2011年12月26日 (月)

羽黒山松例祭~網漉き行事

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昨日、羽黒山山頂の斎館に手向各町の若者頭が集まり、「網漉(す)き行事」が行われました。

これは、大晦日に羽黒山山頂で行われる「松例祭」で造られて焚き上げられるツツガムシを模った大松明に使う「網」を造る行事です。

斎館に篭って修行を続けているおふたりの松聖による神事の後、上町・下町に分かれてそれぞれの網を造りました。

固定した木枠に縄を縦横に張っていく地道な作業です。

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皆、慣れない縄仕事のため手が荒れて、絆創膏を巻きながらの作業です。

底冷えのする中でずっと前かがみになっての仕事なので、足腰にも応えます。

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網造りと並行して、萱を編んだ「簾(す)」も造られました。

この作業は「簾を踏む」といいます。

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夕方遅くまでかかって、上町、下町それぞれしっかりとした網と簾を完成させました。

網は大松明の正面(ツツガムシの顔)となり、簾は胴体になります。

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完成を報告する神事を終えて山を下る頃にはすっかり日も暮れて、凍えるような寒さの中、雪も強く降り出しました。

たっぷりの雪と厳しい寒さ・・・。

今年は「松例祭らしい松例祭」になりそうです。

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2011年12月19日 (月)

羽黒山頂⇔鶴岡 路線バス年末年始ダイヤ

 

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正月三ヶ日、当地の路線バスは下記の通り、臨時ダイヤでの運行となります。

 

【鶴岡⇔羽黒山頂 路線バス正月ダイヤ(1/1~1/3)】

Sモール⑤⇒鶴岡駅②⇒荒町(多聞館)⇒羽黒センター⇒羽黒山頂 

   7:50⇒  7:52 ⇒   8:26  ⇒  8:30  ⇒  8:45

   9:30⇒  9:32 ⇒  10:06  ⇒ 10:10  ⇒ 10:25

  10:40⇒ 10:42 ⇒  11:16  ⇒ 11:20  ⇒ 11:35

  12:55⇒ 12:57 ⇒  13:31  ⇒ 13:35  ⇒ 13:50

  14:30⇒ 14:32 ⇒  15:06  ⇒ 15:10  ⇒ 15:25

 

羽黒山頂⇒羽黒センター⇒荒町(多聞館)⇒鶴岡駅②⇒Sモール⑤

  9:00 ⇒  9:15  ⇒   9:17  ⇒  9:50 ⇒  9:52

 10:40 ⇒ 10:55  ⇒  10:57  ⇒ 11:30 ⇒ 11:32

 11:55 ⇒ 12:10  ⇒  12:12  ⇒ 12:45 ⇒ 12:47

 14:20 ⇒ 14:35  ⇒  14:37  ⇒ 15:10 ⇒ 15:12

 15:50 ⇒ 16:05  ⇒  16:07  ⇒ 16:40 ⇒ 16:42

 

 

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12月31日、羽黒山山頂で行われる「松例祭」および出羽三山神社での元旦祈祷にあわせた臨時バスも下記の通り運行いたします。

 

【鶴岡⇔羽黒山頂 松例祭・元旦祈祷 臨時バスダイヤ】

           Sモール⑤⇒鶴岡駅②⇒荒町(多聞館)⇒羽黒センター⇒羽黒山頂 

12/31(土)  18:45⇒ 18:47 ⇒  19:21  ⇒  19:25  ⇒19:40

     同     21:40⇒ 21:42 ⇒  22:11  ⇒  22:15  ⇒22:30

  1/1(日)   3:45⇒ 3:47 ⇒   4:16   ⇒   4:20  ⇒ 4:35 

     羽黒山頂 ⇒羽黒センター⇒荒町(多聞館)⇒鶴岡駅②⇒Sモール⑤

 1/1(日)  1:00 ⇒  1:15  ⇒  1:17   ⇒ 1:50  ⇒ 1:52

    同    6:35 ⇒  6:50  ⇒  6:52   ⇒ 7:25  ⇒ 7:27

    同  7:00 ⇒  7:15  ⇒  7:17   ⇒ 7:50  ⇒ 7:52

 

注・臨時バスは各停留所を経由しますが、山伏温泉ゆぽかを経由しないバスもあるようです。ご注意ください。

また、積雪状況や道路の混雑などにより定時での運行が出来ない場合もあるかと思いますのであらかじめご承知置きください。

その他、路線バス情報については⇒「庄内交通」のHPでご確認ください。

「松例祭」の詳細については⇒「羽黒山松例祭~見学案内」をご参照ください。

 

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2011年12月16日 (金)

大雪警報発令!

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昨日から降り続いている雪は未明からさらに強まり、午前中には庄内地方南部(もちろんここ羽黒も含まれます)に大雪警報が発令されました。

外では、早朝から道路の除雪をする重機の音が響いていました。

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昼頃までに、多聞館周辺では30cm程度の積雪となりました。

多聞館の除雪機も、先週の土曜に続いて今年2回目の出動です。

 

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まだ比較的気温が高いためか、除雪した後や道路はシャーベット状になっています。

でも、このまま降り積もれば・・・根雪になりそうな勢いです。

いよいよ本格的な冬の到来です。

 

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2011年12月 9日 (金)

大黒様のお歳夜

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庄内地方では12月9日を「大黒様のお歳夜」とよんでいます。

この日、各家庭では大黒様の置物や掛け軸を飾り、家内安全や商売繁盛、子孫繁栄などを祈ります。

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大黒様へのお供えも決まっていて、ハタハタの田楽と豆尽くしの料理、豆や米で作ったお菓子、根元が二股に分かれた「まっか大根」などが供えられます。

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ハタハタ(鰰)は神の魚と書くように神聖な魚とされていますし、お腹いっぱいにつまった卵(ぶりこ)は子だくさんの象徴でもあります。二股に割れたマッカ大根は安産の象徴、豆尽くしの料理には「まめ(=健康)に暮らせるように」との祈りがこめられています。

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上の写真は多聞館で今日お供えしたハタハタの田楽、豆なます、豆腐の田楽、豆おこわ、納豆汁、「米炒り」のものです。

最近では、庄内地方のスーパーマーケットでもこれらのお供え物一式をパックに詰めた惣菜がこの日限りで売られています。

今日は大黒様のお歳夜にあわせたように、積りそうな勢いで雪が降り始めました。

いよいよ本格的な寒さに向かうこの時期、どうぞ皆様、まめにお過しください。

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2011年12月 2日 (金)

月山・鳥海山 雪化粧

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ここしばらく、冷たい雨が降ったり、どんよりした雪雲が広がったりといった、庄内の初冬らしい天気が続いていました。

でも今日は珍しくすっきりと晴れ渡り、雪化粧した鳥海山(上)、月山(下)も久しぶりにそろって姿をあらわしました。

どちらの山も、上のほうはかなりの積雪になっているようです。

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この地域で言うところの「もうけ空」の一日。

やり残していた雪囲いや畑の始末、外回りの片付け・・・

そんな外仕事に精を出した人も多かったことでしょう。

私も、延ばし延ばしにしていたタイヤ交換を済ませました。 

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お天気に誘われて、月山の麓にある「叶宮」さんにお参りに行ってきました。

境内はとっくに冬支度を終えてひっそりとしていましたが、冬の日差しを浴びる叶宮の森には心地よい「気」が満ち溢れていました。

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CIMG1481叶宮周辺に広がる月山高原牧場は、うっすらと積った雪に覆われていました。

周囲の木々にはまだ秋の名残もみられます。

でも、遠からずここは人を寄せ付けない、一面の銀世界へと姿を変えることでしょう。 

 

 

 

  

一足先に雪景色している山々をみていると、本格的な降雪への心構えも徐々にできてくるようです。

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2011年11月19日 (土)

雪囲い

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月山も鳥海山もだいぶ下のほうまで雪化粧してきました。

先日はごくわずかでしたが、ここ手向(とうげ)でも初雪が降りました。

そんな中、今週の日曜には多聞館でも雪囲いの作業が行われました。

4人の職人さんを頼み、杉の長木、竹、タキロンという波板などを使って、建物を覆っていく作業です。

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ときおり冷たい雨が降るあいにくのお天気でしたが、庭木の囲いも含めて一日でほぼ終えることができました。

その後数日、お天気を見ながら、やり残した床下や立ち木の囲いやら、鉢植えの引越し作業やら、家周りの片づけやら・・・

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今後はタイヤの交換や除雪機のメンテナンスなども待っています。

本格的な降雪はもう少し先でしょうが、ひとつひとつ冬支度が済むごとに冬は着実に近付いています。

 

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2011年11月15日 (火)

松の勧進はじまる

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羽黒山の門前町手向(とうげ)の町に山伏の吹く法螺貝の音が鳴り渡り、今年も「松の勧進」がはじまりました。

これは羽黒山の百日行「冬の峰」に入っていらっしゃるおふたりの松聖が、大晦日に羽黒山山頂で行われる「松例祭」の浄財を募るために、小聖と呼ばれる山伏を従えて、庄内一円を勧進する行です。

門前町に響く法螺貝の音は、日本の音風景100選にも選ばれています。

成田、勝木の両松聖は手向の各神社を参拝して回ります。

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また、小聖たちは手向の家々を回り、浄財を受ける代わりに神札を配っていきます。

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寒気が入り込んだため、今朝はぐっと冷え込みました。

松の勧進は今日11月15日の手向をかわきりに、年の暮れまで続きます。

松の勧進が始まると、年の瀬が迫ってきていることを実感します。

 

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2011年11月 6日 (日)

羽黒山松例祭 大松明まるき練習

 

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大晦日に羽黒山の山頂で行われる「松例祭(しょうれいさい)」では、ツツガムシを模った大松明が焚き上げられます。

その大松明は地元手向(とうげ)の若者たちが前日に造ります(詳しくは⇒こちら)。

きのう11月5日(土)には、手向の若者たちが上四町、下四町でそれぞれ集まり、この大松明を造る「練習」を行いました。

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この行事はもとは各町ごとにやっていたのですが、若者の減少をうけ、下町では数年前から、上町では去年から四町合同で行うことになったものです。

 上町では25名ほどの若者たちが朝から多聞館の駐車場で練習を行いました。

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藁、縄、網、簾を使って、実物の数分の一の大きさの大松明を、同じ手順で造っていきます。

記憶の曖昧なところ、各町で微妙に違っているところを補い合い、すり合わせながら2時間ほどで完成させました。

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完成した大松明(ツツガムシ)の前に灯明をともし、御神酒を供えて一同で松例祭の無事成功を祈願しました。

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夕方からは一同が市内の温泉に集い、酒を酌み交わしながら親交を深める「付き合い(土洗い)」という行事も行われ、大いに盛り上がりました。

これから松例祭までは関連の行事・作業が目白押しで、あっという間に本番を迎えることでしょう。

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2011年11月 2日 (水)

Media Corpの取材を受けました。

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先日、多聞館ではシンガポールのテレビ局 MEDIA CORP(メディアコープ) からのお客様をお迎えしました。

シンガポールから日本、とりわけ東北地方への観光客を増やそうという取り組みの一環で、シンガポールの皆さんに東北を紹介する番組の取材だそうです。

当初はお泊り頂くだけと伺っていたのですが、お着きになってお話をしているうちに急遽、多聞館でも取材を受けることになりました。

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調理場にいた女将も調理の様子を撮影されたり、インタビューを受けて料理の説明やらなにやら・・・。

インタビュアーのIさんには名物の胡麻豆腐などを丁寧に英語で紹介していただき、おいしそうに召し上がっていただきました。

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今朝には館内の様子なども取材していただき、軒下に干してあった干し柿やカラトリ(芋茎)なども映像におさめていただきました。

Iさんには出羽三山や宿坊、料理、美術、建築など、多方面にわたって深く掘り下げた質問をたくさんしていただきました。

この番組をシンガポールでご覧になり、日本の歴史や文化に興味を持たれたお客様にたくさん来日していただけたら嬉しいです。

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2011年10月19日 (水)

干し柿作り

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庄内名産の平核無柿(ひらたねなしかき)「庄内柿」が収穫時期を迎えています。

庄内柿は渋柿で、焼酎や炭酸ガスなどで渋抜きをして食べます。

早生(わせ)品種はすでに渋抜きが終わり食べられるようになってきましたが、収穫・出荷の本番はこれからです。

そんな中、多聞館では協力農家さんから渋柿をいただき、干し柿作りを行いました。

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渋柿の皮を剥き、ホチキスで紐にとめて竿に吊るす作業です。

日差しと寒風にしばらくさらし、乾燥して黒くなれば渋みは甘みに変っています。

これを冷暗所に保管しておき、白い粉がふいてくれば完成です。

天候によっても変りますが、完成までには数週間かかります。

 

CIMG1270その間天気が悪いと乾燥する前に傷んでしまったり、うまくいっていても鳥に食べられてしまったり・・・。

上手くいかないことも多いのですが、完成すれば、そのまま頂くだけでなく、天ぷらや酢の物など、いろいろな料理に使える便利な食材となります。

 

 

完成をゆっくりと待っている間に、秋も静かに深まっていくことでしょう。

文字通りの、スローフード・スローライフです。

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