石段マラソンのエントリーが始まりました!
10月20日(日)に開催される「第19回羽黒山石段マラソン全国大会」のエントリーが6月20日(木)から始まりました(~8/30)。
新しくなった大鳥居を出発し、羽黒山の門前町手向(とうげ)を駆け抜け、2446段の石段を上りきる全長約6キロのコースです。
合わせてウォーキングコースとして、約1.9キロの石段コースと、約2キロの宿坊街コースも同時に募集を開始いたしました。
多くの皆様のエントリーをお待ちしております!
詳細については ⇒こちら
10月20日(日)に開催される「第19回羽黒山石段マラソン全国大会」のエントリーが6月20日(木)から始まりました(~8/30)。
新しくなった大鳥居を出発し、羽黒山の門前町手向(とうげ)を駆け抜け、2446段の石段を上りきる全長約6キロのコースです。
合わせてウォーキングコースとして、約1.9キロの石段コースと、約2キロの宿坊街コースも同時に募集を開始いたしました。
多くの皆様のエントリーをお待ちしております!
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羽黒山方面より月山八合目(弥陀ヶ原)に至る県道月山公園線(通称「月山道路」)は、冬期間閉鎖されていましたが、6月24日(月)11:00に規制が解除され、通行が可能になります。
カーブが多く、交差が困難な箇所もありますので、十分気をつけて通行してください。
なお、月山山頂の月山神社本宮の開山祭は7月1日、閉山祭は9月15日です。
路線バスの運行は7月1日から8月31日の毎日と、9月の土、日、祝日の各日運行です。
多聞館の最寄の羽黒荒町からは①6:32と②7:32に乗車でき、それぞれ8:00と9:00に月山八合目(弥陀ヶ原)に到着します。※①のバスをご利用の場合は朝食をおにぎり弁当で用意いたします。
どうぞ山岳信仰の聖地であり、日本百名山にも名を連ねる月山へお越しください。
(少し前のことになってしまいましたが)5月4日の未明から5日にかけて、春山代参に参加してきました。これは、羽黒山の門前町手向(とうげ)の各集落の代表ら(行人)が、雪深い月山に詣で、山の神を里へと迎える伝統行事です。私自身は8年ぶり、3回目の行人です。
5月4日の未明、神社のバスで月山に向かい、途中、小月山神社で道中安全祈願。その後除雪が途絶えた6合目からいよいよ雪山登山が始まります。道路の雪の壁は5メートルもあったでしょうか。
白装束に竹杖、腰には鈴をつけた行人一行は、訓練を兼ねた山岳捜索隊の皆さんに同行していただきながら雪山を登って行きます。
途中、8合目の中の宮では、屋根だけが現れている神社を参拝。参籠所に入って朝食をとりました。ここでは前日から準備してくれていた神社の職員が、温かい味噌汁でもてなしてくれました。
朝食後、朝日に輝く雪渓を一路山頂に向けて出発です。
9合目の仏生池も参拝。ここの小屋は全容を現していました。
歩き始めておよそ7時間、昼前には月山頂上に到着しました。
連休中ということで、多くのスキーヤー達が山頂に集っている中、屋根を現している月山神社本宮を参拝。参拝中、灯した灯明が消えないほどの好天気でした。
ゆっくりと昼休憩を取ったあとは湯殿山への下りです。
残雪の状況によって進むべきルートが変わるので、山先達と山捜隊が相談しながらの慎重な下りとなりました。
無事湯殿山に下り、御神体を参拝したあとは参籠所で休憩の後、羽黒山の斎館にバスで移動して参籠です。
行半ばとはいえ、山掛けを終えた安堵感から、お酒も進みました。
翌朝は羽黒山山頂の三神合祭殿で参拝の後、石段を下って手向の里へ。
出羽三山神社の社務所で宮司さんや神社職員、氏子の皆さんに出迎えられ一緒に神拝を行いました。
そして各集落へと戻って、山の神を迎える「坂迎え」行事が行われました。
これをもって一連の春山行の終了です。
昼からはともに山に参った行人たちが当館に集い、心行くまで「反省会」を行いました。
素晴らしいメンバーと最高の天気に恵まれ、思いで深い春山行となりました。
ともに春山行に臨まれた皆様、ご同行いただいた山捜隊の皆様、お世話になった神社関係職員の皆様、どうもありがとうございました。
「昭和の日」の今日、恒例の祓川普請(はらいがわぶしん)が行われました。
羽黒山の門前町手向(とうげ)の全世帯が参加して、羽黒山参道の清掃と、各集落内の道路と水路を整備する古くからの行事です。
各集落には毎年、羽黒山参道の同じ区域が清掃すべきエリアとして割り当てられています。集落ごとの境界には境界杭も設置されています。
区域は毎年同じでも、年々人口が減少し高齢化も進んでいるので、年々大変さが増しているようです。
清掃後には集落に戻り、用水路などの整備も行いました。
作業終了後には「直会(なおらい)」です。出羽三山神社からいただいた御神酒とビールをほどほどに頂きました。
10連休はまだ続きます。一年で最もきれいに清掃された参道をぜひ、大勢のお客さんに歩いていただきたいと思います。
過去に例を見ない10連休となる今年のゴールデンウィーク。
巷では様々な弊害の恐れも指摘されていますが、私たち観光業界にとっては例年以上の活況をもたらしてくれそうです。当館でも、連休中は最後の2日間を除き、ご予約のお客様でほぼ満室となっております。羽黒山の門前町手向(とうげ)の史跡「蝦夷舘公園」の遅咲きの八重桜もちょうど見ごろになることでしょう。
連休初日の4月27日(土)にあわせ、国宝の羽黒山五重塔の内部特別拝観が始まります。昨年に引き続いての御開扉で、11月30日(土)まで行われます。
合わせて、羽黒山山頂の儀式殿においては羽黒三所権現秘仏公開も行われます。
また、湯殿山本宮の参拝も4月27日(土)より始まります(予定)。
手向地区内の旧羽黒第一小学校では、4月28日(日)の1日限りの「手向春祭り」が開催されます。
学校跡地の利活用を検討する中で生まれた地域イベントです。様々な体験プログラムと物販が企画されていますので、地域内外の皆様、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
翌4月29日(月)には早朝から手向の住民が総出で羽黒山参道の清掃を行う「祓川普請」が行われます。合わせて手向内の道路や水路の整備も行われる伝統の行事です。やるべき仕事は変わらないのに、参加者の減少と高齢化が進み、年々きつさが増している行事でもあります。
また、5月4日(土)未明から5日(火)にかけては、手向の各集落の代表が雪深い月山に登り、山の神様を里へと迎える行事「春山代参」と、それを各集落で出迎えて祝う「坂迎え」が行われます。
今年は私も山に登る番に当たっており、日々、月山の雪解けの様子を気にしています。
全国から多くの参拝者、観光客を迎えつつ、同時にお山を整備し、信心を深め、住民の交流をも図る。
これが例年通りの羽黒山の門前町手向(とうげ)地域のゴールデンウィークです。
多聞館の駐車場の入口に町歩きの案内板が立ちました。
鶴岡市が、羽黒山の門前町手向(とうげ)の街中を散策されるお客様にむけて、手向地域内数箇所に立てた案内板のひとつです。
かつては「講中」とよばれる特定のお客様が、決まった宿坊を目指して手向の中を歩くことはあっても、一般のお客様が歩くことは少なかったと思われます。
その名残りか、町中を散策されるお客様が増えた近時にあっても、案内板などは極めて少なく、「観光地」としてはちょっと不親切の感が否めませんでした。
手向地域内では国の歴史的風致維持向上計画に基づく支援を受けながら、町並み景観の整備が行われています。羽黒山に訪れたお客様に、ぜひ、門前町の宿坊街を散策していただこうということで、宿坊や個人宅でも整備が行われています。
手向を訪れるお客様にはぜひ、手向の町歩きを通して、羽黒山・出羽三山とともに生きその信仰と文化を支えてきた手向の「歴史」と「今」に触れることで、旅の思い出を深めていただきたいと思います。
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