2016年3月14日 (月)

お雛御膳とオカリナミニコンサート開催

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3月13日(日)、多聞館では春恒例のイベント「多聞館お雛御膳とさとうかつこオカリナミニコンサート」が開催されました。

初めに当館の2階において、当館特製のお雛御膳を召し上がっていただき、その後1階のお雛様の展示会場において、さとうかつこ先生とその門下生によるオカリナミニコンサートを開催しました。

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「ミニ」といいながらも、様々なジャンルにわたる10曲以上の演奏をしていただき、アンコールにまで応えていただきました。

最後には、オカリナの演奏に合わせて参加者皆さんで一緒に歌ったのですが、上手な方がたくさんいらっしゃって、鳥肌が立つほどよかったです。

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3度目の開催となる今回は、町内の様々な行事が重なって、例年よりは参加者が少なめだったのですが、そんなことを感じさせないくらいの盛り上がりでした。

参加された方々からも「楽しかった」という声を多く寄せていただいております。

羽黒の里手向(とうげ)に、遅い春をぐ~んと呼び寄せたような感じがしたひとときでした。

ご出演いただいた皆様、参加された皆様、ありがとうございました。

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2016年3月 3日 (木)

手向地区自治振興会HPできました

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「山伏と精進料理の里」をキャッチコピーとして、昨年より始動した「手向地区自治振興会」

そのホームページが先ごろ完成し、3月1日(火)より公開されました。

 ⇒ こちらから

制作を担当してくれたのは、鶴岡市内でウェブや映像関連等のお仕事をされている「ログスタジオ」の柳田さんです。

今後さらに内容を充実させていく予定です。

手向の皆様におかれましては、まずは一度ご覧いただき、☆お気に入りなどに登録のうえ、時々閲覧いただきますようにお願いいたします。

内容等についてのご意見やご要望もお寄せ頂ければ幸いです。

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2016年3月 2日 (水)

今宵、宵節句

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多聞館では先週から所蔵のお雛様を展示し、公開しております。

先週には、新潟県から庄内の吊るし雛などを見学にお越しになった団体のお客様が、当館で昼食を召し上がりながら展示中の雛飾りを見学されていかれました。

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そして今日3月2日は、明日の雛祭りを前にした宵節句

昔から、宵節句にはお雛様に祝いの膳を備えてさまざまな祈りをささげるのが当館(当地?)の風習です。

今夜は、小鯛やカンパチの焼き物、ホタテの吸い物、甘酒などを膳に備えて、家族皆が雛飾りに手を合わせました。

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当館の雛飾りは、明治の押絵雛、対象の古今雛、昭和の現代雛をはじめ、木目込み人形や錦絵の屏風などを賑やかにに飾っております。

公開は4月3日まで。見学は無料です。

抹茶または自家製の甘酒とお茶菓子のセットは¥300(税別)にて提供しております。

また、2日前までに2人以上でご予約をいただければ、お雛御膳も¥2000(税別)にて承っております。

どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。

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2016年2月14日 (日)

お雛膳とオカリナミニコンサート開催のお知らせ

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まだ雪深い羽黒山の門前町手向(とうげ)に春を呼び寄せる恒例の行事、「多聞館お雛御膳&さとうかつこオカリナミニコンサート」を今年も開催します。

日時  3月13日(日) 

     受付   11:30~

     昼食   12:00~ 

    コンサート 13:15~(全10曲程度)

参加費   ¥2000(税込)

お申込み  多聞館へ ☎0235-62-2201

申込締切  3月10日(木)

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多聞館所蔵の明治の押絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛、錦絵の屏風などの展示もお楽しみいただけます。

どうぞお誘い合わせてご参加ください。

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2016年2月 2日 (火)

雪下ろし

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多聞館では今日、雪下ろしを行いました。

5人の職人さんが一日がかりで母屋、離れ、それに車庫まですべて下ろしてくれました。

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例年であれば最下層の雪は固く凍っていることが多いのですが、今年はそうではなかったようです。

雪の傘は同じでも、雪質からは明らかに暖冬だとわかります。

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手向(とうげ)の雪下ろしは今がピークですが、降雪のピークは過ぎたように感じます。

明日は節分で、明後日は立春です。

程なく手向は融雪の時期を迎えるような予感がします。

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2016年1月25日 (月)

日々、雪が積もっています

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全国的な寒波の襲来が伝えられております。

ここ羽黒の里手向(とうげ)は、気温こそ例年よりも少し高めで推移していますが、ここにきて例年並みの積雪になってきました。今日も、手向の各所では風雪の中、雪下ろしをする光景が見られました。

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多聞館でも日々、玄関や駐車場に除雪に追われています。

多い日には一晩で50センチ以上の積雪となることもあり、除雪機も用いて1~2時間の作業となります。

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今日はかなりの積雪となった玄関の屋根の雪下ろしを行いました。

1メートル以上の積雪でしたが、凍ってはおらず、10分ほどで下せました。

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手向では、正月が過ぎてもしばらくはさほど雪が降らなかったものの、ここ2週間ほどに集中して降り積もっています。

そのため、除排雪作業や雪下ろしが一気にピークを迎えた感があります。

雪下ろしを職人さんなどに委託しなければならない方々は、順番待ちにハラハラしているかもしれません。

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多聞館でも、来週頃には雪下ろしを予定しなければならなそうです。

雪国の春を迎えるためには避けては通れない雪との「付き合い」が続きます。

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2016年1月 1日 (金)

羽黒山松例祭

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12月31日、羽黒山の山頂では「松例祭」が行われました。

この日まで百日間の行「冬の峰」を行ってきた位上・先途の両松聖が、満願を迎える大晦日に、修行で得た「験力」を競い合うことを中心として、様々な行事が繰り広げられる祭りです。

私も位上松聖に仕える上町の若者頭として奉仕してきました。

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今年の松例祭は心配された雪の少なさも解消され、お天気にも恵まれて最高の条件が整ったと思います。

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元旦には8つの町内それぞれの各所で、松例祭でいただいた引き綱を家の軒先に飾る作業が、若者たちの手によって行われました。

松例祭に暮れ、松例祭で明ける、例年通りのここ手向(とうげ)の年末年始です。

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2015年12月30日 (水)

羽黒山松例祭~大松明まるき

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今日12月30日、羽黒山山頂では松例祭の大松明を作る行事「大松明まるき」が行われました。

早朝、羽黒山の斎館に若者たちが参集し、松聖による神事に臨んだのち、いよいよ奉仕の開始です。

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若者たちは、ツツガムシを模った大松明の部材となる綱、網、簾などを山頂まで担ぎ上げます。

そしてこれらを用いてツツガムシを模った大松明を作ります。

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大松明の完成後には、松の礼、榊供養といわれる行事も行われて、今日一日の行事がようやく終了です。

明日は松例祭本番。

ぜひ、多くの皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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2015年12月27日 (日)

羽黒山松例祭~網漉(す)き行事

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今日12月27日(日)、羽黒山山中の斎館において、「網漉き行事」が斎行されました。

早朝、斎館に参集した上町・下町の若者頭たちは松聖による神事に臨んだのち、松例祭で造られるツツガムシを模った大松明の顔に当たる「網」と、胴体に当たる「簾(す)」を作り上げました。

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網は縄だけで、簾は縄と萱だけで作り上げますが、各町に伝わる技を駆使しながら、外が真っ暗になるころまでかかって、上町・下町それぞれがようやく完成させました。

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完成を神前に報告する神事と祝杯を経て、麓の手向(とうげ)に帰ってきたのは19:30過ぎ。

食事処「いしい」さんで直会を行って、ようやく長い一日の終了です。

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12月30日(水)には、羽黒山山頂において、今日作った網や簾を用いながら、ツツガムシを模った大松明が造られます。そしてこの大松明が、31日には切り刻まれ、最後には燃やし上げられます。

松例祭のそれぞれの神事の詳細については ⇒こちら をご参照ください。

国の重要無形民俗文化財ににも指定されている「羽黒山松例祭大松明行事」。

ぜひ、見学にお越しください。

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2015年12月25日 (金)

羽黒山~12月25日

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お客様を案内して、夕暮れの羽黒山に行ってきました。

大晦日の松例祭、そして新年の初詣での賑わいを前に、山中はひっそりとしていました。

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例年なら松例祭の催行に十分な積雪があるこの時期ですが、今年は全くと言っていいほど積もっていません。松例祭は雪がなければできない祭りなので、このままだと月山から雪を運んでこなければならないかもしれません。大掛かりな作業です。

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神社の中には松例祭で使う若者の半纏や諸道具が準備され、合祭殿ではスロープなど初詣で客を迎える準備もできていました。

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あとは寒波が雪を運んでくるのを待つだけの羽黒山です。

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