始まりともいえます。

かぼちゃと小豆を甘く煮込んだ「冬至かぼちゃ」は風邪の予防や厄除けに効くということで、昔から冬至に食されてきました。

多聞館では、本日ご宿泊のお客様にも召し上がっていただきました。

今年の冬は(今のところ)暖冬で、多聞館の冬支度も延ばし延ばしになっていましたが、ようやく今日で、雪囲いやら外回りの片づけやらがすべて終わりました。

これからは館内の大掃除や正月の準備、そして何よりも大晦日の松例祭に向けた準備に忙しくなります。
インフルエンザも流行ってきました。冬至かぼちゃを食べて、体調管理に気をつけなければ、とあらためて気を引き締めた冬至でした。

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