対象を山形県民から隣県の宮城・秋田・新潟の県民にまで広げた「やまがた冬割キャンペーン」がはじまり、多聞館も参画しております。
当館では、電話またはHPからのご予約に限ってキャンペーンの対象となります。
上記4県にお住まいの証明書と新型コロナワクチンの接種証明書をご提示頂くことが条件となります。期間は3月10日(木)宿泊分までです。
詳しくは電話でお問い合わせ頂くか、「やまがた冬割キャンペーン」のHP→https://yamagata-fuyuwari.com/にてご確認ください。
注:新潟県民については1月20日より新規予約が一時停止となりました(1月18日追記)
〈冬割〉をご利用になった場合、当館の宿泊プランではたとえば・・・、
・スタンダードプラン(通常8800円)→4800円(4000円引き)
・精進料理プラン(通常9350円) →4850円(4500円引き)
・羽黒の食文化ご堪能プラン(通常10450円)→5450円(5000円引き)
・ビジネスプラン(通常7150円) →3650円(3500円引き)
となります。
さらに、お一人様につき2000円分の地域限定クーポンももれなくついてきます。
対象となるお客さまにはぜひ、ご利用いただければと思います。
※ご利用はお電話かホームページからのご予約に限られますので、ご注意ください。
多聞館のすぐ前の道路の下を通っている水路の拡幅工事が始まりました。
この水路は以前から豪雨の際にあふれて、近隣の住宅で床下や床上への浸水も生じていて、抜本的な冠水対策工事が待たれていました。
昔は滅多に起こらなかった水害が毎年のように起こるようになったのは、この水路だけの問題でなく、地球規模の気候変動や上流の土地利用の変化など様々な要因があると考えられます。
ただ、この水路が道路の下でぐっと狭まっているのは間違いなく、今回の拡幅工事で大幅に改善されることが期待されます。
先月から事務所プレハブなどを設置したり、工事の妨げになる電柱や水道管の移設などが行われていましたが、いよいよ今日から本格的な水路工事が始まりました。
工事期間はおよそ一ヶ月で、その間は終日片側交互通行になります。
多聞館ご利用のお客さまには誘導員の指示に従ってご通行、ご駐車いただきますようにお願い申し上げます。
また、工事の時間が8:00~17:00となっており、お客さまのご滞在と重なる時間帯もありうるかと思います。工事の騒音や通行のご不便などご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
昨日、多聞館の館主と女将が2回目のコロナワクチン接種を済ませました。
腕が痛く、なんだかだるくて頭痛もありますが、二日酔いに比べれば全く問題ないので、通常業務に当たっております。
これで、パートさんを含め、多聞館のすべてのスタッフのワクチン接種が完了しました。
お客さまの中にも二度の接種が終わったから安心して旅行に来ました、という方が多いのですが、最近では時間経過による抗体の減少や、ブレイクスー感染の危険なども報道されていて油断ならない状況は続いているようです。
当館でも引き続き、ガイドラインに沿った感染症対策に取組んで参りますので、お客さまにもご理解とご協力をお願いいたします。
多聞館では今年も、おひな様を飾りました。
例年通り、明治の押し絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛、あわせて、錦絵(にしきえ)と花鳥図の屏風も飾りました。
コロナ禍で鬱屈とした世の中だからこそ、雛人形に明るい世の中や厄難消滅への願いを託したいと思います。
当館ご宿泊のお客様限らず、多くの方にご覧いただき、庄内の習わしに従い、お雛様に手を合わせていただければと思います。
ただ、諸般の事情により、見学に際しては、お電話、メール等により、事前のご連絡をお願いいたします。
お雛様見学と併せて、お食事の用意も承ります。
お雛御膳、精進料理いずれもお一人様2200円(税込み)、4名様以上にて承ります。ご利用の2日前までお申し込みください。
※なお、お雛様の展示は4月5日(月)までの予定です。
日本海側の広い範囲に記録的な大雪をもたらした発達した低気圧は、ようやく東の海上に抜けたようです。
ここ数日は、山形県内でも、連日のようにドカ雪が降り、除雪作業に追われる日々でした。電車や飛行機も多くが運休となり、まさに陸の孤島状態でした。
ようやく天気が落ち着き、屋根を見上げてみれば相当な積雪になっており、慌てて雪下ろしを依頼しましたが、すでに予定が詰まっていて、10日ほど先になるようです。連日の大雪のために、雪下ろしも一気に始まったようです。ここ手向の雪下ろしは職人さんたちが、基本的には山手(上)の方から、家の造りや家人の関われる程度などを考慮して順番を決めて作業してくれているので、あとはお任せしておくしかありません。
ただ、低い屋根やひさしなどは雪がたまりやすい上、雪下ろしの際には高い屋根の雪をそこに落とすことになるので、大屋根の雪下ろしの前にある程度落としておく必要があります。これが「プチ・雪下ろし」です。
多聞館の場合は、表玄関の屋根と増築した喫煙室、数カ所のひさしが「プチ・雪下ろし」の対象です。
「プチ」とはいえ、安全のため「かんじき」を履いての作業です。
昨シーズンはほとんど雪がなかったのでほぼ2年ぶりの作業でしたが、すぐにに感覚を取り戻し、雪質も下ろしやすかったこともあり、1時間ほどで作業を終えました。
明日からは気温が緩み、雨も入って雪のかさはぐっと減りそうですが、その分重たい雪になりそうです。
家屋や構築物などに被害が出ないように気をつけたいものです。
2021年、令和3年の年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨夜、NHKの「行く年来る年」の冒頭、まさに比叡山延暦寺の除夜の鐘が撞かれたちょうどそのとき、「羽黒山冬の峰」の満願を迎えた先途松聖とその一行が、法螺の音と「勝った!勝った!」の掛け声とともに下っていきました。
コロナ禍のため、例年とはガラッと変わった松例祭となり、長年この祭りに関わってこられた位上・先途両松聖にとってはさぞ、感慨深いことだったろうと感じました。
新型コロナの感染状況は収まる気配がなく、まだしばらくは世界的な戦いが続くことは確実です。
その中でも、当館としては、社会の公器としての旅館の役割を果たすべく、精進して参る所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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