羽黒山の門前町手向(とうげ)地区の各集落の代表者(=御行様(おんぎょうさま)))たちが早春の月山に上り、山の神を里に迎えるという行事「春山代参」が昨日(5月4日)行われました。
(画像は過去の春山代参のものです)
出発前の数日間、精進潔斎して春山代参にのぞんだ御行様たちは、雪深い月山に登拝し、湯殿山に下り、夜は羽黒山斎館に泊まります。
出発前の数日間、精進潔斎して春山代参にのぞんだ御行様たちは、雪深い月山に登拝し、湯殿山に下り、夜は羽黒山斎館に泊まります。
そして今日(5月5日)、早朝の三神合祭殿参拝ののち、羽黒山参道を下り、氏子たちに手渡すお札を携えて手向に帰ってきました。
今年はお天気に恵まれ、みなさん怪我もなく無事大役を務められたようです。
その後は各集落において御行様を出迎えてもてなす「坂迎え」という行事が行われました。
この行事は、昔はそれぞれの集落ごとに決められた月山を見晴らす丘(=坂迎え場)で行われたことから「坂迎え」と呼ばれたのだと思いますが、今は各集落の神社などで行われており、文字通りの「坂迎え」が行われているのは一つの集落だけだそうです。
昔とは形は変わってきても、手向の大切な行事として受け継がれている「春山代参、坂迎え」です。
庄内地方のフリーペーパー"e-Town"(株式会社アイディア発行)4月号の特集記事のテーマは「あんかけ料理」。
私たち出羽三山精進料理プロジェクトも記事作成に協力させていただきました。
メンバーの大進坊さんが取材に応じて、出羽三山の精進料理におけるあんかけ(とりわけごま豆腐のあんかけ)の意味や調理に対する思いなど、貴重な話をしてくれております。
また、当館からも一部、画像の提供をさせていただいております。
特集記事では、出羽三山精進料理プロジェクトの紹介もしていただきました。
庄内地方の皆様には、ぜひ"e-Town"4月号を手に取っていただき、記事を読んでいただきたいと思います。
今日から弥生。
多聞館では本日より、毎年恒例のお雛様の展示を始めました。
庄内でも珍しい明治の押絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛、シナ人形が雛段を飾り、周りを木目込み人形や手作りの飾り物、お雛菓子が賑やかに囲んでいます。
錦絵の屏風、六曲一双の花鳥図屏風も飾られ、庄内特産の啓翁桜も咲き始めました。
多聞館をご利用のお客様はもちろん、見学のみの方でも大歓迎です(無料)。
時間 9:00~17:00
期間中、自家製の甘酒または抹茶と茶菓のセットを¥300にて用意しております。
また、「お雛御膳」を¥1500(税別)にて用意いたします。前日まで2名様以上でご予約ください。
さらにお知らせです!
羽黒山門前の「いでは文化記念館」でも、門前町手向(とうげ)に伝わる珍しい雛人形や趣向人形などの展示が行われています。
こちらもぜひ、合わせてご覧下さい。
時間 9:30~16:00
入館料 大人 ¥400
高校・大学生 ¥300
小・中学生 ¥200
問い合わせ いでは文化記念館 電話0235-62-4727
どうぞ、残雪多い羽黒の里に、春一番の雅を訪ねにお越しください。
2月15日(日)、鶴岡市のグランドエル・サンにおいて、鶴岡市のユネスコ創造都市ネットワーク加盟認定を記念する式典が開催されました。
式典の第一部では、記念講演やネットワーク加盟各国代表によるパネルディスカッションなどが行われました。
第二部は、「食の共演」と題した祝賀会で、会場には鶴岡を代表する伝統食や行事食、地酒や菓子などのブースが設けられました。参加者はテーブルに用意される料理以外に、各ブースから好みの料理等を選んで召し上がっていました。
私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も主催者からの依頼で独自のブースを出展させていただき、精進料理の主役ともいえる胡麻豆腐を振舞いながら、調理の実演や出羽三山の精進料理のPRなどを行いました。
また、プロジェクトメンバーの山伏は、祝賀会の開催に先立つ「法螺」も吹かせていただきました。
会場を埋め尽くした参加者・ブース出店者の中には、料理や地元食材などにかかわって来られた方々もたくさんいらっしゃり、出羽三山精進料理プロジェクトのメンバーに親しく声をかけてくださいました。
私たちのプロジェクトが発足して3年となりますが、その間にお世話にでなってきた方々の多さを改めて実感すると同時に、そのネットワークの豊かさに深く感謝しています。
今回のユネスコ食文化創造都市ねの認定を受け、鶴岡が今後ますます豊かで独自性ある食文化を守り、発展させていく原動力は、このような人と人とのの繋がりなのだと思います。
出羽三山精進料理プロジェクトもそのようなネットワークの一端を担えるように、今後とも精進していきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

山形県庄内地方の冬の味覚の代表といえばやっぱり「寒鱈汁」でしょう。
日本海の荒波にもまれて身の引き締まった真鱈を、身だけでなくアラや白子、たらこ、内臓までも一緒に味噌仕立てで煮込んだ「寒鱈汁」は、昔から「冬のごちそう」として親しまれてきました。
そんな庄内の冬の味覚を東京にお届けするイベントが開催されます。
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今回、わたしたちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も羽黒町観光協会や鶴岡市食文化推進室と協力してこのイベントに参加し、特製のごまどうふをはじめ、地酒、おみやげ品などの販売を行います。
今日までに食材や調理器具、商品等の発送の準備が完了しました。
会場ではほかにも鶴岡からのさまざまなお店が出て、「ユネスコ食文化創造都市・鶴岡」の魅力たっぷりの味覚をお届けします。
多くの皆様のお越しをお待ちしております。
皆様
あけましておめでとうございます。
2015年が皆様にとって幸多き一年となりますよう羽黒の里より祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、大晦日から元旦にかけて羽黒山山頂で行われた「松例祭」。
今回はその中心的な行事である「大松明行事」が、3月に国の重要無形民俗文化財に指定されたということもあり、私も若者頭として例年にも増して気合を入れて奉仕してまいりました。
また、出羽三山精進料理プロジェクトが全面的に協力して実現した「羽黒山三大祭ツアー/松例祭編」も無事催行され、参加された皆様は地元ガイドに案内していただきながら、多くの行事をご堪能いただきました。
羽黒山伏の百日業「冬の峰」の満願を迎えられた位上・先途の両松聖は祭の主役として補屋に座を構え、祈祷を行いながら若者らの仕事を見守っていらっしゃいました。
大松明引き、国分神事、火の打替神事と祭は進み、すべての神事・行事の最後には補屋で「昇神祭」が行われ、松聖が百日間拝み続けてきた「興屋聖」の中の五穀を土間に撒いて、羽黒山を下りました。
下山の途中には斎館に立ち寄り、「にしの寿司」と呼ばれる精進落しの祝宴に臨み、ここで百日ぶりに魚を口にしました。ぞこまで来ると両松聖の表情もだいぶ和んでいたようでした。
羽黒山を下り、50日ぶりの自宅に到着したのは午前4時ころ。
そこでも若者頭や役者などとともに、美酒に酔いしれました。
元日には早朝から、手向(とうげ)の各所において、松例祭でいただいた引き綱をたたみなおし、軒下などに掲げる作業が行われました。
そのうちのひとつは、いでは文化記念館にも飾られました。
こうして、2014年度の松例祭も無事に終了いたしました。
松例祭りにかかわったすべての皆さま、ご苦労様でした。
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