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2011年11月

2011年11月19日 (土)

雪囲い

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月山も鳥海山もだいぶ下のほうまで雪化粧してきました。

先日はごくわずかでしたが、ここ手向(とうげ)でも初雪が降りました。

そんな中、今週の日曜には多聞館でも雪囲いの作業が行われました。

4人の職人さんを頼み、杉の長木、竹、タキロンという波板などを使って、建物を覆っていく作業です。

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ときおり冷たい雨が降るあいにくのお天気でしたが、庭木の囲いも含めて一日でほぼ終えることができました。

その後数日、お天気を見ながら、やり残した床下や立ち木の囲いやら、鉢植えの引越し作業やら、家周りの片づけやら・・・

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今後はタイヤの交換や除雪機のメンテナンスなども待っています。

本格的な降雪はもう少し先でしょうが、ひとつひとつ冬支度が済むごとに冬は着実に近付いています。

 

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2011年11月15日 (火)

松の勧進はじまる

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羽黒山の門前町手向(とうげ)の町に山伏の吹く法螺貝の音が鳴り渡り、今年も「松の勧進」がはじまりました。

これは羽黒山の百日行「冬の峰」に入っていらっしゃるおふたりの松聖が、大晦日に羽黒山山頂で行われる「松例祭」の浄財を募るために、小聖と呼ばれる山伏を従えて、庄内一円を勧進する行です。

門前町に響く法螺貝の音は、日本の音風景100選にも選ばれています。

成田、勝木の両松聖は手向の各神社を参拝して回ります。

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また、小聖たちは手向の家々を回り、浄財を受ける代わりに神札を配っていきます。

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寒気が入り込んだため、今朝はぐっと冷え込みました。

松の勧進は今日11月15日の手向をかわきりに、年の暮れまで続きます。

松の勧進が始まると、年の瀬が迫ってきていることを実感します。

 

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2011年11月 6日 (日)

羽黒山松例祭 大松明まるき練習

 

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大晦日に羽黒山の山頂で行われる「松例祭(しょうれいさい)」では、ツツガムシを模った大松明が焚き上げられます。

その大松明は地元手向(とうげ)の若者たちが前日に造ります(詳しくは⇒こちら)。

きのう11月5日(土)には、手向の若者たちが上四町、下四町でそれぞれ集まり、この大松明を造る「練習」を行いました。

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この行事はもとは各町ごとにやっていたのですが、若者の減少をうけ、下町では数年前から、上町では去年から四町合同で行うことになったものです。

 上町では25名ほどの若者たちが朝から多聞館の駐車場で練習を行いました。

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藁、縄、網、簾を使って、実物の数分の一の大きさの大松明を、同じ手順で造っていきます。

記憶の曖昧なところ、各町で微妙に違っているところを補い合い、すり合わせながら2時間ほどで完成させました。

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完成した大松明(ツツガムシ)の前に灯明をともし、御神酒を供えて一同で松例祭の無事成功を祈願しました。

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夕方からは一同が市内の温泉に集い、酒を酌み交わしながら親交を深める「付き合い(土洗い)」という行事も行われ、大いに盛り上がりました。

これから松例祭までは関連の行事・作業が目白押しで、あっという間に本番を迎えることでしょう。

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2011年11月 2日 (水)

Media Corpの取材を受けました。

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先日、多聞館ではシンガポールのテレビ局 MEDIA CORP(メディアコープ) からのお客様をお迎えしました。

シンガポールから日本、とりわけ東北地方への観光客を増やそうという取り組みの一環で、シンガポールの皆さんに東北を紹介する番組の取材だそうです。

当初はお泊り頂くだけと伺っていたのですが、お着きになってお話をしているうちに急遽、多聞館でも取材を受けることになりました。

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調理場にいた女将も調理の様子を撮影されたり、インタビューを受けて料理の説明やらなにやら・・・。

インタビュアーのIさんには名物の胡麻豆腐などを丁寧に英語で紹介していただき、おいしそうに召し上がっていただきました。

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今朝には館内の様子なども取材していただき、軒下に干してあった干し柿やカラトリ(芋茎)なども映像におさめていただきました。

Iさんには出羽三山や宿坊、料理、美術、建築など、多方面にわたって深く掘り下げた質問をたくさんしていただきました。

この番組をシンガポールでご覧になり、日本の歴史や文化に興味を持たれたお客様にたくさん来日していただけたら嬉しいです。

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