出羽三山 Feed

2011年10月 3日 (月)

湯殿山の紅葉

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今日(10月3日)、月山、鳥海山、朝日岳など山形県内の高い山々では初冠雪が観測されました。

月山では例年より15日も早いそうです。

やっぱり今年の秋は短く終わりそうです。

そんな寒気の中、お客様をご案内しながら、出羽三山の奥の院「湯殿山」に行って参りました。

多聞館から湯殿山までは山形自動車道を利用して40分ほど。

平地では15度ほどだった気温も湯殿山では8度で、断続的に降る雨が冷たく突き刺さる感じでした。

ご神体の巨岩から湧き出るお湯の温かさがいつになくありがたく感じられました。

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湯殿山周辺ではすでに紅葉が始まっていました。

見頃は10月下旬頃でしょうか。 

でも、気候しだいではぐっと早まるかもしれません。

何よりも早すぎる降雪が心配です。

この秋に湯殿山参拝を考えていらっしゃる方には、お天気と相談されながら、早めのお出かけをお勧めいたします。

 

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2011年9月24日 (土)

羽黒山 幣立祭

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今日9月24日、羽黒山の斎戒所「斎館」において、「幣立祭(へいたてさい)」が行われました。

この行事は、羽黒山伏の最高位である「松聖」に選ばれた2名の山伏が、「冬の峰」と呼ばれる100日間の修行に入るにあたっての神事です。

斎館の門前には位上・先途の両松聖の名を記した梵天が高々と掲げられていました。

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CIMG1140 斎館の広間には、位上・成田雄真、先途・勝木正展の両松聖をはじめ、神社関係者、歴代の松聖、若者頭などが集まって、厳粛な中に神事、そして盃事が行われました。

私も上町当番町の若者頭として参列し、謡の奉仕をして参りました。 

 

 

 

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お二人の松聖は今日から50日間は自宅で、その後の50日間は斎館に篭って、精進潔斎しながら、ひたすら勤行などの修行を続けられ、大晦日の「松例祭」で満願を迎えられます。

お二人の行のご無事、満願成就を心よりお祈り申し上げます。

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2011年9月14日 (水)

初秋の月山

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今日は妻とふたりで初秋の月山に行ってきました。

この夏は、先達を務める機会が無かったので、月山山頂への登拝は5月の「春山代参」以来です。

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今日の月山は雨は降らなかったものの、終始濃いガスに包まれていて、なかなか眺望は晴れませんでした。

それでも、参道周辺の草花からは秋の気配が伝わってきました。

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モミジやカエデ、ナナカマドにエゾオヤマリンドウ・・・。

また、夏の名残を残してわずかに咲き残っている花 もありました。

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今日伺ったところでは、月山山頂の月山神社は9月20日頃まで、頂上小屋・仏性池小屋(9合目)は9月25日頃まで、8合目の御田原神社(中の宮)は9月いっぱいまでで閉じるようです(正確な情報は各施設にお問い合わせください)。

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山全体が紅葉に染まって・・・といくまでにはもうしばらく時間がかかりそうですが、月山は夏から秋へと、その装いを大急ぎで変えつつあるようです。

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2011年9月 2日 (金)

秋の峰終わる

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出羽三山神社が主催する「羽黒派古修験道」の「秋の峰」に参加されていた160名ほどの山伏たちが、7日間の修行を終えてきのう帰ってきました。

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多聞館から送り出したおふた方も無事満願成就されて戻ってこられました。

昨夜はゆっくりとお風呂に入られた後、久しぶりの魚肉とお酒を召し上がっていただきました。

今年の峰入りはお天気にも恵まれて、おふたりとも満足いく修行が出来たと喜んでいらっしゃいました。

手向のあちらこちらの宿坊でも、同じように満願成就を祝う酒宴が遅くまで繰り広げられていたことでしょう。

秋の峰入りが終わると、羽黒の里手向(とうげ)はかけあしで秋色に染まっていきます。

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2011年8月31日 (水)

出峰~秋の峰終わる

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羽黒山正善院荒澤寺が主催する「羽黒派修験道」に参加されていた山伏たちが、7日間の修行を終えて手向の町を下っていきました。

峰入り中、天気の大きな崩れもなく、いい修行ができたことでしょう。

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明日は出羽三山神社が主催する「羽黒派古修験道」の「秋の峰」に参加されている山伏たちが山を出てきます。

今夜はその修行のクライマックスとも言える「柴燈祭」が羽黒山山頂の蜂子神社前で行われます。

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2011年8月26日 (金)

秋の峰入り

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ここ数日、朝夕の空気が冷たさを含むようになってきました。

そんな中、昨日の羽黒山正善院荒澤寺が主催する「羽黒派修験道」に続き、今日は出羽三山神社が主催する「羽黒派古修験道」「秋の峰」が始まりました。

いずれも『十界修行』を通して『擬死再生』を果たし、『即身成仏』の山伏となることをめざす難行です。

多聞館からもおふたりの修行者を送り出しました。

行に挑まれている皆さんのご無事を羽黒の里よりお祈りしております。

 

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2011年8月 3日 (水)

慰霊の山 出羽三山

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夏休みシーズンに入り、おかげさまで多聞館も連日、出羽三山参拝、月山登山のお客様で賑わっております。

そんな中、先週には、3月の東日本大震災で大きな被害を受けた地域から二組のグループのお客様がお越しになりました。

この方達は出羽三山参拝のための組織である「講(こう)」を代表してお越しになった方達です。

長年にわたって多聞館を定宿として出羽三山詣でをされてこられた方々ですが、今年は大震災の影響で講員みんなで参拝に来ることが叶わないため、代参を託された方たちがお越しになったものです。

講員の中には被災した方も多い中、出羽三山の神々への篤い信仰を守られている姿には心を打たれます。

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羽黒山、月山、湯殿山それぞれのお山ではご祈祷を受けることが出来るのはもちろんですが、それぞれに先祖・故人の供養を行う場所もあります。

羽黒山山頂の霊祭殿もそのひとつですが、東日本大震災の犠牲者を供養する大きな慰霊塔のまわりには数多くの塔婆が立てられていました。

月山山頂、弥陀ヶ原、湯殿山の各慰霊所(供養場)でも、日々多くの塔婆が立てられています。

出羽三山は、神々へ祈る場所であるとともに、山に集う先祖・故人の霊と向き合い、供養・慰霊する場所でもあるのです。

出羽三山の地で捧げられる人々の深く静かな祈りが、きっと被災地、そして日本全体の復興の光明となると信じております。

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2011年7月16日 (土)

羽黒山 花祭り

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7月15日(金)、出羽三山神社の「花祭り」が羽黒山山頂で行われました。

花祭りは、五穀豊穣を祈願する出羽三山神社の例大祭です。

私も若者頭として奉仕して参りました。

山頂の各所では午前中、黒川能をはじめ様々な芸能が奉納されていました。

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祭りに奉仕する地元手向(とうげ)の若者達は補屋(しつらや)でお神酒、刺し串などで気合を入れた後、合祭殿前でお祓いを受け、花梵天(献燈)を引き出す準備に当たりました。

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ちょうど準備が終わった頃、月山・羽黒山・湯殿山のそれぞれの神様をのせた3基の神輿が引き出され、若者が引く花梵天を先導に、境内をゆっくりと巡回します。

その際、見物のお客さんたちに向けて傾けられた梵天から稲の花や稲穂を模った造花を奪い合うのがこの祭りの見所です。

今年も、境内を埋めた大勢のお客さんたちが、我先に造花を手に入れようと激しくもみ合っていました。

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花祭りが終わり、出羽三山は一年でもっとも賑やかな時期を迎えています。

特に今年は卯年で月山のご縁年です。

ご縁年に登拝すれば格別のご利益があるとされています。

どうぞ皆様、出羽三山参拝にお越しください。

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2011年7月14日 (木)

羽黒山花祭り~子供みこし

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明日、羽黒山山頂で行われる出羽三山神社の例大祭「花祭り」を前に、今日は門前町手向(とうげ)の小中学生による子供みこしのパレードが行われました。

随神門前でお祓いを受けた後、各町9台の神輿が、注連縄が張られた手向の町を巡行しました。

(10ある町のうち、多聞館のある下長屋町だけは子供がいないため、去年から参加していません・・・)

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明日は羽黒山山頂において、9時より随時、黒川能をはじめとする芸能の奉納や、神事、神輿の巡行などが賑やかに行われます。

その様子はまた、後日に。

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2011年5月 7日 (土)

(続)春山代参、坂迎え

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山頂から下り、鍛冶小屋跡で拝し、ちょうどお昼には牛首に至りました。

その頃には風も弱まり、時折青空ものぞく天気になり、同行者皆で弁当を広げての昼食となりました。

付近には、スキーヤーの方たちの姿も見受けられました。

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その後は最終目的地の湯殿山に向けての下りです。

山先達さんが判断したルートで山、谷を下っていきました。

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途中では今にも崩れそうな雪庇があったり、雪崩の痕が見受けられたり・・・

ハラハラドキドキしながらの谷下りになりました。

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慎重に最後の澤を渡り、開山準備に忙しそうな湯殿山に着いたのが午後2時。

ちょうど10時間の行程でした。

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 湯殿山本宮で登拝者全員でご祈祷し、参籠所にて御神酒をいただいて、出羽三山神社が用意してくださったバスで一路羽黒山へ。

羽黒山山頂では行者全員で記念撮影を行い、本日の参籠所である羽黒山斎館に到着しました。

翌朝、斎館でおにぎりを頂いた後、6時半には参籠者全員が三神合祭殿前に集まり、神官によるご祈祷を受けました。

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その後、行人一行は羽黒山の参道を下り、社務所で宮司さんの出迎えを受けたのち、氏子達が待つ各集落へと帰っていきました。

昔は、各集落で月山を望める高台(坂迎え場)で行われたのが「坂迎え」でしたが、今でもその伝統が続いているのは、ごくわずかな集落のようです。

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私の集落では、氏子さんたちと共に烏崎稲荷神社に集い、春山行の報告とご祈祷を行い、その後は「直会」となりました。

氏子皆が、無事に神を迎えたことを率直に喜んでいたようでした。

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各地で遅れ気味だった農作業も、ようやく本格的に始まってきたようです。

出羽三山の神々に見守られながら、豊かな収穫に恵まれますように祈念しております。

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