館内情報 Feed

2019年2月15日 (金)

雪下ろし

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今日2月15日、多聞館では屋根の雪下ろしを行いました。

暖冬の今年は雪下ろしをせずに済むかも・・・との思いは甘かったようです。

例年、決まった場所の障子や襖がきつくなれば下ろし時のサインなのですが、ここ最近、にわかにそのサインが出始めていました。

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今日は初めての方3人を含む6人の職人さんが来て、手際よく作業を完了してくれました。

きつくなっていた建具は、するする動くようになりました。

来週は気温も上がるようです。
もう雪の心配はなさそうで、一安心です。

職人の皆さん、ご苦労様でした。

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2019年2月 5日 (火)

障子の張り替え

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今年の羽黒は暖冬で、多聞館ではまだ屋根の雪下ろしを予定していません。ここ数日は朝の除雪作業さえせずに済んでいます。

ということで、ちょっと時間と体に余裕ができたので、客室の障子の張替えを行いました。

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障子は消耗品。

ハンガーを落としたり、リュックをぶつけたり、手掛けから指が外れたり・・・。

その都度、切り張りで対処していますが、それが積み重なってみっともないと感じたときには大急ぎで丸ごと張り替えています。

そんなふうにして不定期に張り替えているのですが、時には部屋ごとまとめて張り替えます。

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比較的時間に余裕のあるときの作業なので、障子の枠や桟の掃除も丁寧にできます。

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古い紙や糊を丁寧にをはがしたり、刷毛で薄く均一に糊をつけたり、カッターでまっすぐに切ったりという地道な作業に集中していると、頭の中が空っぽになって、いい瞑想になるようです。

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昨日と今日で気になっていた3部屋分12枚を張り替えました。

このまま暖冬が続くようなら、暇を見て他の部屋も徐々に張り替えていこうと思っています。

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2018年11月29日 (木)

雪囲い

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今週月曜日から3日間をかけて、多聞館の雪囲いを行いました。

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月山佛生池小屋(清源坊)の工藤さんと二人で、建物や庭木などが雪で傷まないように、しっかりと囲いを施しました。工藤さんと作業するようになって3年目。すっかり慣れた様子で、ほとんど任せています。感謝、感謝。

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今年の冬は比較的温かく始まっていて、初雪も平年より5日遅い11月23日、しかもほんの少し降っただけでした。初雪からドカ雪だった去年とは大違いです。

とはいえ、冬は始まったばかり。どんな気候になっても慌てることのないように、しっかりと備えて行きたいものです。

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2018年3月12日 (月)

「旅の手帳」4月号に掲載していただきました

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交通新聞社さん発行の旅行系情報誌「旅の手帳」4月号に、多聞館の記事を掲載していただきました。

「時代の宿」という特集の中で、「精進料理が伝わる羽黒山の元宿坊」というタイトルで見開き2ページに渡ってご紹介いただいております。

「旅の手帳」4月号を手にしながら、取材に当たってくださった内田晃さんとご一緒した楽しい時間を思い出しております。

春の旅心を誘う素敵な一冊です。

ぜひ、手にとってご覧ください。

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2018年2月28日 (水)

おひな様展示中です。

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多聞館では本日(2月28日)より、所蔵の雛人形の展示を始めました。

明治の「押絵雛」、大正の「古今雛」、昭和の「現代雛」をはじめ、木目込み人形や博多人形、武者人形など、さまざまな人形を一緒に展示しております。
合わせて、錦絵の屏風も飾っております。

展示は4月4日(水)までです。

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期間中は、お雛御膳(¥2000/2名様~2日前まで要予約)や、自家製の甘酒(または抹茶)と茶菓のセット(¥300)の提供も行います。

どうぞご利用ください。

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2018年2月17日 (土)

Booking.comクチコミアワード受賞しました

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多聞館では、このたび宿泊予約サイトのBooking.com様より、「クチコミアワード2017」を頂戴しました。これはお客様から高評価をいただいた施設に対してbooking.com様が授与するものです。

ご利用いただいたお客様から、昨年に続いて10点中9.1点という総合評価をいただいたことが受賞につながりました。心より感謝申し上げますとともに、今後も心を尽くしたおもてなしを心がけていきたいと思います。

Booking.comでの多聞館のページは →こちら

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2018年2月11日 (日)

竹の露さん~酒造環境研究会

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昨年に引き続き、地元羽黒の酒蔵「竹の露」さんの「酒蔵環境研究会」にご利用いただきました。

会場には、竹の露さんの銘酒ブランド「白露垂珠(はくろすいしゅ)」の25品種が出品され、参加者皆さんが酔いしれました。

Sdsc01720 当館では、ご注文の寒鱈汁や鱈子の醤油漬けを含む郷土料理でお迎えいたしました。
昨年も参加された方も多くいらっしゃいました。会は昨年以上に盛り上がり、二次会も遅くまでにぎわったようです。
「美味しい酒は人を結びつけ、人を幸せにする」と言う言葉を実感した一夜でした。

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竹の露の相澤ご夫妻、参加された皆様、ありがとうございました。

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2018年2月 5日 (月)

雪下ろし

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多聞館では今日、屋根の雪下ろしを行いました。

去年は降雪が少なくやらずに済んだので二年ぶりの雪下ろしです。

屋根には背丈ほども雪が積もっていましたが、四人の職人さんが手際よく夕方までに全ての屋根の雪を下ろしてくれました。

多聞館の1階部分はほとんど雪室状態になりましたが、屋根が軽くなってほっとしています。

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職人さんたちのところには、早くも二度目の雪下ろしの依頼も入ってきているそうです。

今週もしばらくは大雪の予報が続いています。

きのう4日は立春でしたが、それは暦の上でのこと。

雪国の春はまだまだ先のようです。

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2017年7月21日 (金)

公共交通機関で出羽三山参り

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日本遺産にも認定された「出羽三山~生まれかわりの旅」
認定の効果もあってか近時、「生まれかわり」のご利益を求めて出羽三山をお参りする方が増えています。

白装束に身を包んだ「講中」の人たちの参拝も多くなり、いよいよ夏山シーズンも最盛期を迎えています。

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そんな中、今夜(7/21)、多聞館にお泊りのお客様2組(ベルギー&アメリカ)は早朝、徒歩で羽黒山に上り、羽黒山山頂から月山8合目までバスに乗り、月山山頂登拝後は湯殿山に下り、湯殿山から鶴岡市のシャトルバスで当地まで戻ってくる、というコースを予定しています。

この春、庄内交通の湯殿山~鶴岡の路線バスが廃止されたことに伴い、急遽、鶴岡市が運行することになったシャトルバスのおかげで、ようやく可能になった「公共交通機関を利用しての出羽三山参拝」です。

  ※湯殿山~羽黒山シャトルバスの詳細情報については →こちら

ただし、このシャトルバスは土、日、祝のみの運行。そのため平日に当館にお越しになって、出羽三山参拝(とりわけ湯殿山参拝)をあきらめて帰られたお客様、特に外国人のお客様も相当数いらっしゃいます。

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他の多くの観光地でも二次交通の問題には頭を悩ませているようですが、その移動距離が長くなる出羽三山の場合、二次交通整備の問題は観光にとって決定的に重要な問題です。

この二次交通の問題を棚上げにして、出羽三山の観光をPRすることは、ある意味無責任でもあり、お客様にとっては迷惑ともなり得ることだと思います。

来年度以降の持続可能な二次交通の整備に向け、当地の観光事業者と市・県・国といった行政が、それぞれの思惑やしがらみを超えてしっかりと連携していく必要を強く感じております。

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2017年4月 6日 (木)

雛納め

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2月の下旬から展示していた多聞館のお雛様。

4月5日を持って公開を終了し、本日、雛納めを行いました。

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期間中には、ご宿泊や御昼食で多聞館にお越しいただいたお客様にご覧いただいたほか、多くの一般の方々にもご覧いただきました。

特に今年は、インバウンドツアーでお越しになった韓国、台湾、タイのお客様をはじめ、たくさんの外国人の方々にもご覧いただきました。
SNSなどを通じて、外国のどこかで多聞館のお雛様を見てくださった方もいらっしゃったかもしれません。

来年も今年と同じ時期にお雛様を展示する予定です。

どうぞご期待ください。

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