出羽三山精進料理プロジェクトの研修旅行が、10月22日から2泊3日の日程で行われました。
研修先は真言密教の聖地「高野山」です。
宿泊を依頼した宿坊「不動院」さんでは、もてなしの心のこもった精進料理を頂くとともに、住職様から、高野山や宿坊の歴史と現状、精進料理の心など幅広いテーマについて、とてもためになるお話を伺いました。
翌朝は、山上の御廟で行われる「生身供(しょうじんぐ)」と引き続いてのお勤めを拝見し、また、不動院でのお勤めにも参加しました。
高野山の精進料理が、篤い信仰に根ざしていることを強く認識しました。
また、高野山の観光協会様にも時間をとっていただき、独特の形態をとっている組織の成り立ちや運営、現状と課題などについてかなり踏み込んだお話を伺いました。
私達の出羽三山地域の現状と課題にも共通することが多く、今後のプロジェクトの活動、町づくりに大いに役立つ研修でした。
バスを利用しての研修旅行だったので、移動時間が長く大変な面もありましたが、その分、車内でも大いに議論し、考える時間もたっぷりあり、プロジェクトメンバーの親睦を深めることもできました。
研修旅行の成果はメンバー全員で共有し、ぜひ、今後の活動につなげて行きたいと思っています。
参加された皆さん、ご苦労様でした。
10月4日(金)~6日(日)に鶴岡市内の「まちなかキネマ」や出羽庄内国際村、山王通り商店会などの各所で「鶴岡・食の国際映画祭と食のフェスタ」が開催されます。
私達の「出羽三山精進料理プロジェクト」でも、10月5日(土)と6日(日)の2日間、まちキネの駐車場において、ごま豆腐、くるみ豆腐、とち餅、薬湯茶の販売で参加します。
昨年に続いて2度目の参加となります。
・・・・・・・ おしながき・・・・・・・
ごま豆腐(あんかけorごまだれ) @¥200
くるみ豆腐(あんかけ) @¥200
とち餅(あんこ) @¥300
薬湯茶 (約1合) @¥100
(11時頃から販売し、売切れ次第終了いたします)。
昨年は、2日間とも好評を頂き、早々に完売となりました。
今年も多くの皆様のお越しをお待ち申し上げております。
本日、鶴岡駅前の広場で開催された食のイベント「鶴岡ふうど駅スポ2013」に、私達の「出羽三山精進料理プロジェクト」から「仕出し弁当」を提供いたしました。
当館と各宿坊、食事処のメンバーがそれぞれ用意した一品を持ち寄り、手際よくパックに詰めていきました。
やっと採れ始めたばかりの自生の月山筍、アカミズ、フキ、ワラビなどの山菜料理に、ごまどうふや巻き油揚げ、湊揚げなどの伝統料理、デザートには羽黒産のさくらんぼも添え、彩りよくまとめ上げました。
運び入れた駅前の会場には、特設のステージが設けられ、様々な伝統芸能が賑やかに披露されていました。
その周囲に張られたテントやビル内では、地元の食材を使った様々な飲食物が販売され、多くのお客さんで賑わっていました。
用意した仕出し弁当は完全予約制で、ほどなく受け渡しは完了しました。
明日は、荘内神社で開催されるイベントに同様の仕出し弁当を提供いたします(こちらも完全予約制です)。
今回の「鶴岡ふうど駅スポ2013」で提供した仕出し弁当には、「出羽三山精進料理プロジェクト」に参画している各施設でご利用いただけるクーポン券もお付けしております(有効期限本年11月末)。
ぜひ、ご利用ください。
6月15(土)と16(日)に開催される「鶴岡ふうど駅スポ2013」に、私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も精進料理の仕出し弁当で参加します。
参加を決めてから、これまで何度か話し合いを重ねて準備してきましたが、5日(水)夜には実際に弁当のサンプルを作って試食会を行いました。
それぞれのメンバーが担当する料理を持って多聞館に集まり、料理の性質や味、色合いなどを話し合いながら、容器に詰めていきました。
このような過程が、メンバー相互の学び合いともなり、よい刺激にもなります。
結局、若干の変更を加えて、「これでいこう!」という献立が最終決定しました。
その後は、メンバーみんなで試食会。
メンバーが丹精籠めて用意してくれた料理に箸も進み、夕食を済ませてきたという方々も含めて、皆さんほぼ完食でした。
シーズンが始まったばかりの天然の月山筍をはじめ、出羽三山精進料理の伝統の一品一品を、心を籠めて調理するし出し弁当を自信を持ってお勧めいたします。
今回の「鶴岡ふうど駅スポ」での精進料理仕出し弁当の提供は、完全事前注文とさせていただきます。
15日(土)は鶴岡駅前のマリカ広場特設会場ブースでの受け渡し 11:30~13:30(限定50食)
16日(日)は荘内神社でのイベント参加者の昼食としてのお届け 11:30頃~ (限定50食)
料金は¥1500(税込み)です。
ご予約は ⇒ TEL 0235-29-1287 鶴岡食文化産業創造センター まで
先日、こちらでも紹介しましたが、2月10,11日の両日、藤沢市の「湘南モールフィル」において、「出羽三山精進プロジェクト」メンバーによるイベントが開催されました。
この企画は、同会場において足掛け6年間、15回にわたって庄内地方の物産展を開催してこられた「やまがた庄内産直出前便」のお誘いを受けたものです。
出羽三山精進料理のメンバーである大聖坊の星野さんが調理した栃餅や納豆汁を召し上がっていただきながら、羽黒山伏の成瀬さんと私の三人で、出羽三山と山伏、精進料理と宿坊などついて紹介しました。
2日間計4回のイベントには、子供からご年配の方々までの150人ほどが参加して、料理に舌鼓を打ちながら、熱心にトークに聞き入っていただきました。
今回のイベントを通じ、湘南の多くの方々に、出羽三山、山伏、精進料理などにふれる機会を持っていただくことが出来ました。
いずれは、実際に当地にお越しになって実際の文化を体感していただきたい、と私達の期待がふくらみます。
イベントの開催に当たっては、やまがた庄内産直出前便実行委員会の皆さんや、地元からお手伝いに来てくださった皆さんに全面的に協力していただき、何とかやり遂げることが出来ました。
お世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。
昨年6月に発足した「出羽三山精進料理プロジェクト」。
これまでの一年間、地域内・山形市・東京などでのPR活動や、メンバー同士での勉強会を重ねてきました。
プロジェクトの今年度の締めくくりは・・・
⇒「湘南にほら貝響く!」と題し、藤沢市の湘南モールフィル2Fの特設会場において、2月10(日)と11日(月)の両日、午後13:00と15:00の2回ずつ、出羽三山と山伏、そして精進料理についてのイベントを開催します!
同会場では、9日(土)からの3日間、出羽三山と精進料理にまつわる展示も行います。
この企画は、同会場において足掛け6年間、15回にわたって庄内地方の物産展を開催してこられた「やまがた庄内産直出前便」のお誘いを受けたものです。
「産直出前便」の実行委員会の皆さんが長年にわたって培ってこられた庄内と湘南の結びつきを、出羽三山・山伏・精進料理等の歴史・文化の紹介を通じて、さらに深められたらいいなあ、と思っております。
興味を持たれた多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。
同時に、9日(土)は、東京の神宮前において、外国人の方々を対象としたPRイベント“Shojin Ryori from Dewa Sanzan”も行います。
両イベントとも、ごく少数のメンバーでの開催となりますが、新たな地において出羽三山精進料理プロジェクトの今後につながるよいイベントとなるように頑張ってきたいと思っております。
今後とも、「出羽三山精進料理プロジェクト」への応援をよろしくお願い申し上げます。
10月28,29日の両日、出羽三山精進料理プロジェクトによるPRイベントが、東京の2会場において開催されました。
世田谷区の生活工房と、有楽町の外国特派員協会(FCCJ)で開催した3つのPRイベントを通じて、のべ100人以上のお客様に、羽黒から持ち込んだ旬の食材を調理した精進料理を召し上がっていただきながら、出羽三山の歴史、自然、食文化などを紹介してきました。
今回はプロジェクトから12名のメンバーが参加しましたが、出発前には皆で何度も打ち合わせを重ね、食材の確保にも苦労しながら準備をしていきました。
また、今回は一緒に行けなかったメンバーの方々にも、自家製の漬物や米、器の提供などを通じて協力してもらいました。
往復とも深夜のバス移動、慣れない厨房での調理、次々に起こるハプニングへの対応・・・
メンバーは皆相当疲れていましたが、お客様たちの満足そうな笑顔に、十分な手ごたえを感じてきました。
実際、今後のプロジェクトの発展につながるような反応やご提案も少なからず頂き、期待も膨らんでいます。
なによりも、プロジェクトメンバーたちが苦労と喜びの経験を共有したことが、今後の活動の大きな力になっていくと感じています。
今回の東京でのイベントにご参加くださった皆様、お世話いただいた生活工房・FCCJの関係者の皆様、あらためて感謝申し上げます。
協力いただいたプロジェクトの皆さん、ご苦労様でした。今後ともよろしくお願いします。
10月8日、山形市中央公民館において、「出羽三山精進料理と出会う ~ 山と人と祈りの食」が開催されました。
羽黒町観光協会の会員有志によって組織する「出羽三山精進料理プロジェクト」が初めて地元を飛び出して、出羽三山とそこに受け継がれてきた精進料理をPRする企画です。
プロジェクトメンバー達は、イベントの進め方や献立、食材の調達、使用するお膳・器等々について、これまで何度も打ち合わせを重ね、準備を進めてきました。
午後に山形入りしたメンバー達はさっそく会場準備、調理、配膳に励みました。
プロジェクトの立役者の成瀬君は、プレゼンの詰に最後まで余念がありません。
そしていよいよ本番。
食事に先立ち、プレゼンテーションとして、出羽三山の自然と精進料理の食文化の紹介、宿坊の女将さん達による精進料理や宿坊にまつわる話などを聞いていただきました。
その後、和室に場を移し、精進料理を召し上がっていただきました。
宿坊の倉に眠っていた朱塗りの膳にのせられた年代物の器、その中にはメンバー達が食材集めから調理まで、心をこめて用意した料理が盛られました。
乾杯は地元の酒蔵「竹の露」さんの「白露垂珠 純米大吟醸」です!
参加された皆様には、出羽三山に思いを馳せながら、滋味溢れる料理を喜んで召し上がっていただきました。皆さんほぼ完食だったようです!
また、様々なご感想やご助言を頂き、今後のプロジェクトにとって、とても参考になりました。
お帰りになる際の皆様の表情、温かいお言葉に、後片付けする手にも新たな力が湧いてきました。
何百年にもわたり、出羽三山の参拝者と山の神々を結び付けてきた出羽三山の精進料理が、この夜は、山形で初めてお会いした皆様とプロジェクトメンバー達の笑顔を結び付けてくれました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
ご協力いただいたプロジェクトメンバーのみなさん、ご苦労様でした。
今日から3日間の日程でスタートした「鶴岡・食の国際映画祭と食のフェスタ」(於・まちキネ)。
初日の今日は、お天気にも恵まれて、賑やかなスタートとなりました。
私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も、真新しい藍染ののぼりを掲げたブースで、とち餅、ごまどうふ、くるみどうふ、薬湯を販売しましたが、いずれも午後の早い時間帯で完売となりました。ご購入いただいたお客様には心より御礼申し上げます。
これらを目当てにお越しになったのにご購入できなかったお客様には申し訳ございませんでした。
明日も、午前11時頃から、今日と同じく、とち餅、ごまどうふ、くるみどうふ、薬湯を特価にて販売いたします。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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