2011年12月 9日 (金)

大黒様のお歳夜

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庄内地方では12月9日を「大黒様のお歳夜」とよんでいます。

この日、各家庭では大黒様の置物や掛け軸を飾り、家内安全や商売繁盛、子孫繁栄などを祈ります。

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大黒様へのお供えも決まっていて、ハタハタの田楽と豆尽くしの料理、豆や米で作ったお菓子、根元が二股に分かれた「まっか大根」などが供えられます。

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ハタハタ(鰰)は神の魚と書くように神聖な魚とされていますし、お腹いっぱいにつまった卵(ぶりこ)は子だくさんの象徴でもあります。二股に割れたマッカ大根は安産の象徴、豆尽くしの料理には「まめ(=健康)に暮らせるように」との祈りがこめられています。

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上の写真は多聞館で今日お供えしたハタハタの田楽、豆なます、豆腐の田楽、豆おこわ、納豆汁、「米炒り」のものです。

最近では、庄内地方のスーパーマーケットでもこれらのお供え物一式をパックに詰めた惣菜がこの日限りで売られています。

今日は大黒様のお歳夜にあわせたように、積りそうな勢いで雪が降り始めました。

いよいよ本格的な寒さに向かうこの時期、どうぞ皆様、まめにお過しください。

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2011年12月 2日 (金)

月山・鳥海山 雪化粧

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ここしばらく、冷たい雨が降ったり、どんよりした雪雲が広がったりといった、庄内の初冬らしい天気が続いていました。

でも今日は珍しくすっきりと晴れ渡り、雪化粧した鳥海山(上)、月山(下)も久しぶりにそろって姿をあらわしました。

どちらの山も、上のほうはかなりの積雪になっているようです。

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この地域で言うところの「もうけ空」の一日。

やり残していた雪囲いや畑の始末、外回りの片付け・・・

そんな外仕事に精を出した人も多かったことでしょう。

私も、延ばし延ばしにしていたタイヤ交換を済ませました。 

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お天気に誘われて、月山の麓にある「叶宮」さんにお参りに行ってきました。

境内はとっくに冬支度を終えてひっそりとしていましたが、冬の日差しを浴びる叶宮の森には心地よい「気」が満ち溢れていました。

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CIMG1481叶宮周辺に広がる月山高原牧場は、うっすらと積った雪に覆われていました。

周囲の木々にはまだ秋の名残もみられます。

でも、遠からずここは人を寄せ付けない、一面の銀世界へと姿を変えることでしょう。 

 

 

 

  

一足先に雪景色している山々をみていると、本格的な降雪への心構えも徐々にできてくるようです。

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2011年11月19日 (土)

雪囲い

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月山も鳥海山もだいぶ下のほうまで雪化粧してきました。

先日はごくわずかでしたが、ここ手向(とうげ)でも初雪が降りました。

そんな中、今週の日曜には多聞館でも雪囲いの作業が行われました。

4人の職人さんを頼み、杉の長木、竹、タキロンという波板などを使って、建物を覆っていく作業です。

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ときおり冷たい雨が降るあいにくのお天気でしたが、庭木の囲いも含めて一日でほぼ終えることができました。

その後数日、お天気を見ながら、やり残した床下や立ち木の囲いやら、鉢植えの引越し作業やら、家周りの片づけやら・・・

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今後はタイヤの交換や除雪機のメンテナンスなども待っています。

本格的な降雪はもう少し先でしょうが、ひとつひとつ冬支度が済むごとに冬は着実に近付いています。

 

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2011年11月15日 (火)

松の勧進はじまる

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羽黒山の門前町手向(とうげ)の町に山伏の吹く法螺貝の音が鳴り渡り、今年も「松の勧進」がはじまりました。

これは羽黒山の百日行「冬の峰」に入っていらっしゃるおふたりの松聖が、大晦日に羽黒山山頂で行われる「松例祭」の浄財を募るために、小聖と呼ばれる山伏を従えて、庄内一円を勧進する行です。

門前町に響く法螺貝の音は、日本の音風景100選にも選ばれています。

成田、勝木の両松聖は手向の各神社を参拝して回ります。

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また、小聖たちは手向の家々を回り、浄財を受ける代わりに神札を配っていきます。

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寒気が入り込んだため、今朝はぐっと冷え込みました。

松の勧進は今日11月15日の手向をかわきりに、年の暮れまで続きます。

松の勧進が始まると、年の瀬が迫ってきていることを実感します。

 

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2011年11月 6日 (日)

羽黒山松例祭 大松明まるき練習

 

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大晦日に羽黒山の山頂で行われる「松例祭(しょうれいさい)」では、ツツガムシを模った大松明が焚き上げられます。

その大松明は地元手向(とうげ)の若者たちが前日に造ります(詳しくは⇒こちら)。

きのう11月5日(土)には、手向の若者たちが上四町、下四町でそれぞれ集まり、この大松明を造る「練習」を行いました。

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この行事はもとは各町ごとにやっていたのですが、若者の減少をうけ、下町では数年前から、上町では去年から四町合同で行うことになったものです。

 上町では25名ほどの若者たちが朝から多聞館の駐車場で練習を行いました。

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藁、縄、網、簾を使って、実物の数分の一の大きさの大松明を、同じ手順で造っていきます。

記憶の曖昧なところ、各町で微妙に違っているところを補い合い、すり合わせながら2時間ほどで完成させました。

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完成した大松明(ツツガムシ)の前に灯明をともし、御神酒を供えて一同で松例祭の無事成功を祈願しました。

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夕方からは一同が市内の温泉に集い、酒を酌み交わしながら親交を深める「付き合い(土洗い)」という行事も行われ、大いに盛り上がりました。

これから松例祭までは関連の行事・作業が目白押しで、あっという間に本番を迎えることでしょう。

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2011年11月 2日 (水)

Media Corpの取材を受けました。

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先日、多聞館ではシンガポールのテレビ局 MEDIA CORP(メディアコープ) からのお客様をお迎えしました。

シンガポールから日本、とりわけ東北地方への観光客を増やそうという取り組みの一環で、シンガポールの皆さんに東北を紹介する番組の取材だそうです。

当初はお泊り頂くだけと伺っていたのですが、お着きになってお話をしているうちに急遽、多聞館でも取材を受けることになりました。

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調理場にいた女将も調理の様子を撮影されたり、インタビューを受けて料理の説明やらなにやら・・・。

インタビュアーのIさんには名物の胡麻豆腐などを丁寧に英語で紹介していただき、おいしそうに召し上がっていただきました。

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今朝には館内の様子なども取材していただき、軒下に干してあった干し柿やカラトリ(芋茎)なども映像におさめていただきました。

Iさんには出羽三山や宿坊、料理、美術、建築など、多方面にわたって深く掘り下げた質問をたくさんしていただきました。

この番組をシンガポールでご覧になり、日本の歴史や文化に興味を持たれたお客様にたくさん来日していただけたら嬉しいです。

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2011年10月19日 (水)

干し柿作り

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庄内名産の平核無柿(ひらたねなしかき)「庄内柿」が収穫時期を迎えています。

庄内柿は渋柿で、焼酎や炭酸ガスなどで渋抜きをして食べます。

早生(わせ)品種はすでに渋抜きが終わり食べられるようになってきましたが、収穫・出荷の本番はこれからです。

そんな中、多聞館では協力農家さんから渋柿をいただき、干し柿作りを行いました。

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渋柿の皮を剥き、ホチキスで紐にとめて竿に吊るす作業です。

日差しと寒風にしばらくさらし、乾燥して黒くなれば渋みは甘みに変っています。

これを冷暗所に保管しておき、白い粉がふいてくれば完成です。

天候によっても変りますが、完成までには数週間かかります。

 

CIMG1270その間天気が悪いと乾燥する前に傷んでしまったり、うまくいっていても鳥に食べられてしまったり・・・。

上手くいかないことも多いのですが、完成すれば、そのまま頂くだけでなく、天ぷらや酢の物など、いろいろな料理に使える便利な食材となります。

 

 

完成をゆっくりと待っている間に、秋も静かに深まっていくことでしょう。

文字通りの、スローフード・スローライフです。

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2011年10月16日 (日)

第11回羽黒山石段マラソン開催

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本日10月16日(日)、第11回羽黒山石段マラソン全国大会が開催されました。

羽黒山の門前町手向(とうげ)の町中と、2446段の石段を一気に走り抜ける約6キロのハードなコースで競われる恒例のイベントに、今年は去年より50人も多い約350人の男女が参加しました。

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朝のうち、激しい雨が降っていましたが、受付開始の頃には時折青空ものぞくまで回復していました。

が、スタート直前から雲行きが怪しくなり、レース中には断続的な雨となってしまいました。

厳しいコースで行われるレースが、いっそう過酷になったことでしょう。

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私は今回も多聞館前の角で監察係をしていました。(といっても、白い旗を持って「がんばれー!」と声援を送っていただけですが。)

多聞館前をトップを争いながら二人の男性が駆け抜けた後は、続々と男女の選手が通過していきました。

競技の結果は・・・後日大会公式HP⇒

 http://www.dewa-shokokai.com/isidan.html でご確認ください。

 

参加された選手の皆さん、運営にあたった大会スタッフの皆さん、ご苦労様でした。

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2011年10月13日 (木)

くり、あけび、もって菊・・・

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日々秋は深まるにつれ、多聞館には秋ならではの食材が集まっています。

くり、あけび、食用菊の「もってのほか」・・・。

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それぞれ、すぐに使うものと保存するものに分けて数種類に分けて処理しています。

あけびは甘い種の部分と実の部分に分けてそれぞれ別の料理に使用します。

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くりは皮を剥いて炊き込みご飯や栗きんとんに、もって菊はおひたし等に使います。 

 

 

 

 

これからも、様々なきのこをはじめ、秋の味覚がぞくぞく入ってきます。

そんな旬の羽黒の味をお楽しみいただけるプランは⇒こちら

どうぞ、ご利用ください。

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2011年10月11日 (火)

松の剪定

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秋晴れの今日、多聞館では玄関先の松、もみじなど庭木の剪定を行いました。

木々には、一年の間に延びた枝葉がこんもり。

夏の日差しを遮るには都合がいいのですが、最近ではちょっとだらしなく感じられていました。

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作業に当たっていただいたのは町内の野口造園さん。

毎年来ていただいているおなじみの職人さんふたりです。

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時折爽やかな秋風が通り抜ける晴天の中、木々の枝葉がつぎつぎに刈られてさっぱりとなっていきました。

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謡曲などでは長寿の代名詞のように使われる「松」。

今年も剪定が終わり、ひととせの命を長らえたことを実感した秋の夕暮れでした。

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