出羽三山 Feed

2020年1月 4日 (土)

明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます
令和二年・2020年が皆様にとって災いなく、幸多き一年となりますように祈念申し上げます

多聞館 スタッフ一同

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多聞館の年末年始は、例年通り多くの客様をお迎えして賑やかな日々となりました。

ご宿泊のお客様に加え、年末・年始のツアー、地元の祝宴、仕出しなどで、帰省中の兄家族にも応援してもらいながら忙しく過ごしました。
もっとも、ほとんど積雪がない状況が続いており、除雪作業の必要がなかったのには助かりました。

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大晦日にお泊りの国内外からお越しのお客様は全員、松例祭に出かけられ、それぞれに思い出深い一夜を過ごされたご様子でした。

元旦には雑煮をはじめ、地域伝統の正月料理をお召し上がりいただき、喜んでいただきました。

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私は大晦日の夜だけ羽黒山山頂で松例祭に奉仕して、ちょっとだけ「若者」の雰囲気を懐かしんできました。

今年は先途方だった上町の若者たちが思いのほか、段取りよく仕事を進めていて嬉しく感じました。補屋(しつらえや)もいつも以上にきちんと整頓されていたのが印象的でした。

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元日には松例祭で受けた引き綱を畳んで飾る「綱のし」に参加し、無事、町内のお宅の軒に飾ることができました。毎年の事ながら、清々しい気持ちになりました。

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四日になり忙しさも一段落、ようやく頂いた年賀状を読んだり、たまった新聞に目を通したりしています。

そんな中、今年がどんな一年になるのだろう、と思いを巡らせたりしていました。

観光の面では、昨年のようなゴールデンウィークの10連休はなく、地域的にもDCキャンペーンや国宝五重塔の公開などといった目玉も予定されておらず、来年の丑年御縁年をまえにちょっと一服、という感じになるのだろうと予想しています。

ただ、そういう時期こそ、足元を固め、将来に備えることも肝要だと考えています。

多聞館でも、閑散期を有効に活用しながら業務全般を再点検し、設備やサービスの一層の向上を図っていきたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年11月15日 (金)

羽黒山松例祭~松の勧進

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11月15日、朝方までの雨も上がった頃、羽黒山の門前町手向(とうげ)に山伏の吹く法螺の音が響き渡りました。

大晦日に行われる羽黒山松例祭の浄財の寄進を募る「松の勧進」の始まりです。

位上・先途の両松聖が小聖と呼ばれる山伏を従えて、手向内の末社などを回り、そのほかの小聖たちが家々を回って浄財の寄進を集めます。

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当館に立ち寄った小聖さんと、ちょうど通りがかった小聖さんが写真撮影に応じてくださいました。
ありがとうございました!

ここ数年で、小聖さんたちの顔ぶれもガラッと変わっています。

もちろん、祭りを支える若者衆の顔ぶれも同様です。

難儀なことも多いでしょうが、松聖様の満願成就と松例祭の無事成功を心より祈念しております。

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2019年11月 3日 (日)

羽黒山松例祭~大松明まるき練習

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今年も例年通りのこの時期に、暮れの羽黒山松例祭で造られるツツガムシを模った大松明を造る練習が、当館の駐車場で行われました。

参加したのは羽黒山の門前町手向(とうげ)の上四町の若者達。(私は若者OBとして、旅館の中で仕事をしながら、作業を見守っていました。)

2時間足らずで、本番のツツガムシの縮小版を造り上げました。

祭りに参加する若者の数は年々減少していますが、祭りの根幹を成す技や知恵はしっかりと伝承されているようで、頼もしく感じました。
参加された若者の皆さん、ご苦労様でした。

羽黒山松例祭の詳細については⇒「松例祭見学案内」

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2019年9月29日 (日)

第61回奥の細道 羽黒山全国俳句大会開催

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9月28日(土)、29日(日)の両日、俳人の夏井いつき先生と作家の夢枕獏先生を招き、第61回の「奥の細道 羽黒山全国俳句大会」が開催されました。

28日には、いでは文化記念館において「子供の部」の選評と表彰が行われました。例年なら、本大会のプログラムの一部に組み込まれていた子供の部でしたが、今年は前日に独立させて行われました。

およそ20年前のこの大会に選者としておいでいただいた金子兜太先生のアドバイスをきっかけに始まった子供の部。今年も全国の小中学生から2千7百を越える投句があり、その中から34句の入選句に対して表彰が行われました。

夏井先生も夢枕先生も、ひとりひとりの子どもに語りかけるように、丁寧に選評をしてくださり、参加した子ども達にとっては忘れがたい経験になったことと思います。この子供達にはぜひ、当地の俳句の伝統を継承していって欲しいと思いました。

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夕方からは場所を羽黒山山頂の参集殿に移し、月刊「俳句」の立木編集長のコーディネートの下、夏井先生と夢枕先生の対談を行いました。
お二人の話題は多方面に及び、時には俳句とは無関係の話にもなっていましたが、最後にはきっちりと俳句についてのお話でまとめてくださいました。
その後、「斎館」に場所を移して、会食をしながらの交流会を行いました。
先生方はお二人とも、お酒がお好きなご様子で、グラスを傾けながら参加者との話や写真撮影に応じていらっしゃいました。

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今日の本大会では、芭蕉翁の奥の細道紀行330年を記念する特別セレモニーと開会行事の後、夢枕先生の講演、そして午後からは夏井先生による兼題と当日句の選評が行われました。

会場を埋め尽くした150名ほどの参加者それぞれが、学びと気付き、そして感動を得た一日だったと思います。

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芭蕉が12日間も滞在して数々の名句を残し、さらにはここで「不易流行」の境地に至ったともいわれる出羽三山の地に、俳句文化がしっかりと根ざしていくように、この俳句大会を大切に継承していきたいと思います。

参加された皆様、関係者の皆様、ご苦労様でした。

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2019年9月 1日 (日)

秋の峰~出峰

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昨日8月31日の羽黒派修験道羽黒山正善院荒澤寺主催)につづき、今日9月1日の夕方には羽黒派古修験道(出羽三山神社主催)の山伏一行が秋の峰と呼ばれる修行を終えて、手向(とうげ)の里に下りてきました。

装束の汚れ具合から、今年も充実した修行ができたことがうかがわれました。表情に満願成就の達成感があふれている山伏も少なからず見受けられました。

秋の峰が終わると手向は一気に秋色に染まることでしょう。

秋の峰に参加された皆様、ご苦労様でした。

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2019年8月26日 (月)

秋の峰はじまる

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昨日8月25日の羽黒派修験道の秋の峰羽黒山正善院荒澤寺主催)につづき、今日は羽黒派古修験道の秋の峰(出羽三山神社主催)が始まりました。それぞれ7日間の日程で、羽黒山中に篭りながら、山掛けや勤行などの修行を行います。

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今日の羽黒派古修験道の秋峰には国内外から165名が参加したそうです。

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時代が移っても、羽黒修験の核心をなす秋の峰の修行の重要性は変わらず、多くの人々をひきつけているようです。
参加された皆様の無事満願を祈念しております。

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2019年7月14日 (日)

羽黒山花祭り~子供みこし

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明日7月15日の出羽三山神社例大祭「花祭り」を前に、今日は羽黒山の門前町手向(とうげ)で子供みこしが催行されました。

山伏を先導に、色取り取りの造花で飾られた各集落のみこしを子供達が担ぎ、手向の町を練り歩いていきました。

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その後、みこしは各集落に戻って家々を回ります。

ここで頂いた初穂料は子供達の大事なお小遣いとなります。
子供の数も世帯数も昔から見ればずっと減少しましたが、手向の子供達、集落の人々にとっては変わらない営みが今年も無事、行われました。

関係者の皆様、ご苦労さまでした。

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2019年6月26日 (水)

石段マラソンのエントリーが始まりました!

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10月20日(日)に開催される「第19回羽黒山石段マラソン全国大会」のエントリーが6月20日(木)から始まりました(~8/30)。

新しくなった大鳥居を出発し、羽黒山の門前町手向(とうげ)を駆け抜け、2446段の石段を上りきる全長約6キロのコースです。

合わせてウォーキングコースとして、約1.9キロの石段コースと、約2キロの宿坊街コースも同時に募集を開始いたしました。

多くの皆様のエントリーをお待ちしております!

詳細については ⇒こちら

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2019年5月 9日 (木)

春山代参・坂迎え

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(少し前のことになってしまいましたが)5月4日の未明から5日にかけて、春山代参に参加してきました。これは、羽黒山の門前町手向(とうげ)の各集落の代表ら(行人)が、雪深い月山に詣で、山の神を里へと迎える伝統行事です。私自身は8年ぶり、3回目の行人です。

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5月4日の未明、神社のバスで月山に向かい、途中、小月山神社で道中安全祈願。その後除雪が途絶えた6合目からいよいよ雪山登山が始まります。道路の雪の壁は5メートルもあったでしょうか。

白装束に竹杖、腰には鈴をつけた行人一行は、訓練を兼ねた山岳捜索隊の皆さんに同行していただきながら雪山を登って行きます。

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途中、8合目の中の宮では、屋根だけが現れている神社を参拝。参籠所に入って朝食をとりました。ここでは前日から準備してくれていた神社の職員が、温かい味噌汁でもてなしてくれました。

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朝食後、朝日に輝く雪渓を一路山頂に向けて出発です。
9合目の仏生池も参拝。ここの小屋は全容を現していました。

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歩き始めておよそ7時間、昼前には月山頂上に到着しました。

連休中ということで、多くのスキーヤー達が山頂に集っている中、屋根を現している月山神社本宮を参拝。参拝中、灯した灯明が消えないほどの好天気でした。

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ゆっくりと昼休憩を取ったあとは湯殿山への下りです。

残雪の状況によって進むべきルートが変わるので、山先達と山捜隊が相談しながらの慎重な下りとなりました。

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無事湯殿山に下り、御神体を参拝したあとは参籠所で休憩の後、羽黒山の斎館にバスで移動して参籠です。
行半ばとはいえ、山掛けを終えた安堵感から、お酒も進みました。

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翌朝は羽黒山山頂の三神合祭殿で参拝の後、石段を下って手向の里へ。

出羽三山神社の社務所で宮司さんや神社職員、氏子の皆さんに出迎えられ一緒に神拝を行いました。

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そして各集落へと戻って、山の神を迎える「坂迎え」行事が行われました。

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これをもって一連の春山行の終了です。
昼からはともに山に参った行人たちが当館に集い、心行くまで「反省会」を行いました。

素晴らしいメンバーと最高の天気に恵まれ、思いで深い春山行となりました。
ともに春山行に臨まれた皆様、ご同行いただいた山捜隊の皆様、お世話になった神社関係職員の皆様、どうもありがとうございました。

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2019年4月29日 (月)

祓川普請

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「昭和の日」の今日、恒例の祓川普請(はらいがわぶしん)が行われました。

羽黒山の門前町手向(とうげ)の全世帯が参加して、羽黒山参道の清掃と、各集落内の道路と水路を整備する古くからの行事です。

各集落には毎年、羽黒山参道の同じ区域が清掃すべきエリアとして割り当てられています。集落ごとの境界には境界杭も設置されています。

区域は毎年同じでも、年々人口が減少し高齢化も進んでいるので、年々大変さが増しているようです。

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清掃後には集落に戻り、用水路などの整備も行いました。

作業終了後には「直会(なおらい)」です。出羽三山神社からいただいた御神酒とビールをほどほどに頂きました。

10連休はまだ続きます。一年で最もきれいに清掃された参道をぜひ、大勢のお客さんに歩いていただきたいと思います。

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