気象庁がようやく今日(7月29日)、東北地方の梅雨明けを発表しました。
山形県を含む南東北としては、去年よりは3日、平年よりは4日遅い梅雨明けだそうです。
今年の梅雨入りは6月13日。平年よりも13日も早かったので、ずいぶん長い梅雨だった感があります。とはいえ、全国各地で被害をもたらしたような豪雨はほとんど降らず、どちらかといえば空梅雨気味だったようです。農作物も順調に育っているようです。
これからお盆休み明け頃までの約3週間がまさに月山夏山シーズンの最盛期。
梅雨明けを待っていた参拝者、登山者、観光客が一気に動き出すことでしょう。
多聞館も1年で一番賑わう時期に入ります。
週末やお盆時期には満室の日も多くなっておりますが、平日には空室もございます。
また、各種インターネット予約サイトからは予約ができない場合でも、直接ご連絡いただければ予約が可能な場合もございます。
どうぞ、お問い合わせください。
羽黒山の門前町手向(とうげ)の気温も日に日に上がってきて、多聞館の駐車場の奥に山のように積み上げられていた雪も、ほんのひとかけらを残すだけになりました。
あさってからのゴールデンウィークを前に、多聞館ではお客様を迎える準備が急ピッチで進められています。
外部に廻らされた足場の上では積雪のために傷んだ雨樋の交換と破風の塗装が同時進行で行われています。
館内のガラス戸と網戸の掃除は2階部分は終わり、1階に移っています。
遅れてしまった外溝整備も同時進行で、芽吹きだした植物を傷めないように庭掃除が行われています。
そんな慌ただしい中、新年度にあたっての様々な会議にも連日参加しなければならず、忙しさに拍車をかけています。いずれも地域、観光にとって大切な会議なので、おろそかにはできません。
このような慌ただしさは、本格的な観光シーズンを迎えるための恒例の儀式のようなもの。
ゴールデンウィークまでには用意万端整えて、お客様をお迎えしたいと思います。
3月13日(日)、多聞館では春恒例のイベント「多聞館お雛御膳とさとうかつこオカリナミニコンサート」が開催されました。
初めに当館の2階において、当館特製のお雛御膳を召し上がっていただき、その後1階のお雛様の展示会場において、さとうかつこ先生とその門下生によるオカリナミニコンサートを開催しました。
「ミニ」といいながらも、様々なジャンルにわたる10曲以上の演奏をしていただき、アンコールにまで応えていただきました。
最後には、オカリナの演奏に合わせて参加者皆さんで一緒に歌ったのですが、上手な方がたくさんいらっしゃって、鳥肌が立つほどよかったです。
3度目の開催となる今回は、町内の様々な行事が重なって、例年よりは参加者が少なめだったのですが、そんなことを感じさせないくらいの盛り上がりでした。
参加された方々からも「楽しかった」という声を多く寄せていただいております。
羽黒の里手向(とうげ)に、遅い春をぐ~んと呼び寄せたような感じがしたひとときでした。
ご出演いただいた皆様、参加された皆様、ありがとうございました。
多聞館では先週から所蔵のお雛様を展示し、公開しております。
先週には、新潟県から庄内の吊るし雛などを見学にお越しになった団体のお客様が、当館で昼食を召し上がりながら展示中の雛飾りを見学されていかれました。
そして今日3月2日は、明日の雛祭りを前にした宵節句。
昔から、宵節句にはお雛様に祝いの膳を備えてさまざまな祈りをささげるのが当館(当地?)の風習です。
今夜は、小鯛やカンパチの焼き物、ホタテの吸い物、甘酒などを膳に備えて、家族皆が雛飾りに手を合わせました。
当館の雛飾りは、明治の押絵雛、対象の古今雛、昭和の現代雛をはじめ、木目込み人形や錦絵の屏風などを賑やかにに飾っております。
公開は4月3日まで。見学は無料です。
抹茶または自家製の甘酒とお茶菓子のセットは¥300(税別)にて提供しております。
また、2日前までに2人以上でご予約をいただければ、お雛御膳も¥2000(税別)にて承っております。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。
最近のコメント