館内情報 Feed

2011年4月15日 (金)

ふきのとう

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昨秋、時期を間違って芽吹いたふきのとうを鉢植えにしていただきましたが、花を咲かせること無くそのまま冬を越していました。

それが今、多聞館の玄関先で次々に花を咲かせています。

大震災以来、時間が止まってしまったような感覚があるのですが、季節は確実に移っています。

 

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記録的な大雪だったこの冬の記憶も、大震災の衝撃ではるか遠くに追いやられましたが、雪解けの後に見えてくる雪囲いの損傷は、間違いなくこの冬のものです。

雪囲いの撤去作業は例年より1ヶ月近く遅れそうです。

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玄関の脇や裏口など、屋根の雪を下ろした場所にはまだ多くの雪が残っていますが、このところの陽気に目に見えて減っていきます。

秋に植えておいたチューリップも芽をそろえながら日々成長しています。

ユキノシタも花芽をつけています。

悲しみや辛さをじっとこらえている方々にも、困難な作業に尽力されている方々にも、同じく季節は巡っていきます。

次に巡り来る季節への希望が、今を生きる力になってほしいと祈っています。

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2011年3月17日 (木)

本日は停電なし

庄内地域で本日9:00~12:00まで予定されていた計画停電は、節電の効果と水力発電の増大により回避されました。

他地域で午後に予定されている計画停電実施の最終判断は午後3時までにされるそうです。

直前まで実施の有無が分からないのはいろいろと困るのですが、実施を前提にしながらも出来る限り回避しようというのが電力会社の方針だとすれば、やむを得ません。

私たちの不便や我慢が、少しでも被災地の皆様の復興に役立つと信じて、出来る限りの協力をしていきたいと思います。

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2011年3月15日 (火)

山形県でも計画停電実施

東北電力による計画停電が山形県でも実施されることになりました。

発表によると、ここ羽黒を含む鶴岡市などの庄内地方の停電の予定は、

17日(木)午前9:00~12:00  です。

 

停電の間は、電話もつながりませんし、メールのチェックもできませんのでご了承ください。

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2011年3月12日 (土)

祈るのみ。

テレビでは終日、東北各地の震災の様子を伝えています。

その多くが多聞館の親戚や古くからのお客様が住んでいる町。

陽気で信心深く、人情味にあふれる人たちの顔が目に浮かんできます。

昨日から何度も連絡を試みていますが全くつながりません。

早くライフラインがつながってくれれば、と思いますが、状況さえ把握できない甚大な被害がそんな希望を打ち砕きます。

今はただ、皆さんの無事と、犠牲になった方々の冥福を祈るのみです。

 

(多聞館では最初に大きな揺れ(震度4程度)を感じたのみで、すべて平常通りに過ごしております。

多くの方々にご心配を頂きました。あらためて感謝申し上げます。)

 

 

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2011年3月 3日 (木)

ひな祭り♪

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今日3月3日はひな祭り。

ということで、多聞館のお雛様にも赤いお膳に雛菓子や料理をのせてお供えしました。

雛菓子は例年通り、鯛と鱒を模った練り切りです。

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今年はほかに落雁のセットも供えました(こちらの方が日持ちするので)。

庄内の菓子店ではこういったお雛菓子作りが盛んなようで、この時期それぞれのお店が特色あるお雛菓子を提供してくれます。中には飴細工のお雛菓子もあるそうです。

菓子の希少価値が高かった時代に代用としたと思われる手芸の小物も一緒に供えておきました。

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そのほかに自家製の甘酒、ちらし寿司、お吸い物、果物などもお供えし、雛飾りもいっそう賑やかになりました。

多聞館のおひな様は4月の旧節句まで長丁場ですので、お供え物も適宜取り替え、何かごちそうがあればその都度お供えしたりもします。

昔は近所の子供達が連れ立って「おひな様、見せてくださ~い」といって回ってきたとか。

そんな子供達に上げるためのお菓子も用意していたそうです。

今はそんな光景は見られなくなりましたが、多聞館では期間中、甘酒や菓子を用意してお待ちしておりますので、どうぞみなさん、お出でください。

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2011年2月25日 (金)

お雛様を飾りました。

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2月も残りわずかになった今日、多聞館では恒例の雛人形飾りを行いました。

明治の押絵雛、大正の古今雛、昭和の現代雛などを2台の雛段一杯に飾りました。

段飾りの両脇には錦絵の屏風、向かい側には六曲一双十二ヶ月花鳥図屏風も立ててあります。

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ほかにも、昨年逝去された理竹氏作の木目込み人形、武者人形、博多人形、支那人形、昔のおもちゃなども一緒に飾っています。

雛菓子などは後日お供えします。

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お雛様の展示は今日から4月3日(日)までです。

お気軽にお立ち寄りください。

展示に合わせた宿泊プランも用意しております。( ⇒こちら )

こちらもぜひご利用ください。

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2011年2月 9日 (水)

停電!

先ほど、17時頃から19時頃にかけて、ここ手向(とうげ)地区が停電になりました。

この間、電話・ファックスも受けられない状態でした。

現在は復旧しております。

停電中にご連絡いただいた皆様には、お手数でも今一度ご連絡いただけますようによろしくお願いいたします。

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2011年1月27日 (木)

雪下ろし

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今日、ようやく多聞館でも雪下ろしを行いました。

今年の積雪は重さはそれほどではないものの、かさが尋常ではありません。

軒下だけでも、例年なら一度目の雪下ろしを終えたくらいの積雪があります。

というわけで、今年は例年よりも一人多く、5人の職人さんに来ていただきました。

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かさが多い分、作業の進み具合もいつもより遅めです。

そして何よりも、屋根から下ろした雪の量が半端でなく、1階部分のひさしなどはすっかりうずもれています。

多いところでは、2階の屋根にも届くか!というほどです。

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職人さんたちには夕方暗くなるまで頑張っていただきましたが、結局、下の片付け(雪掘り)が残ってしまいました。

これは明日以降の私の仕事になります。

でも、あれだけ積っていた屋根の雪がきれいに下ろされて、ほっとしました。

 

 大雪になったこの冬ですが、もうこれくらいにしてもらいたいですね。 

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2011年1月22日 (土)

連日の雪下ろし。

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ここ羽黒も大雪になりました。

各地からの大雪のニュースに、「こちらはたいしたことなくてよかった・・・」と言っていたのも正月明けまで。

その後は連日のように相当な量の降雪が続いています。

昨日は「雪に埋まった民宿」という新潟からのニュースを見ながら、他人事ではないなあ、と女将と話していました。

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そんなわけで、このところ毎日のように除雪作業、雪下ろしに追われています。

多聞館の母屋の雪下ろしは職人さんに頼んで行っていますが、そのほかにも玄関や庇(ひさし)など、低くて雪の乗りやすい場所は私の受け持ちです。

上の画像は玄関、下は離れの庇です。

どちらも背丈ほどの積雪でした。

ただ、例年よりも軽く柔らかい雪質で、作業は楽でした。

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また、先日こちらで1回目の雪下ろしの様子をお伝えした萱葺きのお宅では、早くも2度目の雪下ろしを行いました。

すでに積雪は屋根に付くくらいになっていたので、雪を下ろした後には軒を掘り出す作業も行いました。

これを怠ると、雪の粘力によって屋根が引っ張られて損傷してしまうのです。

ここ手向(とうげ)の雪下ろし職人さんの間では当然とされている作業ですが、雪下ろし以上にきつい作業ゆえ、最近は手を抜く人もいるとか・・・(もちろん依頼主からヒンシュクを買うことになるでしょうが)。

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あわせて、母屋の隣の倉の雪下ろしも行いました。

こちらは1度目の雪下ろしということで、圧倒されるほどの積雪量でした。

ここも下ろした雪を再度掘り上げなければならず、また、途中、雪下ろしの道具である「スノーダンプ」が壊れたりもしたため、2日掛かりの作業になりました。

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1階部分はもうすっかり雪に埋まっています。

この先も雪が降り続くようなら・・・考えるだけでもうんざりです。

 

 

 

 

多聞館の雪下ろしは来週中に行う予定です。

降るだけ降って、下ろした後はもう降らない、なんてうまい具合にいけばいいのですが。

各地で除雪作業、雪下ろしでの死傷者が多く出ているようです。

雪国の皆さん、お互い十分に気をつけながら頑張りましょう!

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2011年1月10日 (月)

雪遊び

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今日、多聞館には親戚の方たちが、小2を頭にした三姉妹を連れて遊びに来てくれました。

田舎料理でおなかがいっぱいになると、子供達は外遊びモード。

各々カラフルなスノーウェアーを着込んで、多聞館の駐車場に駆け出していきました。

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駐車場には降り積もったばかりの新雪がいっぱい!

そり、かまくら(?)作り、雪玉合戦、雪中ほふく前進・・・と、思う存分楽しんでいました。

雪国に生活していると、雪は「戦いの相手」のように思えてきますが、雪があるだけでこんなに喜んでくれている子供達を見ていると、実はものすごい資源なのかも・・・、と思えてきます。

子供達に思う存分、雪遊びをさせてみたいと思っていらっしゃる皆様、どうぞ多聞館に遊びにいらっしゃってくださいね。(もちろん、大人の方でもOKですよ。)

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